梅乃宿酒造株式会社(葛城市東室27)という老舗の酒蔵がある。同社のHPによると《江戸中期より酒造業を営んでいた本家より、焼酎・味醂を醸造していた分家筋の当主・熊太郎が、明治26年酒造業を受け継いだのが始まり》ということだ。葛城山の伏流水を使い、のどごしの良いすっきりした清酒を醸(かも)されている。最近は梅酒などのリキュール類にも注力している。同社では定期的に「梅乃宿会」というファン向けのお酒と食事の会も開催されていて、私もお邪魔したことがある。
※梅乃宿酒造の公式ホームページ
http://www.umenoyado.com/
本年4月の梅乃宿会の様子。同社の公式ブログ(営業さんのつぶやき日記)より
http://umenoyado.exblog.jp/m2010-04-01/
その「梅乃宿」の名を冠した居酒屋が北浜(大阪市中央区淡路町)にあると、N先輩に教えてもらった。会社のH常務にご案内いただいたのだそうだ。それが「梅乃宿 温酒場(うめのやど・おんさかば)」である。大阪出張の帰りに、立ち寄ってみた。
※食べログの同店サイト
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27042564/
お店は、約60年前の長屋を改造したのだという。どおりでレトロ調だ。木質感覚の内装に電球色のライトなので、何だかホッと落ち着く。お店は梅乃宿の直営店ではなく、もっぱら梅乃宿の商品を置いているので、名前を借りているのだという。ご主人は、脱サラして居酒屋を始められた。メニューは目移りするほどたくさんあるが、店内の壁に「おすすめメニュー」が掲示してあるので、参考になる。まずは「おすすめ」の「炙(あぶ)り締め鯖」450円を注文。ごく軽く炙ってあるので、ほんのりした香ばしさがアクセントになっている。
お酒は燗酒(かんざけ)用の「純米酒 温(おん)」を注文した。梅乃宿には、純米三酒といって吟醸、辛口、燗酒の3種類があり、それぞれ吟、辛、温という愛称がついている。私は燗酒が好みなので「温」の熱燗を注文したのである。梅乃宿一流のすっきりとした味わいがいい。
※トップ写真は奈良の地酒屋・登酒店のホームページより
http://www.nobori-sake.com/shouhin/nara_nihonsyu/umenoyado/jyunmai3.html#on
次に、これも「おすすめ」の「鶏ももの味噌漬け焼き」480円、そして「今日のカマは大きいですよ」とおっしゃる「かんぱちのカマ塩焼き」450円を注文。カウンターの目の前で焼いているのが見える。鶏肉とカンパチ(ブリの仲間)が焼ける良い香りをかぎながら、熱燗をちびちび。
鶏とカンパチは、ほぼ同時に焼き上がった。鶏にからめた味噌とトッピングの葱が、絶妙のハーモニーを醸し出す。カンパチには、ほどよく脂が載っている。塩加減もいい。料理は、すべて丁寧に仕上げてあるので、好感が持てる。
メニューの一部を書き写しておくと、生レバー480円、酢ガキ500円、しめさば450円、おでんおまかせ盛合せ680円、いかの一夜干し380円、鮭ハラスの塩焼き380円、枝豆の天ぷらのあぶり350円、殻焼きホタテバター醤油380円、いぶりがっこ(たくあんのスモーク)380円、サーディンのガーリックオイル煮500円、でんだし飯380円…。何しろ料理メニューだけで約60種類もあるのだ。お酒も、梅乃宿の清酒以外に、同社の梅酒、桃酒、ゆず酒などがある(ほとんどが380円)。
※同店のメニュー(食べログ)
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27042564/dtlmenu/
ゆったりとくつろげるお洒落なお店なので、「女子会」にも使えそうだ。場所は地下鉄堺筋線の北浜と堺筋本町駅の中間のあたりである(堺筋から淡路町交差点を少しだけ西に入る)。きれいで入りやすく、店員さんの応対もさわやかなレトロ調居酒屋である。大阪で葛城(奈良県)の銘酒が味わえるお店、ぜひお立ち寄りいただきたい。
大阪市中央区淡路町2-4-4 ℡ 06-6222-1616
(市営地下鉄・堺筋線北浜駅より 徒歩3分、堺筋本町駅より 徒歩5分)
営業時間 平日17:30~26:00(食事のL.Oは25:00)、土曜日16:00~24:00(食事のL.Oは23:00)
定休日 日曜・祝日 カウンター席あり
※同店の地図(食べログ)
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27042564/dtlmap/
※梅乃宿酒造の公式ホームページ
http://www.umenoyado.com/
本年4月の梅乃宿会の様子。同社の公式ブログ(営業さんのつぶやき日記)より
http://umenoyado.exblog.jp/m2010-04-01/
その「梅乃宿」の名を冠した居酒屋が北浜(大阪市中央区淡路町)にあると、N先輩に教えてもらった。会社のH常務にご案内いただいたのだそうだ。それが「梅乃宿 温酒場(うめのやど・おんさかば)」である。大阪出張の帰りに、立ち寄ってみた。
※食べログの同店サイト
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27042564/
お店は、約60年前の長屋を改造したのだという。どおりでレトロ調だ。木質感覚の内装に電球色のライトなので、何だかホッと落ち着く。お店は梅乃宿の直営店ではなく、もっぱら梅乃宿の商品を置いているので、名前を借りているのだという。ご主人は、脱サラして居酒屋を始められた。メニューは目移りするほどたくさんあるが、店内の壁に「おすすめメニュー」が掲示してあるので、参考になる。まずは「おすすめ」の「炙(あぶ)り締め鯖」450円を注文。ごく軽く炙ってあるので、ほんのりした香ばしさがアクセントになっている。
お酒は燗酒(かんざけ)用の「純米酒 温(おん)」を注文した。梅乃宿には、純米三酒といって吟醸、辛口、燗酒の3種類があり、それぞれ吟、辛、温という愛称がついている。私は燗酒が好みなので「温」の熱燗を注文したのである。梅乃宿一流のすっきりとした味わいがいい。
※トップ写真は奈良の地酒屋・登酒店のホームページより
http://www.nobori-sake.com/shouhin/nara_nihonsyu/umenoyado/jyunmai3.html#on
次に、これも「おすすめ」の「鶏ももの味噌漬け焼き」480円、そして「今日のカマは大きいですよ」とおっしゃる「かんぱちのカマ塩焼き」450円を注文。カウンターの目の前で焼いているのが見える。鶏肉とカンパチ(ブリの仲間)が焼ける良い香りをかぎながら、熱燗をちびちび。
鶏とカンパチは、ほぼ同時に焼き上がった。鶏にからめた味噌とトッピングの葱が、絶妙のハーモニーを醸し出す。カンパチには、ほどよく脂が載っている。塩加減もいい。料理は、すべて丁寧に仕上げてあるので、好感が持てる。
メニューの一部を書き写しておくと、生レバー480円、酢ガキ500円、しめさば450円、おでんおまかせ盛合せ680円、いかの一夜干し380円、鮭ハラスの塩焼き380円、枝豆の天ぷらのあぶり350円、殻焼きホタテバター醤油380円、いぶりがっこ(たくあんのスモーク)380円、サーディンのガーリックオイル煮500円、でんだし飯380円…。何しろ料理メニューだけで約60種類もあるのだ。お酒も、梅乃宿の清酒以外に、同社の梅酒、桃酒、ゆず酒などがある(ほとんどが380円)。
※同店のメニュー(食べログ)
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27042564/dtlmenu/
ゆったりとくつろげるお洒落なお店なので、「女子会」にも使えそうだ。場所は地下鉄堺筋線の北浜と堺筋本町駅の中間のあたりである(堺筋から淡路町交差点を少しだけ西に入る)。きれいで入りやすく、店員さんの応対もさわやかなレトロ調居酒屋である。大阪で葛城(奈良県)の銘酒が味わえるお店、ぜひお立ち寄りいただきたい。
大阪市中央区淡路町2-4-4 ℡ 06-6222-1616
(市営地下鉄・堺筋線北浜駅より 徒歩3分、堺筋本町駅より 徒歩5分)
営業時間 平日17:30~26:00(食事のL.Oは25:00)、土曜日16:00~24:00(食事のL.Oは23:00)
定休日 日曜・祝日 カウンター席あり
※同店の地図(食べログ)
http://r.tabelog.com/osaka/A2701/A270102/27042564/dtlmap/
> あそこは良い。絶対に良い。しかし人には教えたくない!
お気持ちは、よく分かります。しかし、お店も流行っていただきたいので、大切なお友達には、ぜひ教えてあげて下さい。