tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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王楽園の汁なし担々麺(乾担々麺)

2013年07月30日 | グルメガイド
先日(7/12)当ブログで、王楽園のビャンビャン麺をビャンビャン食べよう!と紹介したところ、結構な反響があった。「あんな太い麺があったとは、信じられない」「辛くて酸っぱくて美味しくて、いかにも本場の味」といったご感想をいただき、店長の王(ワン)さんにも喜んでいただいた。

あのときメニューを拝見して、印象に残ったラーメンがある。汁なし担々麺(乾担々麺)である。《野菜たっぷり 全粒粉麺をつかった汁なしの熱い麺 990円 生麺180グラム ごまだれ 温または冷 当店では健康食品として新しい麺を出すことが出来ました。小麦の表皮や胚芽で食物繊維やビタミン、ミネラルを多く含んでいます(全粒粉麺)。是非ご賞味下さい》。「温または冷」のところはあとで紙を貼ってあったので、もともとは「温」だけだったのだろう。


「西安餃子」(水餃子)525円

いつかいただこうと思い、ネットで情報を集めていると、こんなブログ記事を見つけた。高校で生物を教えておられるoteさんのブログ「刮目(かつもく)日記」である。王さんのお店で汁なし担々麺を食べましたによると、

最近hulu(動画配信サービス)で、『孤独のグルメ』というテレビ東京制作のドラマ番組を見ました。そこに、主人公の井之頭五郎が池袋で「汁なし担々麺」をめっちゃ美味しそう食べる場面があります。「汁なし担々麺」、この間近畿大会で大津に行ったときに、駅前のラーメン屋でその現物を見ました。隣の人が注文して、丹念に混ぜてから食べていました。それで、ああ、あの「汁なし担々麺」ね、ということに自分の中ではなりました。


「鶏肉の甘酢」735円

朝からインターネットで、自宅近辺で「汁なし担々麺」をやっているところを検索しました。でも、ヒットしたところはありません。ただ、最寄りの駅前ビルにある中華料理店(王楽園)には「辣子麺」という辛い麺があるということが分かったので、それを食べようと出かけました。すると、店の側面に自慢メニューが張ってあり、そこに「乾担々麺」を見つけました。「汁なし担々麺」のことですね。

「乾担々麺」を注文して運ばれてくると早速全体を混ぜ合わせました。レタス、キュウリ、トマト、刻んだカシューナッツ、ひき肉、そして、ごまダレです。麺は全粒粉でつくってあり、フワッとした独特の香りが広がります。最初は「これ何」という感じでしたが、食べ出すととっても美味しい! その香りにもすぐに慣れました。わたし的にはもう少し辛味がほしいな。

この店は、4月にNHK『アジアン食堂』の西安料理で紹介されました。店長さんは中国人の王さん。他にもおもしろい麺がありました。来週にでも食べに行って報告しますね。よい店見つけた。




これを読み私も7/25(木)、お店を訪ねた。まずはビールと名物「水餃子」(西安餃子)525円、あと「鶏肉の甘酢」735円。いよいよ締めに乾担々麺(汁なし担々麺)990円を注文。麺が見えないほど、たっぷりの具材が乗っている。

「ビャンビャン麺」ほどの辛さや酸味はなく、ごまダレがシッカリと仕事をし、そこに小麦の香りいっぱいの全粒粉麺がよくからむ。まこと、この全粒粉麺はスグレモノである。乾担々麺は一時流行った油そばとは、全く違った中国の味である。これだけで十分満腹になるボリュームだ。ぜひ、いちどお訪ねください!
※王楽園(わんらくえん)のホームページは、こちら

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