山王1丁目の旅館近くで発見した手作りの看板。「小便スルナ」というキツイ言い回しがいかにもニシナリらしい。活字を読んだだけでは理解不能な世界が大都市・大阪にもある。 住民が注意看板を取り付けなければならない理由が私にはよく分かる。初めてJR新今宮駅の南側を歩いた時(20代後半)は夏だったが、咄嗟に鼻をつまんだ記憶が未だに消えない。 ワンちゃんのような落書きの方は全く意味不明。旅館の東の通りを南下するとちょうど海坊主の親方が白い高級車に乗って外出するところだった。横一列になって頭を下げる若衆。館前には独特のエンブレムが…全てを悟った旅人は足早に立ち去った。