情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

100mSvでも安全!~この文章の筆者はいったい誰でしょうか?

2011-09-29 22:21:29 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 次の文章は、完全に誤っている。どこが違うかは、お分かりですよね。問題は、この文章の筆者がだれか、ということ。お分かりですか?回答は2、3日後に!!


【放射線の影響は、1時間当たりの放射線量と浴び続けた時間をかけた値で考える。普通は、この値が年間100ミリシーベルトを超えなければ、体に影響は出ないとされている。20ミリシーベルトはかなり余裕を持った数字だ。】

 →「体に影響が出ないとされている」というのは、完全な誤り。100ミリシーベルトで体に影響が出ないという説もあるが、有力説は低い線量でも健康に影響があるという説。国際放射線防護委員会(ICRP)も影響があるという説を採用している。

 ICRP2007年勧告
 「(62)がんの場合、約100mSv以下の線量において不確実性が存在するにしても、疫学的研究及び実験的研究が放射線リスクの証拠を提供している」

 
 この文章の筆者は、100mSv被ばくした場合、ICRPががんで死亡するリスクが0.5%上がると述べていることに触れたうえ、次のように説明している。

【日本人の3人に1人はがんで亡くなる。がん死亡の約3割はたばこが原因で、それに比べるとリスクはとても低い。100ミリシーベルトの放射線を浴びるよりも、たばこを吸う方が危険と言える】

→この筆者は、たばこの煙が漂う場所で生活しているのだろうか?たばこは自分で吸うかどうかを決めることができるが、今回の事故による放射線被ばくはそこに住む者全員に強制されるものだ。この二つを同列に比較する神経を疑う。

 さて、この「安全デマ」の作者は?

 分かった方は、ぜひ、この筆者に抗議を!そして、この筆者にこのような表現を許すような情報提供の仕方をしてきた政府にも抗議を!

 分からない人は、回答を待って、アクションしてください!

 






●日本、特に東北・関東の保護者必読の書●

「ICRP Publ. 111 日本語版・JRIA暫定翻訳版」(http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15092,76,1,html)

「緊急時被ばく状況における人々に対する防護のための委員会勧告の適用(仮題)=109」
(http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,15290,76,1,html)

アメリカ科学アカデミーの文献「BEIR-VII」(Biological Effects of Ionizing Radiation-VII、電離放射線の生物学的影響に関する第7報告)
http://archives.shiminkagaku.org/archives/radi-beir%20public%20new.pdf



◆東電本社の記者会見は、午前11時~正午から始まる単独会見、午後5時ごろからの統合本部会見の2回となっている。インターネットで生中継と録画配信されている◆

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 口座名称は、木野龍逸支援の会(キノリュウイチシエンノカイ)


 なお、銀行からの場合、
 ゆうちょ銀行
 〇一九店
 当座預金
 0362362
 にお願いします(できれば郵便局の振替でお願いします)。



◆以下参考◆


原子炉建屋とタービン建屋の図。クリックで拡大できます。

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【日弁連の東日本大震災・原発事故災害復興支援活動】
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JAPAN IS NOT US'S COLONY! We won't support US BASE. All US BASE OUT! from our country.

Please HELP Okinawa. 75% of the American bases in JP is in the islands, only 0.6% of JP land. Relocate #Futenma base outside.

Marine in Futenma must go back to your country. There is no place where the base of Marine is acceptable in Japan.

Okinawa and a lot of Japanese oppose the transfer of the Futenma base to Henoko


At least180 MPs of ruling parties say NO to Futenma relocation within Okinawa. Check this http://bit.ly/9jQIW8



 ●今回の原発事故から、原子力村の実態、大手マスメディア経営陣がそれに取り込まれている実態が明らかとなりました。この実態を打破するための仕組みを紹介した拙著を紹介させていただきます。もし、このブログをお読みの方でまだ、これらの本に目を通されていない方は、最寄りの図書館にリクエストしてお読みください。外国でどのような対策が実行されているかがお分かりいただけると思います。今後、3・11の再来を防ぐための具体的な方法のいくつかだと確信しています。








★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて:Gilbert's Nuremberg Diary)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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子どもたちの未来を放射能まみれにしていいのか~橋本勝の政治漫画再生計画第264回

2011-09-29 21:36:09 | 橋本勝の政治漫画再生計画
【橋本勝さんのコメント】
6万人の脱原発デモなんて関係ない
子どもたちが放射能の危険に
さらされているなんていう訴えも無視
原発事故発生から半年が過ぎているのに
一向に収束の目途はたたない
そんな危機的な状態なのに
政治家たちは結局
自分たちが生きている間だけでも
日本がもってくれればそれでいい
子どもたちの未来なんて
心配したってしょうがないと考えているのだろう
そんな想像力なき、冷酷非情な
政治家たちは、すぐにでも
政治の場からサヨナラしてほしい。


【ヤメ蚊】
 サヨナラさせるために、地元の政治家に脱原発に賛成しないと次回は落選運動をするぞ、という意思を手紙、メール、電話で伝えよう!ノーアクション、ノーライフ!





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