先週末の青森訪問記を始めます。今回行ったのは青森市周辺中心だったので、弘前は駅周辺を一瞬しか見られなかったですが、まずはその模様をまとめて。
雪が多かった今年だけど、秋田市、青森市、弘前市とも路面や町中の雪はすっかり消えている。アメダスのデータ上は、秋田市はとっくにゼロ、青森市は今日やっとゼロになり、弘前市はまだ9センチを観測している。【5日追記】弘前市も5日17時に積雪がゼロとなった。
日陰に残る積み上げられた雪は、弘前よりも青森市がいちばん多いような印象がした(後日別記事にて)けど、弘前でもとても多く雪が残る所があった。
弘前駅のホームから、駅の東側を見ると、
駅舎2階から。駐車場の向こうに巨大な雪山
弘前駅の東(城東口)側は、秋田駅東口と同じく、住宅地に駐車場や空き地が混在しているが、その一角に雪が積み上げられ、黒く汚れていた。
近くまで行ってみると、普段は公共の広場のような場所のようだ。
あずまやや街灯よりも高い
新幹線から乗り換えて弘前に降りたのだろうか、小学生くらいの子どもだけのグループの1人が「弘前に着いたけど、すごく雪が多いよ」と、たぶん自宅に電話していた。雪のない土地の人がこの雪山を目にすればそう言いたくなるのも分かるが、あの大雪を思えば、むしろよくここまで減り、ここだけこんなに残ったものだ。
※この後、5月でも残っていることがストリートビューで確認できる。
弘前駅城東口のバス乗り場に、若者を中心とした行列ができていた。彼らが乗るのは、
城東環状100円バス(以前の記事)
さくら野(旧・弘前ビブレ)へ行くのだろうが、秋田市中心市街地循環バスとは正反対の乗車率と客層。
西側の中央口へ回る。
先日の記事の通り、4月から土手町循環100円バスのルートやバス停が一部変わった。この日は、旧ルート最終日の3月31日。
まず、廃止になる「駅通り」停留所。土手町循環専用の停留所で、一般路線や「ためのぶ号」は通過。
イトーヨーカドー北西角から西を望む。奥の白いのがみちのく銀行弘前営業部
矢印が「駅通り」バス停。交差点から100メートルほどしか離れていない。もう少し距離があると思っていた。
バス停の前には建物があるものの、封鎖されている。
「サンワボウル」という色あせたサインが残っている
ここはかつてボウリング場があり、1階は「マルサン」というスーパーだった。
僕が弘前にいた頃(少なくとも1996年春)にはマルサンはまだ営業していて、中に入ったことがあった。
マルサンといえば、秋田市の広小路沿い、今のドーミーインがある所に同名のスーパーがあった。それとロゴマークが同じだったので、チェーンだったのだろうか。店内の雰囲気も似ていたと思う。弘前市内には、他にも小さな(平屋で食品中心の)マルサンがあったが、今はみんななくなった。
バス停の表示
今となってはあまり意味がなさそうなバス停だが、1998年の土手町循環バス運行開始当時はまだマルサンがあり、その買い物客の便を図って、「駅通り」バス停を置いたのかもしれない。(推測です。弘前のマルサンの経営企業や秋田のマルサンとの関係、閉店時期等についてご存知でしたらお知らせください)
ちょうど循環バスがやって来た。バス停近くにいては迷惑になるので、ポールから離れた。バスを待つ人もいないし、下車する人もまずいないはずだから、バスは素通りすると思っていると、
なぜかポールのところで停車
ドアを開けずにしばらく停車し、発車して行った。時間調整なら次のターミナルで行うはずだけど。おかげさまで、貴重な写真は撮れました。
駅通りの次は、運行上終点の弘前バスターミナル。
ターミナルは、イトーヨーカドー1階の南側部分。循環バスはヨーカドー北西角の交差点を右折して並木通りに入り、すぐ次の信号を左折してターミナルへ入る。この区間を走行するのも、3月限りのはず。
並木通りへ曲がる交差点には右折レーンがあるため、駅通りバス停を通過してすぐに車線変更しないといけないし、右折車が多いので、信号待ちに時間がかかることもある。これも駅通りバス停廃止の理由かもしれない。
駅通り発車と同時に車線変更
ドコモとソフトバンクの店が隣り合っているのね。
右折待ち
並木通りからターミナルへ曲がる循環バス
もう1点。ビルの名前がジョッパルから「ヒロロ」に変わるのに先立って、「ジョッパル前」停留所が「大町一丁目」に改称される。
これも循環バス専用停留所
ポールの表示板の片面は「ジョッパル前」ではなく、
以前の「ダイエー弘前」になっていた!
大雪などで「ジョッパル前」が剥がれてしまったようだ。前日なのに表示が変わっていないということは、当日に書き換えるのだろう(秋田では事前に変えてしまい、上から紙を貼る)。
ダイエー弘前→ジョッパル前→大町一丁目と土手町循環バスの中では、最も変遷が多い停留所ではないだろうか。
そういえば、秋田はダイエー前→秋田ニューシティ前→大町通りという変遷。どことなく似ている。
※その後のさらなる変化はこの記事後半
バスについてはこのくらいにして、そのジョッパルからヒロロへと変わる、ビル自体。並木通りに面した南西面は、足場やシートで覆われていた。
屋上の看板はJoppaLのまま
2009年の経営破綻後も、外周のテナントの看板類はずっと営業当時のままで残され、まるで夜逃げしたように見えていたのも、
やっと撤去された
これは以前(ダイエー当時)の外壁の色が見えている?
搬入口の看板。これはダイエーのものに「JoppaL」を貼っていたようだ
(再掲)現在は解体された十和田市のダイエーとうてつ駅ビル店の表示
工事看板は搬入口側にあった
イトーヨーカドー北西角の交差点に戻ります。
ヨーカドーを背に北方向
ここは丁字路で並木通りの末端になっている。現在、交差点北側一帯で区画整理が行われていて、将来は並木通りが北へ延びて十字路になるようだ。
スーパードラッグアサヒの1軒置いて隣から、いくつかの建物が解体されていた。
ここが道路になる模様
※ここは2017年夏にはこうなった。
※当記事各項目のその後の模様は、この記事にて
雪が多かった今年だけど、秋田市、青森市、弘前市とも路面や町中の雪はすっかり消えている。アメダスのデータ上は、秋田市はとっくにゼロ、青森市は今日やっとゼロになり、弘前市はまだ9センチを観測している。【5日追記】弘前市も5日17時に積雪がゼロとなった。
日陰に残る積み上げられた雪は、弘前よりも青森市がいちばん多いような印象がした(後日別記事にて)けど、弘前でもとても多く雪が残る所があった。
弘前駅のホームから、駅の東側を見ると、

弘前駅の東(城東口)側は、秋田駅東口と同じく、住宅地に駐車場や空き地が混在しているが、その一角に雪が積み上げられ、黒く汚れていた。
近くまで行ってみると、普段は公共の広場のような場所のようだ。

新幹線から乗り換えて弘前に降りたのだろうか、小学生くらいの子どもだけのグループの1人が「弘前に着いたけど、すごく雪が多いよ」と、たぶん自宅に電話していた。雪のない土地の人がこの雪山を目にすればそう言いたくなるのも分かるが、あの大雪を思えば、むしろよくここまで減り、ここだけこんなに残ったものだ。
※この後、5月でも残っていることがストリートビューで確認できる。
弘前駅城東口のバス乗り場に、若者を中心とした行列ができていた。彼らが乗るのは、

さくら野(旧・弘前ビブレ)へ行くのだろうが、秋田市中心市街地循環バスとは正反対の乗車率と客層。
西側の中央口へ回る。
先日の記事の通り、4月から土手町循環100円バスのルートやバス停が一部変わった。この日は、旧ルート最終日の3月31日。
まず、廃止になる「駅通り」停留所。土手町循環専用の停留所で、一般路線や「ためのぶ号」は通過。

矢印が「駅通り」バス停。交差点から100メートルほどしか離れていない。もう少し距離があると思っていた。
バス停の前には建物があるものの、封鎖されている。

ここはかつてボウリング場があり、1階は「マルサン」というスーパーだった。
僕が弘前にいた頃(少なくとも1996年春)にはマルサンはまだ営業していて、中に入ったことがあった。
マルサンといえば、秋田市の広小路沿い、今のドーミーインがある所に同名のスーパーがあった。それとロゴマークが同じだったので、チェーンだったのだろうか。店内の雰囲気も似ていたと思う。弘前市内には、他にも小さな(平屋で食品中心の)マルサンがあったが、今はみんななくなった。

今となってはあまり意味がなさそうなバス停だが、1998年の土手町循環バス運行開始当時はまだマルサンがあり、その買い物客の便を図って、「駅通り」バス停を置いたのかもしれない。(推測です。弘前のマルサンの経営企業や秋田のマルサンとの関係、閉店時期等についてご存知でしたらお知らせください)
ちょうど循環バスがやって来た。バス停近くにいては迷惑になるので、ポールから離れた。バスを待つ人もいないし、下車する人もまずいないはずだから、バスは素通りすると思っていると、

ドアを開けずにしばらく停車し、発車して行った。時間調整なら次のターミナルで行うはずだけど。おかげさまで、貴重な写真は撮れました。
駅通りの次は、運行上終点の弘前バスターミナル。
ターミナルは、イトーヨーカドー1階の南側部分。循環バスはヨーカドー北西角の交差点を右折して並木通りに入り、すぐ次の信号を左折してターミナルへ入る。この区間を走行するのも、3月限りのはず。
並木通りへ曲がる交差点には右折レーンがあるため、駅通りバス停を通過してすぐに車線変更しないといけないし、右折車が多いので、信号待ちに時間がかかることもある。これも駅通りバス停廃止の理由かもしれない。

ドコモとソフトバンクの店が隣り合っているのね。


もう1点。ビルの名前がジョッパルから「ヒロロ」に変わるのに先立って、「ジョッパル前」停留所が「大町一丁目」に改称される。

ポールの表示板の片面は「ジョッパル前」ではなく、

大雪などで「ジョッパル前」が剥がれてしまったようだ。前日なのに表示が変わっていないということは、当日に書き換えるのだろう(秋田では事前に変えてしまい、上から紙を貼る)。
ダイエー弘前→ジョッパル前→大町一丁目と土手町循環バスの中では、最も変遷が多い停留所ではないだろうか。
そういえば、秋田はダイエー前→秋田ニューシティ前→大町通りという変遷。どことなく似ている。
※その後のさらなる変化はこの記事後半
バスについてはこのくらいにして、そのジョッパルからヒロロへと変わる、ビル自体。並木通りに面した南西面は、足場やシートで覆われていた。

2009年の経営破綻後も、外周のテナントの看板類はずっと営業当時のままで残され、まるで夜逃げしたように見えていたのも、





イトーヨーカドー北西角の交差点に戻ります。

ここは丁字路で並木通りの末端になっている。現在、交差点北側一帯で区画整理が行われていて、将来は並木通りが北へ延びて十字路になるようだ。
スーパードラッグアサヒの1軒置いて隣から、いくつかの建物が解体されていた。

※ここは2017年夏にはこうなった。
※当記事各項目のその後の模様は、この記事にて
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