ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

旅人採用

2021-02-19 20:00:53 | 時事(国内)
というのがあるらしい。

長期に渡って海外をほっつき歩いていた人が、いざ、就職活動をしようとすると履歴書上に空白期間が生じる。それを逆手に、いや強みにして企業とマッチングさせ、人材を提供しようという試みをとある会社がやっている。それを旅人採用というらしい。

登録の条件というのもある。新卒なら5カ国の渡航経験かひと月以上の滞在経験。中途なら10カ国、もしくは3か月以上の滞在経験があるというのがそれ。さらに語学力を売りにするということではなく、問題解決能力や意思決定のスピードといった、旅の経験をベースにした力量を重視というのも珍しい。登録者は女性の方が多く、受け入れ先はITと人材系多いらしいが、ベンチャー気質の強い企業と言うのはうなずけるところではある。

20年とか25年前にこういうのがあったら、私も一度くらいは利用したかもしれない。

けれど旅人を買いかぶってはいけないと思う。私が経営者なら、まず採用しない。

自論だが経験上、所詮、海外をフラフラしていた奴など、大方ロクな奴はいない。自分もそうなので良くわかっている。留学生は、また別の話。ここで言うのは長期旅行者のことである。もちろん中には、目的意識を持ったしっかり者もいる。しかし、ごくごく稀だ。かれこれ20年以上前の時代の話で、今の若い人らは違うのかもしれないが、当時はそうだった。一見、知識は豊富で話も面白い人が多いけれど、コツコツ頑張ることが苦手で辛抱がない。辛いとすぐに逃げ、楽に生きることばかり考えている。

旅人経験者が持つ、意思決定の早さを売りなどと言うが、嫌になるとすぐ辞める決断の早さにも繋がるので油断ならない。若いと少しお金が溜まったら、再び旅に出てしまうことも危惧される。30以上だと覚悟を決めて、社会へ戻ろうとする人もいるだろうから、このあたりの年代の方が、まだ信用できるような気もする。

昔、読んだ本に「旅はアヘンだ…」と書いてあった。

どっぷり浸かると、止めることが出来なくなる。本当にそうだと思った。そんな人らを、まぁ、救済してくれるのでありがたい会社ではあるものの、なんだろう、すんなり社会へ戻っていける人がどのくらいいるのだろうと、ちょっと疑問もある。

時代が違うのかもしれないけれど…。

これも隙間的な商売のひとつなんだろうか?
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