Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

2016年が天主様の祝福と恵みに満ちた年となりますように!新年の聖伝のミサ 聖ピオ十世会日本

2016年01月05日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 新年のお喜びを申し上げます。2016年が天主様の祝福と恵みに満ちた年となりますように心よりお祈り申し上げます。

 新年の元旦のミサを日本で捧げることができたことを天主様に感謝します。
 12月31日には大坂で大みそかの感謝のミサを捧げることができました。子供たちも与ることができ、初めて聖伝のミサに与る方々がいらっしゃって大変うれしく思います。
 ミサの直後には聖体降福式をおこない、一年のすべてのお恵みをご聖体のうちに真にましまし給うイエズス・キリストに感謝を捧げました。

 新年元旦と二日にも、大阪で聖伝のミサを捧げました。初金と初土曜のミサでした。久しぶりにミサに来られた方々もいらして喜ばしいミサとなりました。
 1月1日には、ローマの伝統にしたがって、Veni Creator Spiritus を歌いました。ミサの直後には、初金の信心としてご聖体の前で聖時間を過ごし、新年の豊かな恵みを乞い求めました。
 1月2日には、初土曜日の信心のミサを捧げることができました。ただし、恒例の公教要理はお正月休みとしました。新潟から車を運転して大阪までクリスマスと年末年始の聖伝のミサに与りにこられた方もおられました!

 東京では、1月3日の主日にミサの前に成人の洗礼式がありました。天主の子供がまた一人生まれたことに感謝します。また聖伝のミサには多くの方々新しく来られ、ミサに来る小さな子供たちも多くなり、天主様に深く感謝します。

 年末年始(12月31日、1月1~3日)の4回の聖伝のミサは、これらを愛する兄弟姉妹の皆様の意向で捧げました。

 1月3日に洗礼を受け、初聖体を受けたこの方は、ミサが終わった後お弁当を食べている間に私にこう感想を述べてくれました。ご聖体がミルクのように感じた、と。

 実は、これと同じことを、幼きイエズスの聖テレジアも詩で歌っていました。

Cette rosée, elle est au sanctuaire,
L'Ange voudrait s'en abreuver aussi ;
Offrant à Dieu sa sublime prière,
Comme saint Jean il redit : « Le Voici ! »
Oui, le voici ce Verbe fait Hostie,
Prêtre éternel, Agneau sacerdotal !
Le Fils de Dieu, c'est le Fils de Marie...
Le Pain de l'Ange est le lait virginal!

Le Séraphin se nourrit de la gloire,
Du pur amour et du bonheur parfait;
Moi, faible enfant, je ne vois au ciboire
Que la couleur, la figure du lait.
Mais c'est le lait qui convient à l'enfance,
Du Coeur divin, l'amour est sans égal...
O tendre amour, insondable puissance !
Ma blanche Hostie est le lait virginal !

(La Rosée divine ou le Lait virginal de Marie より)

 幼きイエズスの聖テレジアは、聖母がイエズスを私たちに与え、私たちをイエズス・キリストに与えるという事実を見つめながら黙想します。聖母と幼きイエズスとの関係を、ご聖体拝領にまで適用します。聖母が幼きイエズスに与えた童貞の母乳は、イエズスのいと尊き御血と御体となり、この御血を十字架の上で私たちの贖いのために流し、御体は御聖体として私たちに与えられます。幼きイエズスの聖テレジアは、自分は幼い子供だから、チボリウムにあるホスチアの色を見て、白いホスチアは自分を養う童貞の乳であると言うのです。このことを受洗した方に申し上げますと、洗礼のお恵みをしみじみ感じておられること、をお返事にいただきました。

 願わくは2016年において、より多くの方々が、聖母を通してイエズス・キリストを知り、信じ、愛し、礼拝ことができますように。

 確かに、聖母は、天主との比べれば、無に等しい何でもないものです。
 しかし、天主は、聖母を、永遠の昔から自由意思によって選びました。
 三位一体は、聖母を通してのみ、イエズス・キリストを私たちに与えることを望みました。
 聖母への真の信心は、私たちをしてイエズス・キリストへとますます近寄せます。

 聖母の心を私たちにもいただくことができますように。私たちが聖母の心でイエズスを愛し、礼拝することができますように。

 また、イエズスの聖心を私たちがいただいて、その心で私たちが聖母を愛することができますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

【報告】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

日本でのミッション、ほんとうにありがとうございました。 年末年始の御ミサの報告をお送りいたします。

年末年始、御ミサとご聖体降福式、小野田神父様と楽しいひと時を過ごすことができて大変幸福でした。
小野田神父様の多くの犠牲と愛徳に天主様が何百倍もに報いてくださいますように!

12月31日(木)ご降誕後七日目のミサ と聖体降福式には20名の方々が、

年が明けて2016年
1月1日(初金) ご降誕後8日目のミサ と聖体降福式には17名、
1月2日(初土) 聖母の汚れなき御心の随意ミサには15名の方々が御ミサに与る御恵みを頂きました。デオ・グラチアス!

年末には、初めて御ミサに与られた未信者の男性の方々が2名おられ、久しぶりに来られたちいさな子供達も最後まで大変行儀よく御ミサに与っておられました。ちいさな子供がご聖体に対して敬虔な態度でひれ伏すのを見てこのような子供達が聖堂に溢れる日が来ることを切に祈りました。
きっと幼きイエズス様も年末の忙しいときに集まった人たちのことをとても喜んでくださったに違いないと思います。
御ミサが終わって、御聖体降福式で「テ・デウム」を歌い2015年、1年 を通して天主様に頂いた多くの御恵みに感謝し、御聖体にましますイエズス様に愛をお捧げする事が出来ました。

元旦にも御ミサが日本で捧げられた事に大変感謝いたします。
2016年も、余すところなくマリア様を通して、マリア様によって、マリア様と共にイエズス様にお捧げする決心をたてることが出来ました。
3日間のお説教を通して、イエズス様とマリア様の聖心がひとつであり、イエズス様をお愛しするためにマリア様の聖心を頂き、マリア様を御愛してお喜ばせするためにイエズス様の聖心を頂くことをイエズス様は大変喜ばれる事を知りました。

ミサの後にはローマの古い習慣に従って、幼きイエズス様の御足に接吻する式がありました。美しいイエズス様の御像を眺めながら、人類の為に小さく、低くなられた天主の神秘の偉大さに感激いたしました。可愛らしい御足に接吻したとき、イエズス様が微笑んで下さっているような気がしました。

その他の報告

●初詣に出向く人々の雑踏を見て、これらの方々の為に償いのためにミサに与り、天主様にこれらの方々の回心を祈りました。
●年の最後と始めに御ミサと御聖体降福式に与れた大きなお恵みに天主様の憐れみと愛を感ぜずにはいられませんでした。マリア様が、日本を特別愛してくださっていることにも深く感謝申し上げます。
●元旦に聖歌隊が歌っておられたチマッチ神父様作曲の「アヴェマリア」がとても日本的で美しく、正月にふさわしいと思いました。
●馬小屋と幼きイエズス様がとても美しかったです。


【報告】
Dear Fr Onoda:

今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。

ミサの参列者数
男: 17人(内、子供2人)
女: 28人(内、子供2人)
計: 45人(内、子供4人)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。