広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

楢山登町河川公園

2015-05-26 22:57:28 | 秋田の季節・風景
秋田市中心部から旭川に沿う県道28号線を下ってくると、「南有楽町通り」の楢山登町で川から少し離れる。そこから川沿いには、河川管理用通路が続き、実質的に歩行者自転車専用道路として使われている。※この記事参照

県道の歩道と通路がY字に分岐することになるが、その三角形の土地が「旭川 楢山登町河川公園」となっていた。
(再掲)
「秋田県」とあり県管轄だが、道路管理者としてではなく、河川管理者としてだろう。
※旭川は一級河川。一級河川の一部(けっこう大部分?)は国が都道府県に管理を委託しており、旭川も該当。
2014年1月撮影。手前から奥の建物までが河川公園
「公園」と言っても遊具類はなく、木とベンチがある程度。
市が管理する「都市公園」ではないし、狭いし、公園というより「緑地」レベルか。

木は、県道との境にドウダンツツジ(?)の生け垣、桜が2本、そして藤棚。(これで全部のはず)
藤棚のフジは花が咲かず、葉ばかりがこんもりと茂り、病気にかかっていたことすらあった。2014年と今2015年には、わずかながら花が咲いていた。
それが今は、
なくなってしまった!!

先週中(20日)頃から公園を取り壊す工事が行われ、週末までには更地になってアスファルト舗装されてしまった。
あっけなく、楢山登町河川公園がなくなってしまった。

反対側から
フジの状態のほかに、生け垣を囲う竹が壊れかけているなど、充分な手入れが行われていたとは言いがたかった。
ベンチに人が座っている(というか敷地内に人が滞在する)ことはまずなく、管理者からも住民・通行人からも見放されていた公園と言えるかもしれない。
だから、県としては撤去したのだろう。舗装したからには、跡に何かを造らずにずっとこのままだろうか。


改めて見ると、こんなに狭い公園だったのかと感じたものの、歩道(と通路)にしては広すぎるとも感じた。

何年前から公園があったのかは分からないけれど、おそらく管理できなくなったという理由で、あっさりと更地にしてしまうのは、やや安易な気がしなくもない。
数年前に(山王十字路以西の狭義の)山王大通りの中央分離帯の花壇がなくなったのも、同じ理由だろう。
これからはこういうことが増えていかざるを得ないのかもしれない。

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