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大谷翔平、2年連続MVPのカギは…「苦手の9月」と「天敵」攻略

2022-09-02 12:35:13 | テレビドラマ
そーすから

大谷翔平、2年連続MVPのカギは…「苦手の9月」と「天敵」攻略

米大リーグのレギュラーシーズンは残り約1か月となった。大谷翔平が所属するエンゼルスはあと31試合。投打に進化を続け、史上初の「10勝、30本塁打」を達成するなど二刀流としてフル回転している大谷には、昨年に続くア・リーグ最優秀選手(MVP)の期待も高まっている。ただ一方で、いやなデータもあり、真価が問われる9月の戦いとなりそうだ。 

大谷は今季、投手として、自己最多の11勝(8敗)、防御率2・67、打者としてリーグ3位の30本塁打を放っている。すでに51本の本塁打を放ち、リーグ記録の61本を更新するペースを維持するアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とのMVP争いを制するためにも、さらに成績を伸ばしたいところだ。 

ただ大谷には気になるデータがある。過去の4シーズンを見ると、9月(10月を含む。以下同じ)はかなり苦手なのだ。 

特に、投手としての成績が良くない。9月の通算月別成績は、5試合で1勝2敗、防御率は4・23。登板数、勝利数とも他の月より少なく、防御率も最悪(8月以前は今季も含む)だ。昨季は9月3日に9勝目を挙げたが、その後の3度の登板では白星がなかった。早々とKOされた試合もあり、防御率は3・91と昨季の月別でワースト2位だった。

 過去のデータを覆す活躍を期待したいところだが、手ごわい対戦相手が待ち受ける。昨季まで天敵だったアストロズと、今季苦戦するレンジャーズだ。

 ネビン監督代行は今後、先発投手を6人で回すとしていて、その通りなら発表された次回3日(日本時間4日)と、その次の登板はアストロズ戦となる。その後はマリナーズ、ツインズ、レンジャーズ戦に投げることになる。

 過去の対戦相手別防御率を見ると、アストロズ戦は4・21、レンジャーズ戦は4・06。大谷がこれまで3試合以上、登板したチームの中で、4点台はこの2チームのみ。つまり、最も苦手な9月に登板する5試合のうち3試合は、相性の悪い2チームとまみえることになる。特に今季はレンジャーズに0勝2敗、防御率5・74と、苦しめられている。

ただ、アストロズとは今季は分がいい。3試合に先発し、防御率は1・08。開幕戦で負け投手となったが、以降は6回無失点、6回1失点で、ともに2桁三振を奪った。ア・リーグ西地区首位を独走する強豪を、今季は最後まで抑え込めるのか、注目される。

 ちなみに、エンゼルスが先発投手を6人で回すなら、大谷の今季の残り登板は5試合となる。その場合、期待されている規定投球回数到達のためには、1試合平均で7回を投げなければならず、達成は厳しくなる。

 打者大谷の9月の成績はどうか。
 月別通算打率は2割5分4厘と下から3番目、1本のホームランを打つための打席数は20・3で、8月に次いで2番目に悪いなど、やはり苦手の部類に入る。ただ、今季出場12試合で6本塁打のアスレチックス戦と、13試合で4本塁打のレンジャーズ戦がそれぞれ6試合ある。

 8月は今季最高の打率3割1分7厘、本塁打8本と好調だった。昨季は月別で最少本塁打に終わった9月。今季は8月の勢いそのままに、大爆発で締められるか――。(記録は8月31日現在)







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