<磐境神明神社 いわさかしんめいじんじゃ>
磐境神明神社と呼ばれるその神社は、
130段もの急な石段を登った先にありました。
ただし、神社とは言いましても、
こちらの場所には、通常の神社で
見られるような社殿の類などはなく、
古代イスラエルの礼拝所を模したとも噂される、
石積みの建造物がひっそりと置かれているだけです。
連日の「登山」の繰り返しにより、
足腰が悲鳴を上げているにも関わらず、
「参拝」という目的があると、
不思議と覚悟が決まるのでしょう。
何かに急かされるようにして
一気に階段を上り切ったとき、
視界に飛び込んできたのは、
想像以上のビジュアル力を持つ、
磐境神明神社の「磐境(いわさか)」でした。