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中央道路出入口周辺

2010-06-07 22:32:16 | 秋田のいろいろ
秋田駅の東西を地下道で結ぶ自動車専用の秋田県道「秋田中央道路」の出入口周辺の話題。
●遮断機設置
最近、両側の入口付近の地上部で何かを設置する工事が行われていたが、完了した模様。
西側
新たに赤色回転灯付きの文字表示装置(左側矢印)と遮断機(右側矢印)が設置された。
その手前、山王十字路にも文字装置が付いた
文字装置にはまだビニールがかかっていて、供用されていない。

遮断機は入口側車線に倒れてふさぐもののようだが、こちらも供用前らしく、バーがヒモで縛られていた。
写真では分かりにくいが、遮断機のそばにも赤色回転灯があり、遮断棒(バー)自体にも棒状のLEDが付いているようだ。

以前、事故発生により通行止めになった際、警察のパトカーと県の道路管理車がやって来て、あわてて通行止めの措置をしていたから、それを迅速・安全に行うためにこれらを設置したのだろう。
でも、駐車場のゲートみたいな細いバーだし、こんな所に遮断機があるとは思わないから、勢いよく通過した車が気付かずに衝突しそう。一部の鉄道の踏切に設置されているような、もっと太いバーにして視認性を高めるとより安全だと思うけれど。
開通時には設置せず、開通3年後に設置したのは、予想以上に通行止めの機会があったということだろうか(トンネル内でガス欠になる事故が多いそうだ)。
※続きはこちら


●統一したら?・案内標識
東側入口の案内標識
「秋田駅東口」「秋田駅西口」が同じ方向に並んで表示されている。(車線に対応して設置されている)
初めて通った人は混乱しそうだが、これは「トンネルに入らずに直進すれば秋田駅東口」、「トンネル(自専道)に入れば秋田駅西口」という意味。
ここからわずか500メートル直進で東口だから、それはいい。でも、ここから西口に向かうのに、トンネルを通りなさいっていうのはちょっと遠回りじゃないだろうか。
トンネルを途中の「中央街区ランプ(出口専用)」から出て、左折して中央通り(←地下の中央“道路”でなく、地上の市道)に進み、東へ600メートルも戻らなければいけない。時間的にはとんとんかもしれないが、トンネルに入らずに明田地下道を通った方が西口へは近い(手形陸橋経由では一方通行の関係で遠回り)。
「秋田駅西口」なんかより「国道7号・13号」を示した方がいいのでは? 秋田県としては700億もかけて造ったんだから、近くに行くのにも中央道路を通らせたいのかねぇ。

一方、西側の入口。
ここから秋田駅西口へは、地上を通ってしか行かれないが、東口へ行くのなら中央道路を通った方が近いし早いはず。でも、
「秋田駅東口」は表示されていない!(地上側の西口の表示もない)
こっち側にも東側と同じように、駅への案内標識を設置したらいかが?


●統一したら?・信号機の表示
中央道路の出口は3か所あり、いずれも既存の道路に並行して地上へ出て、合流する形になっている。合流は信号機によって交通整理されているが、信号機は同じ向きで異なる色を示すことになるので、見間違わないように見える角度を制限するためのルーバー付きフードが信号機に設置されている(参考:積雪時の様子)。
中央街区ランプ(出口専用)
トンネルから出るのは1車線しかないのに、信号機が2台設置されている(上の写真で青)。並行する市道側は1台。
さて、信号機の周囲に付いている、その信号機を見るべき道路名の表示に注目。
縦書きで「自専道用」「一般道用」

次は、東側出口。こちらは中央道路側も市道側も信号機が1台ずつ。
同じく縦書きで「自専道用」「一般道用」

ところが、西側出口を見てみると…
色が違うのは周辺の既存信号機と揃えているため
こちらはたくさん信号機があるが、並行する3車線の県道・竿燈大通り用が3台、中央道路用が1台。竿燈大通り用のうち外側(写真左端)の1台だけはルーバーのない通常のフードになっている。
表示は、
横書きで「トンネル専用」「一般道専用」
西側の看板には細く青い縁取りもあり、示していることは同じなのに、なぜかここだけ、他の2か所とは文言やレイアウトが異なる。
横書き/縦書きの違いは、構造や周囲の標識との配置の都合かもしれない。

でも、「トンネル」「自専道」「~用」「~専用」
どちらでも意味は通るし、間違いではないが、開通時に同時に設置された同じ目的のものなのに揃っていなくて、スッキリしない。のは僕だけでしょうね…

なお、「自動車専用道路」を略した「自専道」は、かなり認知されているとは思うが、ATOKでは変換できない。(Googleで「"自専道"」を検索すると約11,700件ヒットした)「トンネル用」の方が誰にでも分かりやすいと思うけれど…

●謎のロープ
上の信号機の写真を見てもう1つ発見。
矢印部分
西側以外の2か所では、信号機の上部と柱が、ロープのようなもので結ばれている。金具でしっかり固定されているはずなのに、どうして?
似たような構造(ただしルーバーなし)の「臨海十字路」の信号機にはロープがなかった。

謎だらけの秋田中央道路です。

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