情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

読売新聞は越前谷知子記者中川前大臣酒席同伴問題で検証委員会を立ち上げないのか?

2009-02-24 07:34:53 | メディア(知るための手段のあり方)
 読売新聞の越前谷知子記者が、中川前大臣の飲酒失態疑惑の直前の酒席に同伴していたことは、同記者のプロフィールが同社のホームページから削除されたことから、インターネットではさらに問題視されている。しかし、渡邉恒雄の責任を問う声は少ない。なぜだろうか。


 朝日新聞はサンゴ事件で、写真記者がサンゴを傷つけるというフレームアップ写真をとったことで社長が引責辞任する事態となった。

 今回の事件は、写真記者とは比べものにならないくらい権力に近く、それだけ監視義務の高いはずの政治記者が、政治家の失態の原因をあえて隠蔽した可能性が大きい。しかも、本件のようなケースは、記者と政治家との日常的な関係に端を発している可能性が大きく、そうだとすると、渡邉恒雄の責任もそれだけ重くなる。当然、引責するべきではないだろうか。

 そもそも、今回の事件、記者は、飲酒に気づかなかったと主張しているようだが、あまりにも不合理だ。少なくとも、読売側には、記者の説明が不合理ではないことを説明する義務がある。そうでなければ、読売新聞の記事は、「眉唾」ものだと公言しているようなものだ。

 個人攻撃をするつもりはないが、読売がきちんと第三者委員会による検証を行わない限り、記者及び最高責任者の責任を問い続けたいと思う。





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