tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

来来亭 奈良女子大前店

2011年04月11日 | グルメガイド
最近、よく「来来亭(らいらいてい)奈良女子大前店」(奈良市法蓮町1082-5)を利用する。奈良女子大前とはいっても、大学の敷地の西側にあるということで、正門(東門)とか南門の前ではない。むしろ、近鉄奈良駅から「やすらぎの道」を北へ徒歩5~6分の店、という方が実感に近い。女子大生の姿も、あまり目にしない。

Wikipediaによると《来来亭は、滋賀県野洲市に本社を置くラーメンチェーン店》《もとは京都市深草にあったラーメン店で、経営不振で閉店していたのを豆田敏典が引き継ぎ、現在の来来亭を創業させた》《創業から10年で年商100億円を達成したラーメンチェーンで、豆田はメディアで「滋賀のラーメン王」と紹介されることがある》《「お客様第一」の店作りを掲げ、「大きな声であいさつ」「ニコニコ笑顔で対応」「キビキビとした行動」を「来来亭の三大原則」として、威勢の良い接客に努めている》《店舗の大半が駐車場付きのロードサイド店舗であり、国道沿いの一等地ではなく二等地の都道府県道沿いが多い。店舗の看板は黄色を基調とした目立つ配色で、夜には電飾とライトアップでさらに目を惹かせる》。



女子大前店のオープン当初、もの珍しさに駆られて、1日限定30食という「葱ラーメン」880円を注文してしまったが、これは間違いだった。「何だ、単に葱が多いだけの、第一旭系ラーメン(背脂・鶏ガラ清湯系の醤油ラーメン)ではないか」と思い込んでしまったのである。その後、永らく足が遠ざかっていたが、2/16(水)夜の「水野真紀の Maki's 魔法のレストラン」が、「カリスマラーメン王スペシャル」として、豆田社長と来来亭(久御山店)を紹介していた(出演:角淳一、ハイヒールモモコなど)。良さそうだったので、その話をラーメン好きの知人にすると「来来亭(奈良女子大前店)は、こってりラーメンが美味しいよ」と教えてくれた。


こってりラーメン730円の大盛り(+100円)

で、早速この店を訪ねることにした。注文したのは、もちろん「こってりラーメン」だ。スープをひと口、おお、これはうまい。このスープに細麺がよくからむ。本格的な豚骨こってりラーメンである。これはしまった、今までもっと利用すべきだった、と後悔した。メニューを見ると、味噌ラーメン730円や30食限定の旨辛麺(=辛口ラーメン・辛さを選べる)830円なるものまである。こちらは中太麺で、わざわざ麺を変えてメニューを増やしているのだ。
※トップ写真は旨辛麺830円


ギョーザ定食880円のラーメンを旨辛麺に変えた(+180円)

そこで、こちらも順にいただいた。うーん、これもいい(旨辛麺は真っ赤なスープなので、衣服に飛ばさないよう、ご注意を)。つまりは、最初にいただいたシンプルな醤油ラーメンが私にはもの足りなかっただけで、ちゃんと他のバリエーションも用意されていたのだ。麺の硬さや背脂・ネギの量が選べるのも有り難い。来来亭(本社)の公式HPには《来来亭では、お客様のこだわりも一緒にご注文いただけます。麺の堅さ、醤油の濃さ、背脂の量、ネギの量、チャーシューの赤身・脂身、一味唐辛子を抜くか否かをお客様の好みでお選びいただけます。ただし「情熱」は抜けません!絶対にです!》とある。


味噌ラーメン730円


アジフライ定食880円のラーメンを味噌ラーメンに変えた(+80円)

チャーハン定食880円、ギョーザ定食880円、アジフライ定食880円、カラアゲ定食980円などの定食メニューも、充実している。よく流行っていて、ランチタイムなどには行列ができるが、店員さんはキビキビとお客をさばいている。愛想も元気も良い。

チェーン店のラーメンは、万人受けを狙うあまり平凡な味に陥っている店が多いが、ここは違う。ぜひ、お試しいただきたい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 葱八(京ねぎ料理・海鮮居酒... | トップ | 野むら山荘 鳥亭 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

グルメガイド」カテゴリの最新記事