森とまちをつなぐ「半農半X」日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

「雪の筆」=清楚な「シライトソウ」の群落

2017-05-29 21:00:49 | 植物
 近くの国道の林縁に「シライトソウ」(シュロソウ科)を発見。
 日本・朝鮮にしか分布していない。
 自治体によっては絶滅危惧種に指定されているほどに、個体は多くはない。
 リンネの弟子で出島に来た医師カール・ツンベルクが『日本植物誌』に掲載して世界に紹介した。
 シーボルトはツンベルクのこの『日本植物誌』を携行して来日したそうだ。 

                         
 この清楚な花は林道のような暗い狭い道沿いの岩盤に張り付いていた。
 したがって、ほとんどは車で通り過ぎてしまうので気がつく人は稀だ。
 数十年前長野に行ったとき、山奥の林縁で初めて出会った。
 ブラシのような姿が強烈だったので覚えていた。
 他の植物が生存できないような厳しい環境の中に生きているだけに、その清楚な姿に魅かれる。

 
 
 
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屋根に登る

2017-05-28 18:39:42 | 屋外作業
 梅雨に入る前に屋根のペンキを塗らなければと少しは焦っている。
 ハーネス型安全帯を取り出し、なんとか着てみてから屋根に登ってみる。
 不思議なもので以前の高所作業では足がすくむ気がしたが、安全帯をしていると怖さがない。

                     
 屋根の釘が浮いている所がある。
 サビもゴミもとらなければならない。
 ペンキを塗る前にやらなければならない作業が意外と多い。

 地下足袋が屋根にフィットしているのが安心だ。
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小梅ちゃんを収穫する

2017-05-27 18:29:55 | 出会い・近隣
 「小梅を採りに来ませんか」と地元の人から声がかかる。
 地元の人から声がかかるというのは稀有なことなのだ。
 ありがたく、田んぼ沿いにある小梅の収穫に行く。

                            
 子連れのヤングママらも一緒だった。
 なにしろ、昨日は一日中雨に閉じ込められていたから、里山と田んぼと青空に囲まれただけでも感激なのだ。
 こんな山里と温かな人の中で子育てをしたかった。

                           
 小梅の樹は1本だけだったが十分な量を確保できた。
 最近放映された横山タカ子さん考案の「さしすカリカリ梅」は、砂糖の「さ」、塩の「し」、酢の「す」を使った簡単カリカリ梅づくり。
 和宮様もさっそく挑戦を始めた。
 干さないで1週間くらいで食べられるという。

                       
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「戦後和解」は妥協ということか

2017-05-26 21:00:11 | 読書
 初老の隠居から「課題図書だぞ」と渡された、小菅信子『戦後和解/日本は過去から解き放たれるのか』(中央公論新社、2005.7)を読む。
 加害国・被害国の終戦後の亀裂・わだかまりを「戦後和解」していく歴史的・俯瞰的に解明している力作。
 作者は「平和のために過去を忘れてはならない」という信念は「一定の歴史を経て一定の時代と社会を背景にして生まれた歴史的現象である」とする。

                            
 それを「東京裁判」やイギリス・ドイツをめぐる戦後処理等をあげて例証していくところは新しい提起だ。
 戦後和解のためには「かつての敵対関係を超えた他者への関心と興味、個人の多様な戦後和解へのアプローチを許容する民主化された社会の存在が必須の背景」とする。

        
 「正義より妥協」というのが作者の主張だが、そうだろうか。
 加害・侵略に至った過程・構造を明らかにしていくことが基本だと思う。
 他国のよこしまな思惑もあるだろうが、大切なことは自国の思考停止と傲慢さを見つめることから和解のデザインが決定されると思う。

 中国・朝鮮からいつも言われる日本の歴史認識の欠如はその通りなのだ。
 それは妥協というのではなく誠意・謙虚さを貫くことから始まるのではないか、と。
 
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今年初めてのハチクを食らう

2017-05-25 20:37:59 | 野外活動
 昨日、隣の竹やぶから侵出してくるハチクを収穫する。
 もちろんそれを焚き火で茹でていく。
 廃材をたっぷり燃やしていつものコースでいく。

                            
 うどんと春菊を茹でて昼食にする。
 午後にハチクを茹でる。
 焼き芋と焼き魚はあっという間に食べてしまって画像も食べてしまう。
 食べ過ぎて動けないので、昼寝をたっぷり。

 イギリスのテロがニュースに大きく取り上げられている。
 確かにテロはいけない。
 ただし、往年の大英帝国の犯した植民地・奴隷支配の実態を紳士はすっかり忘れている。
 同じく日本も過去の侵略加害者であったことを認めたくない「意向」がある。
 その「意向」を浸透させていくと平和ボケが多数派となる。

                         
 それに気づいたマイノリティーは異端となり孤立させられる。
 すると、政治を真剣に向き合わない俗人が政治家となる。
 利害と名声が空気となり世論にさせられ、それを有能に取り込む政治家を善良な大衆は生みだしてしまう。

 平和とはいつも傲慢・無関心との格闘抜きには維持できない。
 日本の今の状態は平和であると定義していいのだろうか。
 
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ホオノキのデカイ花が咲いていたよ

2017-05-24 19:49:45 | 植物
 裏の畑の隅に「ホオノキ」がぐんぐん大きくなってきた。
 昨年あたりから白い花をいっぱいつけてきた。
 上のほうに咲くので近くから花を見ることができないのが残念。

                             
 大きな葉には抗菌作用・防腐作用があるので、朴葉寿司・朴葉餅・朴葉味噌などが有名。
 その影響か、葉には虫食いはないし、樹の下には下草が生えにくいようだ。
 そのため、大木になっていく。
 大木になるのは個人の敷地内では辛いものがあるが、この辺で止まってほしいのだが。
                          
 
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会えてホッと「賢者」の花冠

2017-05-23 10:04:48 | 植物
 近くの県道・国道にいつも5月の連休に見られた「ジャケツイバラ(蛇結茨)」(マメ科)が今年は見られなかった。
 自治体によっては絶滅危惧種に指定されているので心配していたが、中旬以降から見られるようになった。

                                   
 相変わらず道沿いで壮観な花を見せてもらう。
 個体が減っているように思えるが原因はわからない。
 花言葉が「賢者」という。

   
 聖書に「賢さ」と出ていることかららしいが、道路管理者からは毛嫌いされている。
 花は花冠のように凛としているが、問題は刺だ。
 この刺で隣にからみつき勢力を旺盛に伸ばしていくからだ。

                                  
 この刺は釣り針と同じ構造で刺さったら簡単には取れないのだ。
 渦巻きのような刺は人間でさえも補足してしまうほどなのだ。
 それはともかく、藪の中から花序をしっかり天に屹立して花咲く姿はまさしく冠をつけた「賢者」そのものだ。

 
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歌舞伎とスケートとの競演『氷艶』

2017-05-22 21:04:53 | アート・文化
 歌舞伎とスケートとの画期的なコラボが始まった。
 この企画に娘がしっかり関わっていた関係でチケットをひょっこり入手。
 生まれて初めてのスケートショーを直接見ることになる。

                               
 知り合いとともに会場の代々木体育館に行くが、歩く人の行き先が同じなのがすでに異次元の道。
 ここでオリンピック・内外のスポーツ大会・コンサートが行われてきた日本の世界の最前線に踏み込む。
 自分の立ち位置が土と雑草と汗にまみれた農的世界から突然バーチャルな魔界に転生してしまうことになる。

      
 開演直前にはぎっしり観客が位置につく。
 圧倒的に女性が多い。それも熱烈な高橋大輔フアン。
 高額なチケットからエンターテイメントの巨大な市場に動く金銭の迫力を想う。
 100円で野菜が売れるかどうか一喜一憂するミクロな世界ではない。

                               
 それだけにバーチャルな世界は、大枚をはたいた顧客を満足させるかどうかの厳しさがある。
 高橋大輔や荒川静香のスケーティングと初挑戦の演技はさすがに圧巻だった。
 そこにはメダリストのたゆまない努力の裏付けが表現されていた。
 また、体育館の天井から氷上までの空間をすべて駆使した市川染五郎の演出感覚の柔軟さも見逃せない。

      
 正面の幕は、定評のあるチーム「Lab」のプロジェクション演出の創造の舞台でもあった。
 それは登場人物の心象風景だったり、場面の変換だったり、それは氷上でさえも映し出された。
 しかも、世界的な和太鼓集団「DRUM TAO」の非日常的リズムが半球体を支える空間と呼気に炸裂する。

                                  
 そうしたこれでもかという染五郎のサービス精神と既成概念を破壊する創造力とが縦横に仕掛けられる。
 それによって、歌舞伎とスケート界との初めてのコラボが止揚されていく。

 現役を引退したスケーターたちもこのコラボをきっかけに新しい道を発見できたに違いない。
 十代が主流になってきたスケート界にとっては選手引退後の身の振り方が喫緊の課題でもあったのだ。
 観客を充分満足させた「氷艶」は、歌舞伎を変革してきた挑戦者たちと瞬間に生きてきた氷上の演者たちとの魂の賜物であり出発点でもあった。


    
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お殿様と殺人鬼と!?

2017-05-21 00:44:00 | 生き物
 畑の荒耕をしていたら、カエルがゆったり飛び跳ねた。
 地面と同じような体色をしていたのでわかりにくい。
 体色に緑色はないがどうやら「トノサマガエル」らしい。
 見逃していたかもしれないが、わが畑では初めて確認できたカエルとなる。
 環境省から「準絶滅危惧種」に指定されたように、個体数が激減している殿様でもある。

                             
 道草山の栗の木にスズメバチの誘引トラップを吊るしておいた。
 するとさっそくなんと「オオスズメバチ」数匹が捕捉できていた。
 なにせそばに蜜蜂の巣箱が置いてあるからね。

 オオスズメバチは世界でも最大級の大きさで、人間をも殺すこともある。
 オイラも足を刺されてひどい目に合った経験もある。
 時速40kmというからとても逃げられるものではない。
 数十匹のオオスズメバチで数万匹のミツバチを殲滅する昆虫界最強の軍人なのだ。
 しかし、オニヤンマは時速70kmでオオスズメバチをも捕捉する。

 
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炎天下で茶摘み終了

2017-05-20 21:17:14 | 農作業・野菜
 新ちゃんの家族が茶摘みにやってきた。
 機械摘みだけど二人で機械を持ちもう一人が袋を支える。
 昨日半分を刈り取り、きょうが最終の刈り取りだ。
 同時に地域の茶工場も製茶機械が止まる。

                                   
 うだる暑さにもかかわらず、文句を言う暇はない。
 刈り取った新茶は発酵する前にすぐ製茶作業にいれるので時間が勝負なのだ。
 オイラは裏の畑で畝づくり。

         
 雑草だらけだった裏の畑が耕運機のおかげですっかり畑となった。
 これから畝づくりも始めなければならないがここまでできればまずは安心。
 あとは種から芽が出るのを待つばかり。
 
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名前のない蛾発見!?

2017-05-19 20:59:34 | 生き物
 畑で小さな蛾を見つける。
 シャクガの仲間らしいが、シジミチョウよりは大きいがモンシロチョウより小さい。
 スジが一本という模様がシンプルだが存在感がある。
 いろいろ調べたがなかなか同じ蛾が特定できない。
 「トガリベニスジヒメシャク」という蛾に似ているが、件数を誇るネットの図鑑を見ると「未同定」と表示されている。
 つまりまだはっきり特定されていない蛾であるということに違いない。

     
                                  
 庭で作業をしていたら今度は「イチモンジチョウ」2頭がしばらく遊んでいた。
 きっとオスメスのランデブーに違いないと思うが、動きが早くなかなかカメラに収まらない。
 いつものように労働はしめしめと中断となる。
 翅の表は一文字だが裏は江戸の半纏の裏側みたいになかなかオシャレだ。

      
                                   
 ここ数日アナグマの暗躍は収まったが、やはり生ごみを漁りに来ているのは間違いない。
 当局は厳重に容器を網でカバーしているので蓋を開けられても食べられないというわけだ。
 糠の入っていた肥料袋を見たら見事に穴だらけとなっていた。

 きょうはわが茶園の収穫の開始日。
 明日が茶工場の最終日だそうだ。
 わが茶園をはじめ今年はどこも茶の生育がかなり良いらしいが価格の伸び悩みは変らないと言う。
 茶園の管理をしていないオイラはその横で野菜にたっぷりの水をあげる。
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ハチクが1本出てきたよ

2017-05-18 20:14:08 | 農作業・野菜
 隣の竹林から道草山に侵出した見事な「ハチク」が1本だけだったが出てきた。
 例年だと5月下旬が旬なので、来週後半にいっぱい収穫できる気がする。
 ハチクの姿は不動明王のようでいつもありがたいと思いながら食べさせてもらっている。

                            
 畑の隣の「キウイフルーツ」の蕾もしっかりつけている。
 昨年に強剪定しているのでその影響がどう出てくるか、楽しみでもある。
 朝の野菜ジュースではキウイの存在は大きいが、さすがに今は手持ちがない。
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「勇者への花」はハーブだった

2017-05-17 21:41:32 | 植物
 畑の一隅に見慣れない花があった。
 なかなかその正体がわからなかったがやっと判明。
 ハーブの仲間で「ホワイトキャンピオン」(ナデシコ科)という。
 葉や花がサラダやスープにも飲食できるという。

                            
 馬上での試合の勝者(チャンピオン)はこれを花冠にしたものを贈られる。
 ワイルドフラワーに混じっていたのかもしれないが、いつのまにか花の数が増えてきている。
 無垢な白が美しい。

 園芸植物はなるべく増やさないようにしているが、食べられるとなると急に態度が変わるのだ。
 さっそくいただくことになります。
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暗躍するムジナの百鬼夜行

2017-05-16 20:30:54 | 生き物
 一昨日、倉庫にだれかが侵入したらしい。
 置きっぱなしだったボカシ肥料を食べている。
 閉めてあった引き戸を開けたのだ。
 経験的にはこれはアナグマ(ムジナ)に違いない、とみた。

 
                              
 予想通り、畑や家の周辺には20個以上の穴が掘られている。
 イノシシだと豪快な破壊になるが、ムジナはミミズを石垣の下で掘ることが多いようだ。

         
                                  しかし、野菜の根元をほじくったり、インゲンの種を植えたトレーをいたずらしたりする。
 とりわけ、落花生が好きで毎年注意していないと収穫直前に食べられてしまう。
 今朝はロックがかかっていたはずのポリペールに入っていた糠を食べられてしまった。

                              
                            
 さらに、シイタケ乾燥小屋や農機具倉庫の壁板に穴を開けられた。
 そのうえ、ダンボール置き場の床下が掘られていた。
 ひょっとしたら当局に無断で宿泊していたのかもしれない。

                                   
 無賃宿泊を阻止すべく掘られた床下に石をいっぱい詰めてからペグを打ち付けておく。
 これから夏野菜が芽をどんどん出していくので、当局としては闖入者をいっそう警戒しなければならない。
 とりあえず、残してあったニンジンはすべて収穫する。
    
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アヤメが咲き出したよ

2017-05-15 22:55:54 | 植物
 わが家の入口の「アヤメ」がついに咲き出した。
 小さ群落だったものが今では7~8mくらいの畑の境になるくらい繁殖してきた。
 肥料はほとんどあげていないが生命力は旺盛だ。

                              
 畑のほうのアヤメはこれから一斉に咲く準備をしている。
 ここ数年期待通りの一斉行進をしてくれている。
 ついそれが当たり前になってしまう慣れを戒める。
 増えすぎた苗の次の出番を考えている。

     
 畑のヘリには「アメリカフウロ」が薄いピンクの小さな花をつけて一大勢力になってきた。
 毎年勢力図が変わっていくのが面白い。
 雑草はやっかいではあるが敵だとは思わないので、雑草ゾーンも残してある。

 きょうは終日草刈機をフル運転させる。
 両手がしばらくしびれてしまった。
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