山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

庭でうどん、土間で魚・肉

2017-10-31 19:41:24 | 野外活動

 きょうは風が穏やかだという予報だったので、溜まっていた古い支柱や伐採した枝等を焚き火にする。

 もちろん、昼食はうどんを茹でて火のようすを見ながらのんびりいただく。

 定番の焼き芋もセットしてこれは夕方いただく。

 

              

 繁茂する雑草も燃やしながら、七輪でお湯を沸かす。

 炭は焚き火のおき火を使っているので、ここ数年炭を買ったことがない。

 シイタケのほだ木の古いものも燃やしていく。

 

                    

 暗くなってきたので夕方、土間に七輪を移動し、赤魚を焼き、コーヒーを煎れる。

 うどんと焼き芋でお腹がいっぱいだったので、赤魚は半分いただき久しぶりのコーヒーを味わう。

 

           

 ついでに、レバーも少し焼いてしまう。

 きょうの食卓に使ったエネルギーはすべて自然エネルギーだ。を

 しかも、畑のゴミや残滓を燃やし、いずれその灰は畑に戻される。

 循環型の農的暮らしの鍵が焚き火にある。

 

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紺碧の空の下、ナメコ初収穫

2017-10-30 18:24:43 | 農作業・野菜

 台風22号の直撃は大きな被害もなく、きょうは強い風と真っ青な青空を残していった。

 いそいそと畑の状況を見ていたら、裏の畑でなんとナメコが出始めていた。ほんの一握りだったがさっそくナメコ汁にしていただく。

 ナメコはゴミが付着していることが多く、いつも手間がかかる。

 

         

 また、前回に引き続き野生化した「キクイモ」を掘り出す。少しでも残りがあるとまた繁殖するのでできるだけごっそり収穫する。

 あすこれを洗い出し整形してから味噌漬けを考えている。

 黙っていても勝手に食べられる野菜が出てくるのもありがたい。

 ついでに、隣のベニハルカも掘り出す。収穫が遅かったので、メタボ気味のサツマイモだった。

 これからいよいよ落花生やキウイフルーツやキャベツの収穫も始まる。

 四季がある日本の恵みに感謝しながら、夏野菜の後片付けや草刈りの宿題も山積している。ぼちぼち歩むしかない。

 

           

 

                  

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よく見るトヨタのロゴに

2017-10-29 20:27:07 | 自動車・エンブレム

 オイラが住んでいる静岡にはやはりスズキやホンダの自動車、とくに軽自動車が多い。

 それでも、圧倒的にトヨタ車が目立つのは言うまでもない。

 トヨタのロゴマークは、三つの楕円で構成されている。

 中央の縦横の楕円は、顧客と会社の相互信頼のハートを表し、車のハンドルのステアリングを象徴している。

 

          

 また、外側の大きな楕円は客と会社のハートをつなぐ世界だという。

 あるとき、青色のロゴを何回か目撃した。

 自動車に全く興味がなかったので、なぜカラーの青いロゴがあるのかわからなかった。

 調べてみたらそれは「ハイブリット」を表しているという。それは他の車種でも採用されているというが、あまり都会に行かないので今のところその青いエンブレムの車種に出会ったことはない。

 おかげで道路に出るとこれらのロゴマークが気になってきた。

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畑のインシュリン「キクイモ」の甘酢漬け

2017-10-28 19:25:49 | 食彩・山菜・きのこ

 昨日収穫しておいた「キクイモ」をきょうは泥を取り除いたり食べやすい形に整える。

 駐車場の屋根の下で作業をしたのでときおり降ってくる小雨の影響はない。

 午前中いっぱい座りっぱなしの作業だったので足が硬直してしまう。

 

            

 キクイモをきれいにするのはじつに時間がかかる。

 この手間を考えると商品化は割に合わないし、傷みも早い。

 だから、スーパーではまったく流通していない。

 

   

 しかし、畑のインシュリンと言われるほどの健康野菜なのだ。

 わが家ではあちこち野生化しているので、駆除を兼ねての収穫をしているが「キクイモ」の生命力に苦戦している。

 午後に甘酢漬け作業を行う。漬物瓶にラッキョウ酢を入れたが足りなかったので、ミツカンの穀物酢とキビ砂糖を入れる。

 そこに隠し味としていつも昆布・柿の皮・塩を入れている。

 さて、どんな味になるか楽しみだ。次には菊芋の味噌漬けを挑戦するつもりだ。   

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しいたけのほだ木を本伏せする

2017-10-27 20:50:34 | 食彩・山菜・きのこ

 昨年シイタケ菌を打ちこんだほだ木を井桁状にしていたが、やっと本伏せすることにした。設置場所の周りの雑草ジャングルを草刈りしてから、支柱となる太い竹を山から伐り出すなど、事前準備がけっこうかかる。

 

 管理不十分で雑菌がけっこうはびこっていたのが気になるが、まずはほだ木を立て込む。

 途中でさすが腰が痛くなったがのんびり運ぶ。以前はイノシシやシカが侵入してからヤマビルが生息しているので足元を注意しながら作業にかかる。

 本当は屋根が欲しいが強風がひどい地帯なのでいつも二の足を踏んでいる。が、夏の暑さをしのぐ対策はなんとか手を打たねば。

           

 一昨年に立て込んだ隣のほだ木からちょろちょろとシイタケが出始めている。

 そのいくつかを味噌汁に入れたり、冷凍にしたりする。

 つかの間の秋の空。明日から台風の雨が襲ってくるが、シイタケは歓迎のようすだぞ。

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山が動いたか、消えたか

2017-10-26 19:59:31 | 風景

 畑仕事をする前にまず見る風景がここだ。

 茶畑のファンも風景に溶け込んでいる。

 正面の山は杉が多いのが残念だが、むかしは広葉樹が多く紅葉を楽しんでいたという。

 

  

 雨模様が昨日までだったとき、いつもの山が消えていた。

 山が動いたのだろうか。

 選挙があるたびにいつもがっかりする。やっぱり山は動かないのだろうか。

  日常の中の非日常を発見する視角を磨いていくと「希望」が近づいてくる。

 動かない山はじつは人間たちに何かを語っているのかもしれない。

          

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「茶花」茶を作る

2017-10-25 20:20:36 | 食彩・山菜・きのこ

 畑の生け垣に茶の花がいっぱい咲いていたので、茶の花を収穫する。

 花だけ採るのは意外に手間がかかるのがわかった。

 収穫した花を洗ってから乾かすが、天気が雨続き。

 

               

 家庭用乾燥機で3日間乾燥してみる。

 生の花は匂いが良かったが、乾燥するとあまり感じられない。

 中国では花の匂いを茶葉に吸収させた「茶花」(ホアチャ)の歴史がある。

 

 最近、「茶花」の効能が研究が始まり、抗酸化作用や血糖値を抑える効果がわかってきたという。実際、コカコーラとロート製薬が「茶花」ペットボトルを市販したというが、まだ見ていない。

 

 急須に一つまみ茶花を入れて熱湯を注ぐ。

 匂いはあまり伝わらないが、色はしっかりでている。

 中国では花弁と茶葉を「1対15」の割合で煎れる方法が茶の古い教科書『茶譜』に出ているという。

 

                

 茶花だけで飲むのは漢方薬の位置づけだそうだ。

 薄いほうじ茶のような味がした。

 いま畑で育てているハブ茶の原料「エビスグサ」と混ぜて飲むのもいいかもしれない。  

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ショウガ・サツマイモ初収穫

2017-10-24 20:09:01 | 農作業・野菜

 芽吹きがいま一つだった「ショウガ」の一部が大きくなったので収穫してみる。

 そこそこ育っていたのでまずは安心。

 毎年、これを乾かし粉末のショウガパウダーとして重宝している。

 寒いときは紅茶などの飲み物にこのショウガパウダーを入れている。

 

         

 小さな畝に育ったサツマイモも収穫してみる。太めのイモが多かったので収穫が遅すぎたのだろうか、ほったらかしだったので結果の文句はまったくないが。

 乾かしてから1本ごとに新聞紙で包んでから日陰に保存するのだ。そして焼き芋をせっせと堪能していくつもりだ。

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烈風台風の足跡

2017-10-23 21:06:32 | できごと・事件

 台風21号の風雨が昨夜の10時ごろ通過する。

 トタン屋根なので風雨の強さがダイレクトに寝床を襲う。

 朝起きたら予想どおり隣の道路が冠水していた。

 夕方になっても勢いは止まらない。

 

           

 ハブ茶の原料になる「エビスグサ」の全てがなぎ倒されていた。

 実はすっかりできていてあとは枯れるのを待つばかりなのだが。 

 また、ゴーヤの横の支柱が折れてしまい30cmほどへこんでいた。 

 さいわい、大きな被害がなかったのでホッとする。

 

 

                    

 午後に神事の片づけにお宮に行ったら、幟が2本とも縦に破れていた。

 幟は帆布のような厚い生地だったがかなりの烈風だったのがわかる。

 

 総選挙は予想どおり自民圧勝だった。新党の希望党・小池百合子の本質を国民が見抜いた結果が出ていたようで低迷はとくに東京で顕著だった。同じく新党ホヤホヤの「立憲民主党」の枝野氏の誠実で明確な主張が野党第一党の地歩を確保した。

 かつての自民党と社会党との構図が連想されるが、社会党の失敗に立憲民主党がどれだけ学べるか、そのフットワークの柔軟さがあれば、これからの日本を拓く可能性がほの見える。                  

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江戸中期の木札発見

2017-10-22 12:40:55 | 歴史・文化財

 山里の小集落に散在する「氏神様」はそれぞれ慎ましいたたずまいだ。

 わが12軒が運営するお宮は、八坂神社系の牛頭天王社(ゴズ)だ。

 中世半ばに疫病が伝染したらしく、疫病の神様牛頭天王社を建立したようだ。正徳元年(1711)の棟札があるとのことだが確認していない。

 掃除をしていたら、曹洞宗金剛院が発行した木札を発見。寛政11年10月(1799),護摩供養の加持祈祷(に参加?)をしたようだ。つまり、当時は密教系の神事をしていたらしい。

 まだいくつかの棟札もあるようで、中山間地の村人のささやかな願いを垣間見ることができそうだ。

  18世紀と言えば、中国に遅れていたイギリスが工業化と植民地政策に成功し、世界に君臨していく時代だ。そんなとき、山里の暮しは世界の足音はまだ伝わらず安穏の同質世界をつつましく共有していたのかもしれない。

 

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