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はじめてのプロジェクトマネジメント を読んだ

2007年11月16日 23時01分32秒 | 読書評
はじめてのプロジェクトマネジメント 日経文庫
近藤 哲生
日本経済新聞社

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はじめてのプロジェクトマネジメントを読みました。

これはなかなかよい本ではないかと思う。
プロジェクトをスタートし、運営し、遂行し、問題解決をする過程がストーリー仕立てで書かれてあり、解かりやすい内容で記述されている。内容としては、プロジェクト遂行の為の手法、管理マネージメントの手段などの記述より、人間系の問題をどう解決し、プロジェクト内部に潜在化する問題を隠さず、メンバー全員が忌憚無い自由な意見交換ができるような環境作りをするかというシーンを設定し、その対応方法を具体的に記述している。主にはプロジェクト体制内のことに言及されている。この本の記述で不足しているのは、プロジェクトに影響する、外部のステークホルダー、スポンサーに対する対応をプロジェクトマネージャーが如何にすすめるべきか、スポンサー、ステークホルダーと交鈔した内容をどうプロジェクトに反映し、具体的な進め方に落としていって、まわすかというような内容が薄い。

しかし、最初にプロジェクトに始めて入るメンバー、はじめてリーダー的な動きをするメンバーについては、プロジェクトを進めるイメージを掴むことができるのではないだろうか。プロジェクトだけでなく、日々の仕事の進め方でもここに書かれていることは、十分に役立つのではないかと思う。そういう意識づけをするにも良い本ではないかと思う。

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