日本も緑の福祉国家に

2006年07月22日 | 持続可能な社会
 去年の夏は記録的暑さでした。

 今年の冬は記録的豪雪でした。

 そして今年の梅雨は記録的豪雨が続いています。

 私の親しい環境専門家の方は、「明らかに地球温暖化による異常気象です」と言っておられました。

 私たちは「身近なできることをする」だけでは、「本当に効果のある」ことをすることはできないようです。

 では、どうすれば本当に効果が出るのでしょうか。

 私たちが今達している結論は、「人間の経済行為を自然の許容する範囲にとどめながら、しかも一定の安心で安全な豊かな社会を維持できるような成長は続ける」という戦略を政治主導-国家単位で実行するほかない、ということです。

 そういう、「経済・財政と福祉と環境のバランスを取る」という離れ業を実現しつつある国がある――スウェーデン!――というのは、驚くべきことですが、事実だと思われます。

 スウェーデンに関する情報を知れば知るほど、驚きと羨望とそして希望の思いが湧いてきます。

 今日も終電まで、『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』の著者小澤徳太郎先生と、シンポジウムに向けての打ち合わせを、スタッフも含めて徹底的に行なってきました。

 「日本も〈緑の福祉国家〉にしたい!」



↓お手数ですが、是非、2つともクリックしてメッセージの伝達にご協力ください。

人気blogランキングへ

にほんブログ村 哲学ブログへ


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コスモロジー教育の効果、改... | トップ | 生態系崩壊の崖っぷち――ジャ... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
感想 ()
2006-07-23 09:30:49
昨今株価のように、気候のブレもはげしいですね。地球温暖化のためなのか、氷河期に向かう前の温暖なのかいろいろな意見がありますが、ここは原理・原則・本質を見て行くのがいちばんですね。

みんなが地球に関して注意するようになったことはよいことです。わたしも最近、『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』をめにします。日本のお家芸だったと思うのですが、どこでわすれてきたのか、でもいまなら大丈夫、意識は変わりだしたらオセロのようにかわりますから、これからたのしみです。

わたしは、持続可能な社会をネイティブにまなんでいます。体験、実行・実践を一つづつ!がもんだいですが



ウスイツカサ
返信する
異常気象の中で (おかの)
2006-07-28 21:07:33
>風さん



 いつもコメント有難うございます。



 北陸へ行ってきました。ちょうどいいタイミングに晴れてくれたのですが、また豪雨のようですね。



 被害が出ないといいのですが。



 「でもいまなら大丈夫……これからたのしみです」というのは、まったく同感です。

返信する

コメントを投稿

持続可能な社会」カテゴリの最新記事