広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

謎の手すり増設

2015-11-27 00:24:27 | 秋田の季節・風景
秋田市中心部、旭川に架かる二丁目橋。その左岸(東岸・中通側)の土手長町通りの歩道。
上流側から二丁目橋。右が竿燈大通り
橋の向こうの対岸の那波家の水くみ場のケヤキは、チリチリの葉がまだ残っている。

土手長町通りの通町橋から五丁目橋までの区間の旭川側には、擬木の柵が設置されている。広小路の外堀沿いと同じもので、おそらく1980年前半頃に設置されたはず(それ以前は白っぽい柵だったのをかすかに記憶している)。

おそらく最近だと思われるが、二丁目橋の上流側の擬木の柵に変化が。
ここだけ
擬木の上に、それより細くて低い茶色の金属製パイプが追加設置された。本来は地面に埋めて設置する構造の柵を、背を低くして設置したのだと思われる。
二丁目橋から上流方向8本分の擬木だけが対象。
反対側の上流方向

手すりを増設したことになるが、その意図は何なんだろう?
たしかに、新しい状況のほうが柵が高いので、道路から川へ人が転落する危険は軽減されるだろうし、パイプが細いので手すりとしてつかまりやすい。でも、長い土手長町通りの中でたった8本分だけそうされたって、大差はない。そもそも、擬木だけの状態で川に人が落ちたという話は聞いたことがない。

地下横断歩道の出入口があって、歩道が狭くなっているが、それも関係なさそう。だって、
同じ状況の下流側は変化がない(柵の外の箱は、ケヤキライトアップ用照明)


実は、1年くらいだろうか、少し前から、ここの柵は少し変わった状態ではあった。
今年8月のGoogleストリートビューより
橋から4本分の擬木に、鉄パイプを使った、仮設の柵らしきものがあるにはあった。
何か川に下りて行う調査とか工事、あるいは護岸や二丁目橋のメンテナンスなど、管理上の必要でこうなっているのだと思いこんでいた。
それが撤去されてこうなったわけだが、誰が何をするためのモノなのやら、想像がつかない。

擬木の上部は平らで、そこに空き缶やゴミなどを放置する輩(やから)が散見される。柵を追加した状態では、置くことはできなくなるので、その点では効果がありそう。

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2 コメント

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秋田の民度は高い (FMEN)
2015-11-27 01:42:41
旭川を見ていると、秋田の民度は高いといつも思うんですよね。
大阪の戎橋みたいに飛び込むばかもいませんし、自殺率高くてもそこから投げる日とはいません。
もしこんなのが出て、旭川に今回レベルじゃない高い柵がついたりしたら本当に秋田はヤバイときなのかも。
冷静に判断すれば (taic02)
2015-11-27 23:56:03
あそこに飛び降りたところで、死ねないでしょうが、無傷では済まなさそう(痛そう)な、微妙な水深です。
数年前、酔っぱらい(?)が落ちて、消防車が多数出動する騒ぎになったことがありました。(以前記事にしましたが、下流の楢山では積雪に柵が埋もれて、そこから人が落ちたことも。県の言い分は道路じゃなく管理用通路だから除雪はしない=自己責任だと言いたげなものでしたが…)

ただ、酔っぱらいのしわざか、主に三丁目橋・四丁目橋辺りにゴミのポイ捨てがやや多いのは、気になります。ボランティアで掃除されている方もいるのですが。

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