INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

LED REAL(54)

2014年05月09日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
4月1日から運行が始まった「526番」

野方を発車する時点では、姪浜駅や福岡都心部への足というよりは、生松台、ウエストヒルズあたりまでの利用を想定した表示。
そして、生松台、ウエストヒルズ、宮の前団地と進むにつれ、姪浜駅への足都心部への足という役割を帯びてくるという、多面性を持った路線である。

過去の記事で、桜丘地区(記事の当時は「桜ヶ丘」)の路線の変遷について、

“この間の変遷をみていると、
・郊外~福岡空港駅
・郊外~福岡市中心部
という二つの需要に、それぞれ単独で応えようと試みたけれど(前者はローカル線「1~5番」、後者は「39B番」や「390番」)、なかなか採算が取れないということがわかり、「郊外~福岡空港駅」「郊外~(福岡空港を通らず)~福岡市中心部」という路線は縮小し、結果的に、この2つの需要に同時に応える「郊外~福岡空港駅~福岡市中心部」を運行する路線(=「39番」)の割合が相対的に高まった、という見方ができるのかもしれない。
そして、その「39番」についても、二又瀬を通らない「快速」を復活させるなどして、都心部までの足としての競争力をなんとか維持しようと努力している、ということなのかもしれない”

と書いたことがあった。
今後さらに減便、合理化の流れが進んでいけば、“「最寄駅」と「都心部」の2つの需要に同時に応える路線”というものが、日中を中心にさらに増えていくのかもしれない。
かつての「500番台」は、姪浜駅をわざわざ避けるようなルート設定が基本だったのだが、ずいぶんと状況が変わったものだ。

赤間急行」の日中の一部の便が赤間駅南口複乗するようになったり、「24C」の一部が千早駅経由になったり、「630番」の一部が博多南駅経由になったり…とか、「利便性の面からはあまり歓迎はできないが、バス路線がなくなるよりはまだまし」という状況を甘受せざるを得ない局面がやってくるのかも。


「石丸新町(都市高速下)」から「内浜ウエストコート東」のほうに曲がる路線は初登場のため、注意喚起が。


野方地区~姪浜駅への足として見た場合、「526番」は、運行時間帯や本数からみると従来の「1-2番」の代替という位置付けなのだが、「1-2番」とはつつじケ丘団地~石丸新町間のルートが異なり(「1-2番」は福重、新室見経由で、「526番」は中村、白十字病院経由)、これまでになかったルートということになる。
直通で行けそうで行けないところをつないでいくという意味では、現在の「65番」のようなイメージでしょうか。
今後もし、「526番」のルートで姪浜駅南口止めや九州医療センター行きの便ができることになれば、その番号は「1-6番」になりそうだが、こうなってくると、番号が「散らかり過ぎ」の感が否めなくなる。


姪浜駅南口での表示。


ここから先は「507番」と全く同じルート(「快速105番」も健在)。


反対方向の時刻表。
この経由地、行先の表示では、どこを通ってどこに行くのかなかなかわかりません。


赤が「526番」のルート。
(つづく)

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