広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

新しい消火栓

2016-12-06 21:25:27 | 秋田の季節・風景
秋田市のような積雪地では一般的な地上式の消火栓
11月に、泉地区コミュニティセンターの向かいに設置されている消火栓が新しいものに交換されたことに、気がついた。
泉コミセンではポストも設置されたし、今年は赤いものが2つ新しくなった(それがどうした)。
ピカピカ
写真ではうまく伝わらないが、(秋田市内で)見慣れた消火栓とは赤の色味が違う。くすんだというか、どぎつくない赤というか。
また、「消火栓」の文字が、見慣れたものは筆文字なのに対し、これは直線的な独特の書体。(古くてもこの書体のものもある)
「消火」がやや大きく「栓」が小さい
ただ、初めて見るものではなく、これと同じタイプの消火栓もちらほら設置されてはいる。

「1-846」という秋田市消防本部が白いペンキで書いたと思われる数字。
ストリートビューで確認すると、以前の消火栓にも同じ数字が書かれているので、1本ごとに割り振られた管理番号だろう。

楕円形の銘板が付いている

銘板
滋賀県彦根市の「北川鉄工所」製の「22KII」という製品。今年8月19日製造。
「消火栓」の文字の下に、浮き出しになった記号と数字があり、「2015」と読めた。これは製造年ではないことになる。【2022年6月24日追記・ただ2016年の前年であるから、ボディが製造された年とか、その型のようなものの製造年とかの可能性はあろう。】

同社ホームページによれば「K-SERIES (75mm)地上式単口消火栓」。「23KII」というのが主力商品のように掲載されているが、それとの違いは「副弁」というものがないことらしい。いちばん安い製品ということかな。
このメーカーの消火栓は、「特殊合金の金属表面処理」と「耐候性フッ素樹脂塗装」により、サビと塩害に強いのだそうで、色合いはそのせいか。
おそらく、秋田市消防本部では、北川鉄工所22KIIを標準の消火栓とし、新設や更新を進めているのだろう。
【18日追記】色合いが違い、文字が毛筆体で新しそうな消火栓も見かけた。北川鉄工所以外の消火栓も並行して設置されているのかもしれない。



この場所の消火栓が更新されたのはなぜか。特に古いようには見えなかったし、秋田市内にはもっと傷んでいるように見える消火栓もあるけれど。
車がぶつかって壊されたのかもしれない。だとすれば、そういう事態に備えてストックしてある消火栓が設置されるはず。8月に製造されて3か月以内で設置されたのだとすれば、ストック期間が短く、タイミングが良すぎるようにも思える。やはり計画的に更新されたのか。
ここでは、少し前まで道路を掘り返して何かのライフラインの工事が行われていたけれど、関係あるのだろうか。
信号機なんかと同じく、すべてを厳格に管理して順番に更新するのは不可能だろうから、いろいろ事情はあるのでしょう。

秋田市近隣の某市では、
(再掲)秋田市ではありません
こんなにボロっちい消火栓もあった。せめて塗装してやってよ…

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コメント
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