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速報・再開発エリア愛称決定

2011-11-19 19:22:14 | 秋田のいろいろ
【20日訂正】アップ当初、キャラクター「与次郎」を「にぎわい交流館のマスコット」としていましたが、正しくは「再開発エリアのマスコット」でした。訂正します。

秋田市中心部の日赤病院・婦人会館跡地で行われている「中通一丁目地区市街地再開発事業」。※再開発についての直前の記事はこちら
その再開発エリア自体の愛称と、エリア内にできる施設の1つ「(仮称)秋田市にぎわい交流館」の愛称が、今日、決定した。

先に公募が行われ、一次選考を通過したものを示してどれがいいかの意見募集(アンケート)が一般市民を対象にして夏に行われていた。→8月12日の記事
9月9日には、県庁で秋田市長などが出席して「最終選考会」があったらしいが、その結果は明らかにされなかった。
どうしたのかと思っていると、10月に再開発組合のサイトにロゴやキャラクターのデザインを作成中であり、決定した愛称とともに11月中旬頃に発表する準備をしているとの説明が掲載された。

そして今週、県知事や秋田市長の週間予定表を見ると、今日19日の11時から、エリア向かいの秋田キャッスルホテルで「中通一丁目地区第一種市街地再開発事業愛称等発表会」が開催される(知事・市長が出席)とのことだった。
ぎりぎり「11月中旬」の19日で、しかも土曜日というなんか心もとない時期の発表。そして相変わらず再開発組合からの案内というか予告はない。
新しい名称は何かと、発表会が終わったであろう午後になってからサイトを見ても、決まった愛称が出ているわけでもない。やはり、再開発組合には、市民の期待を集め(?)、多額の税金が投入される事業を任されているという自覚がないように思えてならない。せめて、迅速な情報公開くらいはしてほしい。何も隠すようなことじゃない。(だからこそ、平日に発表すべきだったのでは?)



夕方のAABとAKTのテレビのニュースで名前が分かった。
※NHK秋田の夕方のテレビニュースや魁新報のサイトでは扱っていない。ABSでは取り上げた模様。

それは…
再開発エリアの愛称:エリア なかいち
にぎわい交流館の愛称:にぎわい交流館 AU(あう)
※一部報道ではにぎわい交流館の愛称を「AU」だけかのように扱っているが、「にぎわい交流館 AU」が愛称。
となった。

同時に、「“中”と“一”を地図上の道のように直線的にデザインした」エリアのロゴマークと、「佐竹家に使えたという伝説の白ギツネ“与次郎”をモチーフにした」交流館の【20日訂正】再開発エリアのマスコットキャラクター「与次郎」もそれぞれ知事と市長によって発表された。
【20日追記】交流館のロゴマークも発表された。赤で「A」と「U」が手をつないだような柔らかいデザイン。また、与次郎は伝説にちなんで飛脚の姿。

再開発エリアは来年7月21日(土曜日)のオープンを目指しているという。



さて、決定した愛称について、どのようにお感じだろうか?
個人的には、おかしな名前に決まってしまったらどうしようと心配していたが、意外にマトモなものに決まったと安堵した。
実は僕もアンケートに回答したのだが、どちらも僕がいいと思って回答した候補に決定したのだ。他の回答者のみなさんも同じ感覚で選んだ方が多く、それが組合(や選考に参加した行政)に通じたということだろう。
※意見募集についてはこちらの記事

一次選考通過の愛称を改めて挙げてみる。
エリア
1.あきた明日都(あすと)、2.秋田美居(びい)スクエア、3.AQUAプレイス、4.COASIS、5.秋田こまちシティ、6.あきたふろん都、7.あきなか、8.アルゾ、9.E-SunA (イスナ)、10エリアなかいち、11.千秋ガーデンシティ、12.千秋ガーデンスクエア、13.千秋彩都(せんしゅうさいと)、14.千秋スクエア、15.セントパレア中通、16.中一(なかいち)ミッドタウン、17.なかいちスクエア、18.中通パークエリア、19.ハピネスエリア、20.Forum N-1(フォルム エヌ・ワン)、21.街なか・ゆめ広場、22.ゆめどおり、23.Yotte Mitte(ヨッテ・ミッテ)

にぎわい交流館
1.にぎわい交流館 AU(アウ)、2.ANICO(アニコ)、3.KADARE、4.Seva、5.AKISTA(アキスタ)、6.秋田シビック・プラザ、7.アクートあきた、8.アズベール、9.Atrebo(あとれぼ)、10.アピオール、11.かだる館、12.クロスパルあきた、13.ココロコ秋田、14.セバーヴェ、15.NIGI-WOW(ニギ ワウ)、16.ゆいとぴあ秋田、17.ワンダス

前にも書いたが、今回に限らず公共施設の名称は分かりやすさ、覚えやすさが第一だと思う。
考えた方には申し訳ないが、一次選考を通過した愛称候補の中にも、駐車場やマンションの名前ではないかと誤解されそうなもの、既存施設と混同されそうなもの、ヒネリすぎて意味・由来が分からないもの(方言名称も他地域の人は理解できない)、いつまでも覚えられそうにないものが少なくない。
秋田市中心部に氾濫する分かりづらいカタカナ名称施設がこれ以上増えては、高齢者や旅行客が混乱してしまうに違いないと考えて、僕は「エリアなかいち」と「にぎわい交流館 AU」を推した。

まず、「中通一丁目」だから「なかいち」、単純明快だ。むしろヒネリがなさすぎるかな。
【19日20時追記】ABSによれば、「なかいち」には「中心市街地がもう一度賑わうようにという願いが込められています。」とのこと。
それに「にぎわい交流館 AU」は「au」だけだと携帯電話会社と間違えそうだが(この点だけが心配)、「会う」と通ずるものがあるし、既存あるいは候補にある他のカタカタ名称よりは分かりやすく覚えやすいと思う。そして何よりも、候補の中で唯一、愛称に仮称の「にぎわい交流館」が含まれているので、ある程度はどのような施設か認識してもらいやすいはず。

【20日追記】20日付秋田魁新報1面によれば、エリアなかいちは、秋田市の50歳の女性の考案(発表会に出席していた)。にぎわい交流館AUは、なんと長崎市の22歳の女性の考案。
両ロゴは秋田市保戸野千代田町のデザイン会社「デザインオン」、キャラクターの与次郎は横手市のデザイン会社「ディーズ・アート」の制作。


各施設の建設も進んでいるが、入居する商業施設はいまいち全貌が明らかになっていないようなことが先日新聞に乗っていた。「タウンビークル」とやらもどうなっているのか不明。オープンまであと8か月しかないけれど、大丈夫?
※再開発についての次の記事はこちら
【20日追記】20日の秋田魁新報・秋田市面によれば、タウンビークルは(当初の計画にあった駐車場料金の収益でバスを運行するのではなく)秋田市がバス会社に運行委託することを検討しているらしい。結局、“市営バス”化ってことですか…

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