スウェーデンのエコロジー的思考

2006年08月09日 | 持続可能な社会

 今日は、半日、クーラーの修理のことでミーティング・ルームにいました。

 修理してもらうのを待っているだけで、他にすることがなく、しかも修理にすごく時間がかかったお陰で、小澤徳太郎先生の『いま、環境・エネルギー問題を考える――現実主義の国スウェーデンをとおして』(ダイヤモンド社)をほとんど読むことができました。

 これは、なんと1992年の本です。つまり、もう14年も前ということです。

 本文に、こういう言葉がありました。


 私は「わが国とスウェーデンは異なった価値観に立った工業国である」と考えるべきだと思っています。

 スウェーデンの考え方の中にはものごとを総合的に関連づけて考える、言い換えれば「エコロジー的な(生態学的な)考え」があります。

 〔スウェーデンでは〕共通の問題に対してこれを個人的に解決しないで、集団的に、あるいは共同体として解決する方法を選択し、それをシステム化していく。

 わが国とスウェーデンの特徴を一言で表現すれば、わが国は「治療志向の国」、スウェーデンは「予防志向の国」といえるでしょう。


 いろいろ感じさせられ、考えさせられています。

 ちょっと夏バテ気味かなという感じなので、今夜は引用だけにして、また明日にでも少し書こうと思います。

 よかったら、またのぞいてみてください。


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