長期不況:米戦略の成果か日本の自責失点か?
真面目で勤勉に働く国民を持ち、国民も政府もその健全な活動とそれによって得られた成果(経済成長・社会の安定)に自信を持っていた国が、突如として30年近い期間、殆ど成長しない国に成り下がってしまったと言う事が現実に起こっています。
そして、何故そんな事になってしまったのか、政府もその道の碩学たちもどうも良く解らないようで、国民に納得のいくような説明が出来ず、適切な政策がとれないので、国民の方も、何をしたら以前の元気を取り戻せるのかわからず、右往左往するばかりで、トンネルの先にはまだ微かな明かりさえも見えないといった状態です。
とうにお気づきでしょうが、これが今の日本の状態ではないでしょうか。
1980年代の前半まで、「ジャパンアズナンバーワン」とエズラ・ボーゲルが書いた時代までの日本は何だったのか、あの日本はどこへ行ってしまったのか、よく考えてみると、やっぱり不思議な現象が起きていた、という事ではないでしょうか。
安倍さんはゴルフ場から護衛艦の艦上まで、日米同盟の強化を喧伝してきましたが、上の問題(日本の長期不況)と日米関係におけるアメリカの影響力とは「関係ない」のでしょうか。それとも、日本は、ものの見事にアメリカの戦略に乗せられたのでしょうか。
「そんな事は無いでしょう」「アメリカはそんなに人の悪い国ではありませんよ」ということになりますと、それでは日本が勝手に自分で転んで、起きられないでいるのだという事になりそうです。
確かに、日本がバブルをやって自分で転んだのが原因という見方もあるかもしれませんが、昨日の「かが」の艦上での、戦闘機の発着ができるように改装予定ですとか、F35Bを105基も買ってくれてありがとうとか、これには30何機載せられる、とか言った(今まであまりはっきり聞いたことがなかった)唐突で驚くような発言がどんどん出てくるのを聞いていますと、やっぱりアメリカの影響力(牽引力)はすごいと感ぜざるを得ないというのが実感ではないでしょか。
余計なことを付け加えますが、今、アメリカは日米関係よりも、米中関係、イランとの関係など深刻な問題を持っています。そんな中で、同盟国日本はどんな役割を果たすことになるのでしょうか。
安倍さんも宿題をもらったようです。日本自身も世界からその真意(真価)を問われることになるような気がしますがどうなのでしょうか。何か心配です。
真面目で勤勉に働く国民を持ち、国民も政府もその健全な活動とそれによって得られた成果(経済成長・社会の安定)に自信を持っていた国が、突如として30年近い期間、殆ど成長しない国に成り下がってしまったと言う事が現実に起こっています。
そして、何故そんな事になってしまったのか、政府もその道の碩学たちもどうも良く解らないようで、国民に納得のいくような説明が出来ず、適切な政策がとれないので、国民の方も、何をしたら以前の元気を取り戻せるのかわからず、右往左往するばかりで、トンネルの先にはまだ微かな明かりさえも見えないといった状態です。
とうにお気づきでしょうが、これが今の日本の状態ではないでしょうか。
1980年代の前半まで、「ジャパンアズナンバーワン」とエズラ・ボーゲルが書いた時代までの日本は何だったのか、あの日本はどこへ行ってしまったのか、よく考えてみると、やっぱり不思議な現象が起きていた、という事ではないでしょうか。
安倍さんはゴルフ場から護衛艦の艦上まで、日米同盟の強化を喧伝してきましたが、上の問題(日本の長期不況)と日米関係におけるアメリカの影響力とは「関係ない」のでしょうか。それとも、日本は、ものの見事にアメリカの戦略に乗せられたのでしょうか。
「そんな事は無いでしょう」「アメリカはそんなに人の悪い国ではありませんよ」ということになりますと、それでは日本が勝手に自分で転んで、起きられないでいるのだという事になりそうです。
確かに、日本がバブルをやって自分で転んだのが原因という見方もあるかもしれませんが、昨日の「かが」の艦上での、戦闘機の発着ができるように改装予定ですとか、F35Bを105基も買ってくれてありがとうとか、これには30何機載せられる、とか言った(今まであまりはっきり聞いたことがなかった)唐突で驚くような発言がどんどん出てくるのを聞いていますと、やっぱりアメリカの影響力(牽引力)はすごいと感ぜざるを得ないというのが実感ではないでしょか。
余計なことを付け加えますが、今、アメリカは日米関係よりも、米中関係、イランとの関係など深刻な問題を持っています。そんな中で、同盟国日本はどんな役割を果たすことになるのでしょうか。
安倍さんも宿題をもらったようです。日本自身も世界からその真意(真価)を問われることになるような気がしますがどうなのでしょうか。何か心配です。