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バスダイヤ・乗り場変更

2013-10-03 23:52:37 | 秋田のいろいろ
中央交通のホームページに、10月2日付で2つの情報が掲載された。
1つは、ダイヤ改正。
秋田駅西口バスターミナルの完成に合わせたのか、10月15日(連休明けの火曜)に実施。

最近の中央交通では、ダイヤ改正時にホームページに新ダイヤを詳しく掲載してくれる場合と、「変わります」だけであとは何もしてくれない場合があって、気まぐれ。今春は後者だったが、秋は前者になった。
ホームページには変更される路線名が列挙され、各路線ごとの時刻表のPDFファイルにリンクしている。
時刻表では「9:10から9:15に変更」などと、どこが変更になったか赤文字で書き加えてくれていて、とても分かりやすく親切。毎回、こういうふうにしていただきたいものです。


今回は大規模な改廃はなく、小規模な時刻の移動が中心。 ※利用にあたっては、各自、公式な時刻表等で確認願います。
時刻変更は、該当路線の数便において5分程度繰り下げというのが多いものの、土崎循環線内回りの平日では、9時40分発が9時10分になるような30分程度移動するものもごくごく一部である。

廃止されるダイヤもわずかにある。
城東消防署経由駅東団地線は、朝と夕方を中心に平日の上り4本、下り5本が廃止。この路線は、東営業所廃止に伴う代替路線で、駅西側と駅東口を行き来する車両の回送を兼ねたような位置づけだから、車両運用の変更に伴うものだろうか。でも、乗客は多くはないがそれなりにいるはずで、不便になる人もいそう。

愛宕下橋経由雄和線では、平日朝にあった秋田駅発8時15分の下りが廃止。これで始発は13時35分となる。
東口発明田・横森経由ノースアジア大学線も、平日朝の下り秋田駅東口7時55発が廃止。これは無料のスクールバスがあるノースアジア大学や明桜高校の通学は問題ないとしても、途中の桜付近までの利用者への影響はどうだろうか。

あとは、組合病院線(土崎駅発着分だが、公式サイトでは神田線のほうにも重複して掲載している)で組合病院8時10分発土崎駅行きが廃止。
ここで気になるのは「秋田市マイタウン・バス笹岡線」からの接続。マイタウンバス笹岡線は、秋田駅方面から笹岡集落を通って、組合病院、土崎駅を結んでいた「笹岡線」の廃止代替として、神田-組合病院間で秋田市が運行しているバス。
組合病院では、土崎駅方面との接続を考慮しているはずで、現在は8時06分着の笹岡線があるけれど、この接続がなくなることになる。
マイタウンバス笹岡線の利用者自体少なく、土崎駅方面へ乗り継ぐ人など皆無に等しいのかもしれないけれど。
以上、廃止分。(他に車庫行きでも廃止される便があるが省略)

ちょっと紛らわしいのが、牛島経由御野場団地線。
土日祝の上り最終(実際には御所野始発のバスも同じ経路なので、さらに遅い便もある)の欄に、御野場団地19時14分発秋田駅・長崎屋経由車庫行きというのがあって、赤で「□追加」とある。
てっきり、この便自体が新規設定(増発)されたのかと思ってしまったが、これは現在も運行されている。
よく見ると、今までなかった「『□印』が追加された」という意味だった。「□」印は、年末年始の特別ダイヤの日に運休となる便。つまり、新たに年末年始の運休対象になったというだけの話。

ところで、新しい時刻表の欄外の「□」の説明は、「12/31~1/3運休」となっている。
今年の年始までは、特別ダイヤは大みそかから1月2日までで、3日は普通の土日ダイヤだった。現在のホームページの時刻検索にもそう書かれている。来年から1月3日までに変更になるということでしょうか?→【12月18日】やはりそうなることが発表された。
【2019年9月19日追記】2019年からは12月30日も特別ダイヤ適用となり、12月30日から1月3日までとなる。

【2018年1月8日追記】この改正と直接の関係はないものの、備忘のためにここに記しておきます。
中央交通からの告知はなかったようだが、イオンモール秋田の公式サイトによれば、2013年3月いっぱいで、土日祝日に四ツ小屋駅前~イオンモール秋田間で運行されていた路線が廃止になっていた。たしか列車ダイヤに合わせた運行(全列車ではなかったはず)で、運賃は200円。


10月から、大館市では路線バスに大きな変化があったそうだ。「秋北バスターミナル」が廃止され、市内の路線網が再編された。
秋北バスターミナルは、元々は秋北ホテルという秋北バスの自社物件内にあったが、ホテルを譲渡したのに伴い、賃借する形に変わっていたそうで、それが負担だったという事情もあるようだが、街や人の流れの変化に対応した再編になったようだ。
実際の大館のバス利用者の反応は分からないが、使いやすく柔軟に変えていくことは必要だし、それができるのは鉄道にはないバスの特性だと思う。
秋田市でも、ちまちまと減便しているようでは、将来は明るくないだろう。やっぱり、再編が必要ではないだろうか。



秋田市に戻って、2つ目。
秋田駅西口の次とその次のバス停、「千秋公園入口」と「木内前」の変化。
10月15日から「運用方法が変更となります」という。どうも、乗り場を集約するようだ。

西口発の大部分の路線が通る両バス停は、ポールが複数に分散していた。
(木内前の羽後交通やリムジンバスは別に)両バス停とも4本のポールがあって、駅と反対の西側から順に0番から3番まで番号が振られている。割り振りは大雑把に0番が土崎方面、1番が牛島方面、2番が神田方面、3番が新屋方面の各路線。
千秋公園入口。手前が3番。バスがいるのが0番
これが、どちらも1番と2番の2つになる。今までの0番と1番が新しい1番に、旧2番と3番の路線が新2番になるようだ。

たしかに、路上にごちゃごちゃとポールが林立するのは分かりづらいし、見た目としても好ましくないのかもしれない。千秋公園入口では、アーケードがなくなってしまったので、そのことも関係するのかもしれない。
だからといって、ある程度の運行本数があるバス停で、2つだけにまとめていいのかという気もする。バスが続行して渋滞したり、乗客がうまく整列できずにバスに乗り損ねたりしないだろうか。
木内前で連なるバス
木内前では、通町経由の路線(現2番・3番を使用)は発車直後に車線変更する必要があるので、今より前(西側)へポールを移動させるのは無理そう(だから正確には木内前じゃなく「キャッスル前」)。それに、リムジンバスと羽後交通のポールもある。場所が限られる中で、ポールをどこに置くかも注目。
(再掲)木内の前からキャッスル方向。手前からリムジン乗り場、2番、3番

※集約後の状況はこの記事後半
※集約が行われた理由・経緯についてはこの記事後半

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