山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

今年初めての忘年会

2016-12-10 16:12:13 | 旅行・散策
 森林コーディネーターが集う「森の案内人の会」と天竜「道の駅」の役員との合同忘年会を行う。
 来年度以降、天竜の「森林散策会」を共催していた浜松市が手を引くこととなり、これから市民が自前で企画・運営をすべてしていかなければならなくなった。

                            
 浜松市は「スクラップ&ビルド」というが、本音はスクラップしかない。
 というのも、市民と行政との協働の典型的な事業だったものだが、実態は市民がかなり主導的に担ってきたイベントだった。
 浜松市の森林を市民といかに守り育てていくかという行政のコンセプトがなかなか伝わってこなかった。

                              
 地元の役所の「地域センター」が「協働センター」へと名称が変更されたが、心配していた通り体質は以前のままだった。
 市長のコンセプトが現場まで浸透しないというか、それを理解する行政マンがいないという実態がある。
 散策会の実施をわれわれ市民がやっていくのは従来通りやぶさかではないけど。

       
 スクラップしたあとで何をビルドしていくのかというコンセプトが行政にないのがやはり致命的なのだ。
 むしろ行政の応援団だった市民グループを結果的に切ってしまう行為でもある、というのを当局はわかっていない。
 つまり、われわれ市民グループと行政との関係が今までとは違うレベルでの連携を強めていくステーションに着いたのではないか、と思う。

                                
 換言すれば、市民グループがそういう提案を行政に持ち寄る段階になったともいえる。
 同時に、連携する部課をわれわれも他局に広げていったり、市民どおしのNPOセンターとの連携も視野にいれなければならない。
 課題はいろいろあるが、今まで通り背伸びしないで前向きに継続していくことがすべてだ。

      
 おっと目の前のご馳走は、天竜二俣の創作料理屋「ぎふや」だった。
 期待通りの創作料理だったがすべては食べきれないほどの量質だった。
 最後に出されたうな重はどうも中国産のウナギみたいで固かったのが残念。

 今年最初の忘年会は次のステップを促す集いだった気がしてならなかった。
 ごちそうさま。幹事に感謝。
 
         
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 漱石没後100年を迎えて | トップ | さりげなく六十六部供養塔あり »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅行・散策」カテゴリの最新記事