山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

国道に「光の輪」が降臨?

2018-11-30 20:51:44 | 路上観察

 国道を車で走っていたら突然路上に光の輪が降臨した。びっくりして車を止めて狭い中山間地の国道に何があったのかを確かめる。「光の輪」といえば、オーム真理教から脱退した「アーレフ」のメンバーがさらに脱退して結成した団体だ。公安調査庁はオーム真理教上祐派とみている。

  

 よく見ると路上の光の輪はカーブミラーが起こしたことがすぐにわかった。それにしても見事なものだ。こうした現象は偶然が重なって短時間で起きるので、たびたび目撃できる現象ではない。こんな出来事も中山間地ならではの太陽の遊び心なのかもしれない。

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斬新メニューの手打ち蕎麦

2018-11-29 20:21:37 | 特産品・モノ

 春野町への入り口にあったそば処の経営者が変わって新装「まるなる」店ができてまもない。和宮様のご配慮もあり応援の意味でときどきだが食べに行くようにしている。先日久々にお店によると新メニューが明示してあった。さっそく、その「角煮ぶっかけそば」を注文する。豚の角煮の旨さはもちろん、半熟玉子天・のり天・大根おろし・ねぎのハーモニーが心地よい。山田さん・天野さんおすすめのメニューだそうだ。1000円。  

  

 もう一つの新メニューは、創作「まるなる香り蕎麦」だった。うまみ醤油と香味油ソースをベースに半熟玉子・レモン・ネギ・大根おろし・のりが添えられていた。なんといってもレモンの香りが強烈で蕎麦の概念の変更を迫る勢いだ。650円はじゅうぶん安い。

 いずれも新しいメニューに意気込む店主のパトスが伝わってくる。それ以上に、手打ちならではのそばの旨みが心身を暖かくする。久しぶりの手打ち蕎麦だった。

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猪の国生物兵器を使用か?

2018-11-28 19:25:56 | できごと・事件

 今月中旬にわが土地を猛攻した「猪の国」について当局は調査をすすめた結果、すぐ近くの荒れた茶畑でついに「猪の国」のアジトを発見した。つい最近まで利用していたことはわかったが残念ながら戦士は逃亡していた。

            

                      

 本来平らであるはずの土地が凸凹していて歩きずらいこと甚だしい。しかも、新たな対策をしないと同じ場所を荒らしまわるのもわかった。そこで当局は、周りの雑草やススキを刈り取り新たな対策をこうじたことを示そうというわけだ。しかし。

        

 敵もただ者じゃぁない。いつものようにヤマビルをまき散らすだけではなく、生物兵器「五千弾種」(コセンダングサ)を広範にまき散らしたのだった。そのため当局側は手足・背中をはじめその棘で全身が痒くなってしまった。それで当局はいったん退却しその棘を取り去ってから、腰を据えて生物兵器の駆除を開始した。さらに当局側の精鋭レインジャーからなる鉄砲隊が出動するという。

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古代ペルシャからのドライフルーツ「デーツ」

2018-11-27 17:50:44 | 特産品・モノ

 紀元前3000年以上から食品として利用されていた乾燥「デーツ」を先日入手した。デーツは、遊牧のアラブ人が乳製品とともに主食でもあるという。デーツとは日本では「なつめヤシ」と言われ、果実が「棗(ナツメ)」に似ているところから命名されたようだ。最近は美容とダイエットで注目されている。味は乾燥プルーンや棗の味をよりねっとりとした濃厚な旨さだった。

           

 種は2.5cmほどの長さで縦に溝がある。旧約聖書では「エデンの園の果実」、コーランでは「神の与えた食物」と記されているように生きる上での貴重な食物だったことがわかる。デーツは400種類以上あり、そのなかで「ピアロム種」は最高品種だ。日本ではウスターソースやオタフクソースなどの原料にも利用されているという。天日干し・食品添加物不使用。加工・販売は上野の「バイオシード」。

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ついに「テスラ」を発見

2018-11-26 21:23:18 | 自動車・エンブレム

 高天の秋、久々に食事に出かける。すると駐車場に電気自動車の「テスラ」が駐車していた。テスラはシリコンバレーを拠点に世界に打って出た先駆的なEV自動車会社だ。エンブレムはTシャツかなと一瞬よぎったが、同社製品のモーターの断面だそうだ。T字部分が「回転子」、上の孤が「固定子」というわけだ。ロゴはシンプルでテスラの「T」を思わせるシャープさがある。

 ついにテスラが日本に進出してきたことを目撃できたが、日本のEV化方針は中国より遅れているのが気になる。

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カヤネズミの球巣を発見

2018-11-25 19:17:19 | 生き物

 わが家の畑の隣にある荒野は猪の国の支配となった。ランダムに耕作したかのように一面に凸凹した荒野が出現した。当局は猪の国撲滅のためまずはススキや雑草を刈り始めた。そこのススキになんと、ソフトボールくらいの球巣を発見。久しぶりのカヤネズミの巣だった。

   

 日本で最小のカヤネズミは500円玉(7~8g)くらいの重さしかない。赤ちゃんは1gだという。カヤネズミは巣の周辺のイネ科植物の葉を裂いて巣を作る。野鳥は素材を運んで来て巣を作る。草の上に球巣を作るのは日本ではカヤネズミしかいないという。県によっては絶滅危惧種に指定されているほどだんだんと個体数は減ってきている。

 猪の国の戦士はカヤネズミの存在を知っていたのだろうか。逃げるのはカヤネズミのほうが早いのは言うまでもないね。

    

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初霜と焚き火

2018-11-24 20:14:50 | できごと・事件

  朝起きたら室温は9度だった。一桁になったのは今年初めてのことだった。外を見たら一面霜が降臨しているのがわかった。どうりで寒い。

       

 室内ではふだん靴下を履かないがそのまま寒いのをがまんして外に出てみる。圧巻だね。自然の摂理の厳粛を隅々まで貫いている。わがもの顔だったコセンダングサもさすがに霜の脅威で萎れていた。シシトウやトウガラシの葉も萎れてきたのであわてて来訪中の娘に赤いトウガラシを収穫してもらった。

        

 紅葉のカエデも葉を広げながらも「霜焼け」を甘受している。あわててニンニクのススキマルチの作業を優先する。畑の雑草の山を運んで急遽焚き火することにする。火おこしに自信のある娘がファイヤーキーパーに専念してくれた。

        

 背の高さほどもあった雑草も娘の奮闘でずいぶん小さくなってきた。雑草の多くはやはりコセンダングサやカボチャのツルだった。雑草のマルチを畑でやってきているがやはり種がこぼれることを考えると燃やしたほうがいい。

        

 火がもったいないのでうどんを茹でることになる。麺類にこだわる和宮様もエプロンをかけて茹で加減の指導にくる。畑のシュンギクを収穫してうどんに入れる。ついでに、焼き芋や焼きサンマの常連と殻付生落花生も参入しメニューも多彩に。夕飯はこれで決まり。霜に始まり焚き火に至るあわただしい一日となる。娘の活躍で畑の片づけ作業も数日分は稼いだのも特筆すべきことだった。

 

       

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秋の里 生コン打って 道普請

2018-11-23 18:04:00 | 出会い・近隣

 わが集落で水道施設からの山道を生コンで道普請する。朝8時に集合し、ミキサー車の生コンを待つ。最近空き家に入居してくれた若い新人も参加。いつもだったら、ミキサー車が直接予定地にやってきて一気に生コンを吐きだす。しかし、道幅が狭い山道ではミキサー車が入れないので、小型のブルトーザーのバケットに生コンを入れてピストン輸送する。したがって、1回に1mくらいしか作業がすすまない。

             

 今までだとほぼ午前中に道普請は終了していたが、こうしたピストン輸送のやり方だと時間がどうしてもかかってしまう。午前中は陽当たりがいい場所だったので汗が流れるほどの暖かさだった。 

             

 午後からはだんだんと陽が落ち始めると温度差が気になる。予定地のゴールまであと7~8mというところで終わってしまったが、生コン予算の関係ではこれがやっと。続きは来年度事業の予定となる。つまり、生コンの原材料経費を行政が負担し、人件費ゼロで地元住民総出で道路舗装の施工をするという協働作業だ。都会ではとても考えられない方式だ。

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古書がつなぐ過去と今のミステリー

2018-11-22 08:50:09 | アート・文化

 先日、三島有紀子監督の映画「ビブリア古書堂の事件手帖」を観た。「ビブリア」という聞きなれない言葉に惹かれた。意味は「本を愛する人」という意味らしい。そしてまた、本離れ甚だしい昨今あえて古本屋を舞台にした映画だから営業収入が厳しいだろうなと思って駆けつける。

           

 しかし、三上延・原作小説のシリーズは累計680万部も売れ、本屋大賞にノミネートされたり、文庫ベストテン(2011年)では第1位だったという。夏目漱石『それから』に記載されていた漱石の偽のサインから祖母の過去がだんだんと解明していく。さらに希少本・太宰治『晩年』が盗まれそうになる犯人が意外な人だったというミステリーストーリーだ。

       

 活字恐怖症の大輔こと野村周平が本に引きこまれ、本がいのちの古書店主栞子こと黒木華が「本だけがすべてじゃない」と決断するなど、本を媒介として主人公たちが成長していくラブストーリーでもある。二面性を好演した稲垣こと成田凌の存在感が光る。

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生落花生を炒める

2018-11-21 20:52:51 | 野菜・果樹

 アナグマ被害からなんとか脱して収穫した生落花生を炒めてみた。さいわい焚き火で残った炭を七輪に移して比較的強火で殻つきのまま炒めてみる。いままでは殻をいちいち割りながら炒めていたのでこちらのほうが楽ちんだ。

                       

 生落花生のなかには合体した珍品もあった。仲がいいみたいでなかなか離れない。何とか細かく潰してやっと口の中に放りこむ。というわけで、殻が焦げる寸前あたりでフライパンを七輪から離してしばらく冷ましておく。そのうちに、試食をするうちにぐいぐい殻をつぶすのが楽しくなりあっという間に平らげてしまった。

          

 ついでに、朝収穫しておいたシイタケを残り火で焼いてみる。原木シイタケはさすがに味が濃く旨い。ヤマナメクジもかじったくらいだからね。寒さがだんだんと皮膚に沁みてくる季節。七輪の出番が嬉しい季節だ。次はやはりサンマにしよう。

  

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