たびたび神社

ライターあかりの神社ブログ

自滅への道

2021-10-10 01:01:59 | 一年の展望

 

コロナ生活に突入してからすでに2年近くが経とうとしております。

様々な制約を強いられてきた飲食業や観光業の方々にとっては、

規制緩和の流れができつつあるこの10月は、

待ちに待った歓迎すべき状況かもしれません。

ただ、昨今の政治の動きなどを見ておりますと、

「何かを急ぐかのように」矢継ぎ早に重要なスケジュールを

取り決めているのが気になるところでして、

ひねくれものの私などは「冬以降の情勢」のほうに、

意識が向いてしまうのがなんともはや。

恐らくこの10月は、貴重な「休息期間」であり、

年末年始を経て世の中は静かに激変していくのでしょう。

 

ここ最近、各地の主要な神社においても、

「異変」が発生しているという話も聞きますし、

人々が一時の楽しみに興じている間にも、

国難の足音は着々と近づいてきているのだと思います。

時には肩の荷を下ろしてストレス解消するのも大事ですが、

自分にとって都合の良い情報ばかり信じ込むのではなく、

「都合の悪い情報」も頭に入れながら、

日々の生活に向き合って行ければ幸い。

要はどちらにも偏らない「中庸」が大切であり、

しっかりと苦い現実を受け入れつつも、

五分五分の幸運に希望を託すバランス力が必要なのですね。

 

昨今の日本の状況を見ておりますと、

「自分の頭で考えて結論を出す人」の割合が、

驚くほど少ないことに驚愕しております。

これほどたくさんの有意義な教訓が、

身の回りに満ち溢れているというのに、

ほとんどの人がその恩恵に気づくことはありません。

「自分は何によって生かされているのか」

「日本は何のために継続させられているのか」

現在の日本および日本人の状況は、

わざわざ自分で自分の首を絞めるように、

「自滅への道」を選んでいるような気がしてならないのです。