広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

街中の木

2011-09-23 20:06:24 | 秋田の季節・風景
秋田市は9月に入ってからも、最高気温は25度程度、日によっては30度を超える日もあり、先週の日曜までは半そででよかった。
ところが19日月曜からは、最高気温が16~18度台、最低気温は14度くらいまで下がり、寒く感じる。
天気は晴れた日がほとんどなく、毎日雨が降っていたような印象。秋の高校野球県大会は4日連続【24日訂正・結局6日遅れて開会した】の雨天順延となり、会場・日程の変更を余儀なくされた。

秋田では台風の直撃や極端な大雨は逃れ、道路の通行止め程度で被害はほとんどなかったのが幸い。
明日以降は晴れた日が続き、気温も25度程度まで上がるようだ。

とはいえ、セミの声はもう聞かなくなった(アブラゼミは9月4日と11日に聞いたきり)し、スタッドレスタイヤのテレビCMも始まり、すっかり秋。
冒頭の写真は今日の午後、秋田駅東口から見た、太平山方向。
この時はこんなにいいお天気(久々に見た青空)だったが、午前中も夕方も雨が降って、目まぐるしかった。
太平山から雲がわく?


ちょっと古い話題なのですが、街中の木のお話。
秋田駅西口、フォンテAKITA(旧イトーヨーカドー)向かいの駅の平面駐車場と道路の間には、短い遊歩道がある。
遊歩道はバス乗り場とJR東日本秋田支社前の交差点を結ぶもので、人工のせせらぎがあり、ケヤキの木が植えられている。
 (再掲)昨年11月。フォンテ前から駅方向
それが、現在は、
こうなってしまった。上とほぼ同じ位置から
8月中は頻繁に確認していなかったので正確な日付は分からないが、9月2日にはこのように、ほとんどの枝がばっさりと伐り落とされていた。
ぽぽろーどから
横に伸びていたかなり太い枝も落とされ、その跡が“切り株状”になっていて目立つ。

 (再掲)昨年11月
↑これが、↓こうなって
現在
以前は枝と葉が茂っていて、遊歩道越しに道路やミラー張りのフォンテの建物を見通すのは難しかったはずだが、今はよく見える。

向かいのフォンテ前(タクシーが客待ちしている付近)のケヤキも、
スカスカ
ただ、フォンテ前の方が、葉っぱや枝が比較的多く残されていた(それでも違和感を感じる状態だが)。
遊歩道の方は、てっぺんだけわずかに葉が残され、とてもおかしい状態。
こういう剪定(?)方法があるのかもしれないが、秋田の玄関口にある、「秋田市の木」であるケヤキがこんな姿なのは、ちょっと悲しい。
なお、近くのJR東日本秋田支社前の木は、そのままの姿だった(おそらくJR管轄だと思われる)。

このようにばっさりと伐った理由も分からなくはない。
これが原因(フォンテ前の路面)
特に遊歩道側がひどいようだが、夕方などにムクドリが大量に押し寄せ、鳴いてフンをするのだ。それを防ぐためだろう。
あと、生長が終わった時期かつ落葉の直前である今の時期に切れば、手間がかからず効果的というのもあるだろう。
そういえば、遊歩道のケヤキは、昨年秋は、葉っぱがチリチリに枯れたような状態(上の再掲写真)で、きれいに紅葉・黄葉しなかったのだが、それも何か関係するのか。
【24日追記】枝を少なくすることによって風を受ける面積が減り、風で木が倒れる危険を減らすことができるらしい。(ここのケヤキが該当するのかは不明)



所変わって、歓楽街「川反(かわばた)」。
川反の建物の裏側は旭川に面しており、その対岸が「土手長町通り」で、独特の景観が広がる。
何度も紹介しているように、二丁目橋のたもとには「那波家の水汲み場(の跡)」があり、数本のケヤキの大木が、川に枝を伸ばしている。

今まで紹介していなかったのだが、そのすぐ下流側、三丁目橋付近にも、ぽつぽつと何本かの木が川に面して生えていた。
ところが、それが、なくなった。
三丁目橋。対岸が川反
上の写真では、変化に気づかないかと思いますが。
北都銀行本店前の歩道橋から下流・三丁目橋方向
あまり印象はないが、上の写真で赤い矢印の位置にあった、何かの木(ケヤキではない)がなくなった。
三丁目橋から上流側を見る
写真は撮影できなかったのだが、9月5日にここを通りかかったところ、川の対岸の水中に、細かく切られたこの木が置かれていた(翌日には撤去)。
9月3日~4日にかけて、秋田市には台風12号が接近し、強い風が吹いていたので、おそらく、その強風で倒れてしまったのではないだろうか。
左端が切り株(中央にも木の幹があるが、これは古いもの?)

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