昨日(12/22)、奈良検定の受験票が自宅に郵送されてきた。インターネットで申し込み確認メールも到着していたのだが、一抹の不安を感じていたので、現物が届いたのでホッとしている。
1級試験は、1/13(日)の午後2時~3時半で、会場は奈良大学だった。近鉄高の原駅から臨時バスも運行される。
第2回試験の応募者数は、残念ながら1級 983人・2級 1502人(計2485人)と低調だった。前回(2級のみ)の応募者は4040人(受験者は3544人)だったのだが。
http://mainichi.jp/area/nara/news/20071219ddlk29040599000c.html
だから奈良新聞の見出しは「2級の応募者大幅減」だった。主催する奈良商工会議所のコメントは《前回は1回目ということで、企業や団体の関心も高かった。意外に合格率が低く、今回は受験をためらった人が多かったのかも》(奈良新聞 12/20付)だった。
しかし逆にいえば、今回は前回以上の勧誘やPRが必要だったのに、それを怠った結果のようにも思える。前回、大人数で団体受験した地元企業も、今回は早々と個別申し込みに切り替えていたのだから。
応募者の内訳を見ると、2485人中、奈良県勢が1881人(約76%)と圧倒的だ(次が大阪府+京都府=335人)。これも、例えば「東京会場」を設けることで、関東各地からの応募者(≒奈良ファン)を引き寄せることができるかも知れない。何しろ、東京で開催する薬師寺管長などの講演は、いつも満員御礼なのだから。
ともあれ試験日まで、あと22日。私の「2級の要点整理」へも、連日30人超のアクセスをいただいている。先日はPARTⅡに、第11章「奈良にまつわるエトセトラ」を追加した(年代ゴロ合わせや古墳ランキングなど=Ver.08.02にバージョンアップ)。お互い、ラストスパートを頑張ろう!
※ズバリ!奈良検定2級の要点整理【完全版】
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/71fa593b91174a1b88f394f5dc2917e5
※写真は久米寺(橿原市久米町)の多宝塔。万治2(1659)年に京都・仁和寺から移築されたもので、重要文化財だ(9/1撮影)。この寺は、毎年5/3の「久米レンゾ」(二十五菩薩来迎練供養会式)で知られる。
1級試験は、1/13(日)の午後2時~3時半で、会場は奈良大学だった。近鉄高の原駅から臨時バスも運行される。
第2回試験の応募者数は、残念ながら1級 983人・2級 1502人(計2485人)と低調だった。前回(2級のみ)の応募者は4040人(受験者は3544人)だったのだが。
http://mainichi.jp/area/nara/news/20071219ddlk29040599000c.html
だから奈良新聞の見出しは「2級の応募者大幅減」だった。主催する奈良商工会議所のコメントは《前回は1回目ということで、企業や団体の関心も高かった。意外に合格率が低く、今回は受験をためらった人が多かったのかも》(奈良新聞 12/20付)だった。
しかし逆にいえば、今回は前回以上の勧誘やPRが必要だったのに、それを怠った結果のようにも思える。前回、大人数で団体受験した地元企業も、今回は早々と個別申し込みに切り替えていたのだから。
応募者の内訳を見ると、2485人中、奈良県勢が1881人(約76%)と圧倒的だ(次が大阪府+京都府=335人)。これも、例えば「東京会場」を設けることで、関東各地からの応募者(≒奈良ファン)を引き寄せることができるかも知れない。何しろ、東京で開催する薬師寺管長などの講演は、いつも満員御礼なのだから。
ともあれ試験日まで、あと22日。私の「2級の要点整理」へも、連日30人超のアクセスをいただいている。先日はPARTⅡに、第11章「奈良にまつわるエトセトラ」を追加した(年代ゴロ合わせや古墳ランキングなど=Ver.08.02にバージョンアップ)。お互い、ラストスパートを頑張ろう!
※ズバリ!奈良検定2級の要点整理【完全版】
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/71fa593b91174a1b88f394f5dc2917e5
※写真は久米寺(橿原市久米町)の多宝塔。万治2(1659)年に京都・仁和寺から移築されたもので、重要文化財だ(9/1撮影)。この寺は、毎年5/3の「久米レンゾ」(二十五菩薩来迎練供養会式)で知られる。
不合格)、今回の応募者減は予想通りのような気がします。
県内在住の私は前回、初めてのご当地検定であること、また「奈良」についてどれだけの知識があるか是非試してみたいとの好奇心から進んで受験しました。
ところが、受験後の感想として、初めての検定としては非常に難易度が高く感じました。
(特に歴史・寺社関連では受験レベルのような細部まで問う内容の問題が多かったように思う)
検定試験である以上誰でも合格できませんが、合格率が高いと「気軽に受験してみよう」という思いが湧いてくると思います。
また、試験会場は中南和に住む私にとってアクセスの悪い奈良大学でした。それ以外の会場も県北部の大学が指定されており、受験会場が偏り過ぎているのも
受験者の足を遠ざける一因となったのではないでしょうか。
以上が、奈良検定応募者減の記事を読んでの私の
感想です。
1級、2級受験者の皆様は合格目指してがんばって下さい。
> 今回の応募者減は予想通りのような気がします。
> 初めての検定としては非常に難易度が高く感じました。(特に歴史・寺社関連
> では受験レベルのような細部まで問う内容の問題が多かったように思う)
確かに合格率39%とは、初級レベルの試験としては難しすぎました。また初回の試験は対策が立てづらいので、もう少し配慮しても良かったのかと。私も仏像や古墳では、ほとんど点が取れませんでした(とにかく範囲が広すぎます)。
> 会場も県北部の大学が指定されており、受験会場が偏り過ぎている
その通り。私も帝塚山大学でしたが、いっそ大阪市内で実施してくれた方が便利でした。そうすれば、県外からの受験者も増えたでしょうし。
このブログは検定関係者の方もご覧になっていますので、ぜひ第3回試験の参考にしていただきたいですね。
お会いできるかもしれませんね・・
お顔はお写真でわかってますので
ひょっとして バッタリ お会いできれば
お声おかけするかもしれません
その時はよろしくお願い致します
第一回の試験 確かに難しかったです
全く 歴史など興味ない方がには
白紙からのスタートなったので 大変だったかも?
最初はもう少し 門戸を広げたほうが
良かったかもしれませんね
さてと一級は どんな 問題でなるんでしょう?
自信ないですわ とほほ・・
> 私も奈良大学で受験します お会いできるかもしれませんね・・
そうでしたか、それは楽しみです。一緒に答え合わせができれば、有り難いです。
> 一級は どんな 問題になるんでしょう? 自信ないですわ とほほ・・
私も同様です。2級用の攻略本を作ったので、最近は間違って「奈良検定の先生」と呼ばれることがあり、その都度、釈明しています。初めての1級試験なので、不安ですね。お互い、お正月休みにたっぷり詰め込みましょう。
以下私なりの考えを述べます。
検定問題を簡単にすればいいのではないかという意見もあるようですが,資格乱発ではいずれ皆にそっぽを向かれます。ちなみに,本年の2級のレベルはさほど高度ではありませんでした。本当に奈良に興味がある人が受験すればまず合格できるような内容でした。会社から強制受験された人がたくさんいたから合格率が下がったのです。
重要なのは資格取得者にもっとメリットを与える必要があるということです。拝観料や入館料の割引・無料化や合格者限定の講演会・特別公開・現地見学会等を実施する(体験学習は実に評価できました)。合格者の会を発足させる。会報の発行等々。
私は,ある歴史の会に所属していますが,奈良検定受験者はほとんどいません。合格される実力は十分にありますが,皆さん自分の分野(仏像とか古墳とか)を持っておられ,そこだけ注力したい,また,資格に興味がない(何の役にも立たない)ということです。検定を受験しなくても奈良に関心のある人はいくらでもいます。
合格のメリットがあれば挑戦者も増加します。
いかがでしょうか。
> 本年の2級のレベルはさほど高度ではありませんでした。
> 会社から強制受験された人がたくさんいたから合格率が下がったのです。
確かに第1回の2級試験は、珍問・奇問はなく、オーソドックスな問題がほとんどでした。しかし初回であり、またテキストがぶ厚すぎたので、ポイントが絞れなかったのではないかと思います。何しろ試験範囲が広いですから。
また強制受験者を差し引いても、合格率は5割程度で(推定)、主催者が目論んでいた6割には達しません。やはり、レベルが高かったと言わざるを得ません。
> 重要なのは資格取得者にもっとメリットを与える必要があるということです。
それは、おっしゃるとおりです。京都検定は、この辺がとても充実しています。奈良も見習うべきですね。
http://www.kyotokentei.ne.jp/privilege.html
> 検定を受験しなくても奈良に関心のある人はいくらでもいます。
それはそうだと思います。その方たちにこの試験は不要なのでしょう。しかし、この試験を機に奈良に関心を持ち始めた人も私の周囲にたくさんいます(中心は若い人)。私は、この試験は素晴らしい企画だと思っています。だから「要点整理」で応援しています。
合格者にメリットを与え、受験者をもっと増やして、この試験の「価値」を高めなければいけないと思います。
私の周りには,その道のツウが多く,奈良検定のように幅広く知識を蓄えようという人はほとんどいません。
私も,奈良検定という企画は高く評価しておりまして,もっと早く導入してほしかったなぁと思っています。
ともかく,検定は半月後に迫っております。正月返上で最終の詰めに注力したいと思っています。過去問が無いなかで勉強するのは大変ですが,ソムリエ第一陣に向けてともに頑張りましょう。
そういえば,先日来村教授と話をしていた時,2級はもっと合格率を上げないといけないなとおっしゃっていました。来年の2級は易化するんでしょうか?
今後ともいろいろ情報交換させてください。
嫁はんに 「あんた そんなこと 勉強して なんか 得するの・・」と言われたりしてます
前回の2級の試験の後 せっかくだからと
正歴寺にいったんですが・・
「お寺の方に 今日 奈良検定があって
正歴寺も問題出てましたよ」と言ったら
「なんですか それ??」の返事にはがっかりしました
商工会議所だけの 先走りのような気がしました
これではね・・
メリットも無理なんでしょうね・・・
> 私の周りには,その道のツウが多く,奈良検定のように
> 幅広く知識を蓄えようという人はほとんどいません。
以前、奈良の中世に詳しい方がコメントを寄せて下さったことがあります(奈良の中世に関するサークルに入っておられました)。その方も同様のお考えでした。
> 来年の2級は易化するんでしょうか?
そのような噂は聞いています。何しろ目標合格率との乖離が激しいですから。
> 今後ともいろいろ情報交換させてください。
いつでもコメント下さい。どうぞよろしく。
> お寺の方に「今日 奈良検定があって 正暦寺も問題出てましたよ」
> と言ったら「なんですか それ??」の返事にはがっかりしました
奈良検定の浸透は、まだまだこれからです。今回の応募者大幅減という状況を踏まえ、体制も変わることでしょう。ともあれ、お互い、頑張りましょう。