岩国市周東町に新しく完成した給食センターの竣工式に行ってきました。ここ数日曇りがちで涼しさも感じられるようになっていましたが、今日は真夏の暑さでの屋外の式典に、みな汗だくでした。センター内には、真新しい器具がそろっていて2学期からは、2500食がここで作られるようになるそうです。お昼には好物の担々麺を広島で食べました。午後、原爆を語り継ぐ活動をしている方々との意見交換会があり広島まで行きました。原爆が遠い昔の出来事になりつつあり、語る人たちも高齢化がすすみ惨事が忘れられてしまいそうだと心配しておられました。
夕方カットに行った美容室で、どこに買い物に行きますか?と聞いたところ、食料品は岩国だけど、子供服や自分のスポーツ用品、洋服などは、広島の大規模ショッピングセンターにいきますよ、と言われました。フードコートも充実していて子供を一日遊ばせるのに飽きないから・・・だそうです。 確かに日中岩国駅周辺を歩いていても、ほとんど人影は見られませんし、お店にもあまりお客さんがいるようにも思えません。地元で買い物が楽しめる魅力を考えないとますます商店街がさびれてしまいます。お祭りの時だけ人出があるのでは寂しいですね。
岩国では人口の社会減が著しく、さらに買い物も市内でしなくなれば衰退は深刻です。
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ペットショップにお子さまランチ、屋上では
アイドルのイベント …
広島周辺のSCも、開店すれば一度は足を運びましたが、どこももはや “不動産業” 丸出しといった風情で、もう一度訪れたいと思うところはありませんでした。
流通というものに対する産業政策も、どこか
人間を忘れた、荒涼とした要素に支配されたのではないでしょうか。
かくして自分も、消費の多くの部分を “密林”
とネットオークションで完結させるようになりました …