情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

グアムに67機+9機を移転するという米国文書原文~普天間+岩国を十分カバー

2009-12-17 06:51:28 | 有事法制関連
 マスメディアは、宜野湾市がウェブサイトで、「グァム統合軍事開発計画」(2006年7月)に「海兵隊航空部隊と伴に移転してくる最大67機の回転翼機と9機の特別作戦機CV-22航空機用格納庫の建設、ヘリコプターのランプスペースと離着陸用パッドの建設」とあり、普天間飛行場の海兵隊の海兵隊ヘリ部隊はグアムに移転するものであるとの指摘を無視したまま、民主党政権の辺野古飛行場建設ペンディングを「無策」と批判する。血税を使って、部隊が予定されていない飛行場を作ることを推奨するマスメディアは、有害も有害、究極のマスゴミだ。

 宜野湾市が指摘する文書の英文タイトルは、【Guam Integrated Military Development Plan】。http://www.docstoc.com/docs/5646080/Guam-Integrated-Military-Development-Planで読むことができる。その71頁(全91頁)に次のような記載がある。

 Construction of additional hangars to accommodate the bed-down of up to 67 rotary aircraft, plus up to 9 Special Operations CV-22 aircraft that would be co-located with the ACE;

 これは、まさに宜野湾市が指摘する通り、67機のヘリが移転するということだ。

 自衛隊の資料によると、現在、普天間飛行場に配備されているヘリコプターは、

CH-46E中型ヘリ 26機
CH-53E大型ヘリ 14機
AH-1W軽攻撃ヘリ 13機
UH-1N指揮連絡ヘリ 8機

の合計61機だ。

 これに岩国から移転されるとするCH-53D8機を入れると合計69機。67機では足りないと思うかもしれないが、67機のほかに予定されているCV-22とはオスプレーのことであり、これはCH46Eなどの代替機とされる。したがって、実質的には、グアムに移転するヘリは合計76機。つまり、辺野古61機プラス岩国9機を入れても十分に受け入れることができるわけだ。

 マスメディアは、この数字について、どう説明するのか?この数字の答えを得ないままに、日米関係にひびが入るなどという戯言をいうのは、大本営発表に従った第2次大戦の報道とまったく変わらない。事実を直視しない報道だ。

 マスメディアがダメダメでも、インターネットがある。

 多くの人に、Guam Integrated Military Development Planの存在を知らせよう!印刷してマスメディアにFaxするのもいいかもね!



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