この写真ではちょっと分かり難いが、鳥居の奥に立派な門がある。神社内に設置された三原市教育委員会による解説の一部を引用させてもらおう。 糸碕神社神門は、三原城内にあった侍屋敷門の一つで、明治八年(一八七五)生駒氏により当社に寄進され、現在の位置に移築されたものである。 構造及び形式は、二脚門で桁行五・七五メートル、軒高三・六七メートルの切妻造りである。 神門は昭和54(1979)年3月21日に市の重要文化財に指定されている。私は軽く一礼してから神社境内に入った。