広く浅く

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今年も並ぶ/やっぱり中古

2014-03-06 23:06:02 | 秋田のいろいろ
秋田ニューシティ解体後の跡地は、西半分が辻不動産の月ぎめ駐車場。東半分はイベント会場などに使われる、基本的には空き地。
2月下旬
2月下旬には「マックスバリュ駐車場」という小さい表示が出ていた。この辺でマックスバリュ東北関係の催しがあり、その関係者向けの臨時駐車場になったということらしい。(表示はすぐになくなった)

先週末には雪が隅に寄せられて、あとは空き地状態だったが、現在は、
雪山の向こうに並ぶのは…

バスとトラック!
昨年同様(こちらこちら)、辻さんが経営する秋田いすゞ自動車の新車置き場(?)に使われているようだ。

昨年は北側の道路(東西方向の一方通行路)ギリギリにトラックが置かれていて、イタズラや通行車両がはね上げた水や石で新車が傷むのではないかと心配した。今年は、道路際には雪山があるので、その恐れは低そう。

後列(西側)には緑ナンバーを付けて、ISUZUロゴのない白いパネルバンが3~4台、ナンバー・ロゴなしのコンクリートミキサー車が1台、そしてハイブリッドトラックが1台。
前列には、
中型バスが4台
ナンバープレートも車体も真っ白で、「スクールバス」のマークだけが付いている。
いすゞっぽくない顔の車なのは、日野自動車との共通車種で、実質的に日野からいすゞへ供給される形。日野「メルファ」をベースにした、いすゞ「ガーラミオ」で、車種名の表示があった(エンブレムでなくシール)。

どうも、横手市へ納車されそうな感じ。

【3月12日追記】その後、3月12日には、スクールバスは右端のバスがいなくなって(雪のタイヤ痕から判断。11日にはあった)3台に。
後列のパネルバンなどはおおむね変化なし(若干入れ替わりあり?)。
【3月19日追記】さらにその後、15日まではバスは3台のまま。19日昼過ぎにはバスが1台に減っていて、さらに16時前にはそれもなくなっていた。後列のトラックも計3台に減った。

翌2015年の様子



さて、小田急バスの中古ノンステップバスを大量に導入していた中央交通だったが、最近は落ち着いていた。
中古の中型車としては昨年春頃のいすゞエルガミオ「976」、大型車では昨年夏のいすゞエルガ「10-04」が最後。
その後、昨年末に、新車でエルガミオの10-27~10-29の3台を導入している。

そう思っていたところ、
エルガミオ「10-34」が登場!
臨海営業所所属で、新車ではなさそう。座席は青い柄入りは「キサラブルー」かな?)

やっぱり中古も引き続き入れていくようだ。
その分、古いバスは消えていくのだろうが、完全になくなるのはもう少し先の気がする。
秋田市交通局からの譲渡車は1994(平成6)年以降の車はほとんどが健在だし、1994年まで製造されていた富士重工の古い「6Eボディ」の車(いずれも他社中古)も今年に入ってから確認できただけで9台がまだ走っているので。

なお、先例を踏まえれば、10-34の前後のナンバーも同型車の可能性があるが、次の「10-35」は秋北バスの貸切だか高速用の新車が付けているとのこと。「10-33」は不明。

※車内の様子はこの記事中ほどに少々
【7月1日追記】
ネット上の情報によれば10-34は、小田急狛江営業所所属「00-D314」だったそうだ。
2000年に導入され2013年秋まで運用され、2000年式では小田急でいちばん長く(最後まで)残った車両とのこと。
一方で、一時期は故障が頻発していたらしい。中央交通さん、秋田いすゞさん、メンテナンスをよろしく頼みますよ。(以上追記)


ここで、現時点での中央交通のノンステップバスを整理しておく。
中型車22台(すべていすゞエルガミオ)
 うち、新車での導入6台、小田急中古16台
大型車・小田急中古5台(いすゞエルガ4、三菱エアロスター1)
ということで少なくとも計27台のノンステップバスが秋田市周辺を走っていることになる。
※これに加えて、EVバス「ELEMO-AKITA」もノンステップのエルガミオだから28台としてもいいかもしれない。ただし、これは秋田県主導の事業であり、中央交通はコンソーシアムの一員として車両を預かって運行している形。中央交通の所有ではないはず。

※この後、2014年4月下旬に、小田急中古と思われるエルガがさらに1台増えたのを確認。この記事末尾参照。

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4 コメント

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ノンステップバスだいぶ増えましたね (AkitaSakura)
2014-03-07 00:49:53
中古でも積極的にノンステップバスを導入する傾向にあるのは,高齢化が進む秋田において良いことだと思います。
ニーリングにより乗降口を地上近くまで下げられたりといった機能もあり,足腰の弱いお年寄りなどにもやさしいバスがもっと増えて欲しいと思います。

以前にも書かれていたとおもいますが,中央交通にはサービス面の向上やバス路線の再編をもう少しだけ頑張って欲しいですね。
秋田以外の東北各県において県庁所在地を運行しているバス会社と比較すると特にそう感じます。
(マイカー利用者の増加,バス利用者の減少や消費税増税等もあり,現状維持も大変なのかもしれないですが…)

あと,ELEMO-AKITAに関連して,先日夜に「通町」バス停からバスに乗ったのですが,太陽電池を取り付けたスマートバスストップは果たして必要だったのか?と思ってしまいました。
秋田県産業労働部だよりには,「【ELEMO-AKITA】スマートバスストップ(LED照明付ソーラー式バス停)を設置しました」と書かれていますが,
そもそも「スマートバスストップ=LED照明付ソーラー式バス停」だと思わなかったので少々期待はずれでもありましたが。
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秋田では (taic02)
2014-03-09 00:10:12
秋田の他社や青森と比較すれば、中央交通は小田急のおかげで、かなりノンステップが増えたものです。
秋田はこれから、人は減り・高齢者は増えるわけで、バス会社にとってはピンチかもしれませんが、逆にチャンスになるかもしれません。うまくピンチをチャンスにしてほしいものですが、このままでは…

スマートバスストップは、当初の計画ではバスロケ付きでした。
今のような、定期路線のうち1日1往復限定で運行する形では、バスロケは難しいのでしょうが、あれじゃあ単なる照明ですよね。
今後どうなるのか分かりませんが、三陸のJR東日本の鉄道代替バス(BRT)では、今月からEVバスが投入されているそうです。先を越された気がしてしまいます。
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ノンステップバスとまもなく・・・ (TMK2)
2014-03-12 11:16:57
ノンステップバス増えましたね。
この前、1027と1028に乗りました。
新車でも入口ブザー音はメトロチャイムなんだな~て思いながら乗りました。

1027と1028は秋田、1029は臨海所属のようで、1027と1028は牛島方面の路線も走るので中型扱いみたいですね。

977と1004は主に平日の広面御所野線と赤沼線を担当しているようです。休日はイオンモールシャトルバスにまわされています。

廃車もどんどん出てくるんでしょうね・・・。
だいたい車外広告が他の車両に移ると廃車の可能性がありそうですが、どうなるのでしょうか・・・。

そういえば、前に記事に書かれていた臨海のノンステップバス930が全然見かけなくなった気がします・・・。
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新車3台 (taic02)
2014-03-13 00:10:47
新車3台にはまだ乗る機会がありません。
1029は新屋方面(神田線方面も?)で何度か見ています。

しぶとく残る古い車もある一方、入った分は廃車が出るでしょうね。
せめて市営バスからの譲渡車だけは、いつまで残るかチェックしようと心がけていますが、なくなる時は急に来るわけで、難しいです。

小田急中古930は、以前の記事で秋田営業所としてましたが、秋田温泉線だから臨海の間違いでしたね。
中古エルガミオは飛び飛びで続々と入ったものだから、把握し切れていません。930に気を付けてみます。
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