情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

酒席同行記者の所属社は自ら公表するべきだ!~中川前大臣との●●な一夜

2009-02-23 00:05:30 | メディア(知るための手段のあり方)
 中川昭一前大臣のみっともない姿は、その失態自体よりも、途中で退席しなくてもよいという判断をすることができた「記者との緊張感のない関係」に腹が立った。どうせ厳しい質問をすることがないと記者をなめきっているからこそ、あのような大胆な振る舞いができたのだろう。

 それに呼応するかのように、前夜、中川前大臣と酒席をともにした4人の記者の所属社は、当日の昼もともにした女性記者所属の読売新聞以外は明らかにされていない。

 共同(http://www.sanspo.com/shakai/news/090220/sha0902200503008-n1.htm)によると、「玉木氏は予算委で、中川氏は13日夜にもローマで懇談会を開いており、読売新聞記者1人を含む男性2人、女性2人の計4人の記者が参加したことも明らかにした。記者の所属については2人が公表を控えてほしいと要望し、もう1人は未回答だという」。

 後ろめたいことをしていようが、していなかろうが、このような事態にいたって、公表を控えてほしいとは何事か?報道を業とするなら、どんな批判を浴びてでも公表するべきだ。

 また、他社だって調べればすぐ分かるだろうし、それを書かないのはどういうつもりか?

 前夜ともにした4人は、女性3人、男性1人という情報も流れていた。

 うがった見方をすれば、政府とマスメディアが情報隠しを共謀している可能性もある。その場合、理由は、女性が3人ではいかにもまずかろうってことだろう。 

 週明けにマスメディアが正しい判断をするよう期待したい。

 この隠蔽は、珊瑚事件どころの話ではない!



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