西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

今日から2学期開始というのに、まだタブレットが配布されていない学校があることに衝撃... あと今後の学級閉鎖等についての方針が示されました。

2022-08-30 08:57:49 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

市内小中学校も、今日から二学期。
そんななか昨日、教育委員会から「今後の学級閉鎖等への対応について」とのことで以下の内容が告知されました。
 ↓
今後の学級閉鎖等への対応について@西宮市教育委員会×2022/8/29発出


ポイントは
-----
●「学級内で感染が広がっている可能性が高い」ことを学級閉鎖の必須条件としたこと
●学習支援についてはこれまで同様、対象は「学級閉鎖や感染及び濃厚接触者になった児童生徒」に留まること
-----
といったところかと。

なお学習支援について、対象が「学級閉鎖や感染及び濃厚接触者になった児童生徒」に留まること、非常に残念に思っています。
これだけ感染が拡大しているんですもの、基礎疾患があったり、家族の状況等によって登校自体を不安に思う方もいらっしゃるはず。
だからこそ、そういった方も対象に含めるべきと思うのですが...
と常々、思い、そういう主張もしてきている中、愕然とする話がありまして。

きっかけは、ある小学校の保護者からお問合せを頂いたことでした。
内容は「もうすぐ2学期が始まるが、うちの子(2年生)にはまだタブレットが支給されていない...」というもの。
まさか、そんなことが...と思いつつ、確認したところ
-----
●当該小学校では昨年6年生が使用していたタブレットを2年生が使用することになっている
→故障等、そのまま使用出来ないタブレットが多く、修理に出した
→未だに全部が帰ってきておらず、2年生全員に行き渡るだけの数が確保出来ていない
→よってタブレットを支給していない
-----
ということでした。
なんというツッコみどころ満載な...

言いたいことは山ほどありますが、とにかく2学期の開始までに必要なタブレットを用意するように教育委員会に依頼。
そうする旨、教育委員会からも確約を得たわけですが、この件で愕然としたのは教育委員会が、一部の学校がそうした状況にあることを把握していなかったこと。
そして学校側も、(そうした状況にあることを教育委員会に伝えていないことから伺えるとおり)こうした事態に対する危機感が甚だ弱いように思われること。
そりゃ、これじゃ「ICTを積極的に活用した」学校活動なんて出来るわけもないですよ...

この件、教育委員会も衝撃を感じているようで、他の学校も含めて状況の確認等を行うとのこと。
遅きに失した感は否めませんが、とにかく早急に対応することを求めています。
しかし、ちょっと言葉を失います、この現状...

というわけで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
 ↓
市内の感染状況@西宮市HP

市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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コロナ第6波の際、最低限のオンライン対応さえできなかった学校が複数あったのは痛恨。全学校・学年・学級でICT教育を推進するべきです!

2022-08-26 17:24:57 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

ついにキター!
もうね、今からワクワクが止まらないですよ。
これは正座して見ねば!!
 ↓
井上尚弥VSバトラー 12・13日本開催に合意 日本人初の4団体統一へ@デイリースポーツonline



という、個人的に盛り上がっている話はさておき本題へ。
これで最後の6月議会×一般質問のご報告の続きですよ。
それでは早速始めます。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【質問⑤】
全ての学校・学年・学級でICTを活用した教育が推進されるよう、市・教育委員会が組織として統一的に進めるよう取り組むべきと考えるが、市の見解はどうか?
  ↓
【答弁⑤】
教育におけるICT活用の方向については、「GIGAスクール・セカンドパッケージ」や「西宮教育推進の方向」において示しております。
その具体的内容や手段について、校長会議をはじめ、学校CIO補佐担当者会や情報教育担当者会を通じて学校に周知しています。
特に、緊急時の備えとしてオンライン試行の実施など重要度の高いものに関しては、強く要請しております。
なお、ICT活用の具体的な実践については、学校や子供たちの状況、地域の実態に合わせ、各校で教育課程を適切に編成しています。
教育委員会としましては、円滑に実施できるよう、環境整備などの様々な準備を行っております。
あわせて全ての学校で一定の水準に引き上げ、保つことができるよう、取り組み状況を確認するとともに、課題のある学校については、詳細に状況を把握し、実態に応じた支援に努めます。
  ↓
【意見要望・再質問】
「取り組み状況を確認するとともに、課題のある学校については、詳細に状況を確認し、実態に応じた支援に努めます」とのご答弁でした。
答弁内容は妥当なものだと思いますが、大切なのは結果です。
「ICT活用の具体的な実践については、学校や子どもたちの状況、地域の実態に合わせ、各校で教育課程を適切に編成しています」とのことでしたが、適切に編成され、実践されていなかったからこそ第6波への十分な対応ができず、大きな混乱が起きたのだということを、よくよく認識して頂きたい。
責任を持って、全ての学校・学年・学級でICTを活用した教育が推進されるようにすること。それが市の教育行政を担う教育委員会の責任であると強く指摘しておきます。

その上で一点、再質問します。
「全体の1/3が、ほぼタブレットを利用していない」「教師の1/3が、タブレットに掲載されているソフトやコンテンツの使い方・活用方法が分からない」等の衝撃的な現状が明らかになったのは、現場を対象としたアンケートが実施されたからこそです。
私は今回の結果からも、改めて、教育現場の正確な現状を把握するためにアンケートを定期的に実施すべきと強く感じましたが、市の見解はいかがでしょうか?
 ↓

【答弁】
昨年12月に実施したアンケートは今年度も引き続き行う予定にしております。
加えて、今後の推進方針や研修計画に資する目的で、教員の活用状況が把握できるアンケートの実施を検討しています。
 ↓
【最終要望】
重ねてのご答弁ありがとうございます。
私は本市の教育行政に限った話ではありませんが、最大の問題点の一つが計画を立て、実施し、その結果を精査し、更なる行動に反映するといういわゆるPDCAサイクルの欠如だと考えています。
「タブレットの利用度は高くなっているはず」「研修が効果的なはず」「教育委員会が考える対応を進めれば、教師が自由自在にICTツールを活用できるようになるはず」。
いずれもそうであれば素晴らしいと思います。
が実際にそうなのかが、私には全く分かりません。
現状では検証するすべもありません。

市はコロナ第6波がやってくる前、「最低限、全ての学校で朝の会と終わりの会を開ける状況が整っている!」と豪語していました。
しかしながら実際に第6波がやってきた時、そうした対応を進めることができなかった学校・学級が多くあり、大変な混乱が起こりました。
きちんとした現状把握ができていない、そして当然、それを踏まえた対策もできていないという問題があったことは明らかです。
ICTツールの活用がなかなか進まない現状は、そうした問題をきわめて端的に、分かりやすく目の前に突き付けた一例だと、私は受け止めています。

「今後の推進方針や研修計画に資する目的で、教員の活用状況が把握できるアンケートの実施を検討しています」とのことでした。
アンケートは継続して実施するとのことで、少し安心しました。
しかし問題はICT教育の推進だけではありません。
学校教育全般において問題点を把握し、精査し、それを改善する。
そのための取組を全市で行っていく。
やってるところはやってるけど、そうでないところはそのまま。
それは学校の自主性を尊重するということであり、仕方がない。
そういう意識を教育委員会は根本的に改めるべきです。

「西宮市の教育」というのであれば、全ての学校・学級で一定以上の水準を保った教育を提供しなければならない。
それこそが「教育行政」の責務である。そういう意識を強く持ち、実際の行動で示して頂きたい。
この点、強く意見・要望しておきます。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

と、これにて6月議会の一般質問ご報告は終了です。
が、実はこの話に関連する内容で、ちょっと愕然とした話がありましたので次回以降ご報告させていただきます。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。


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「公約達成!」かは甚だビミョー。子供の医療費助成制度の概要が示されました。& 10/1~来年3月末までの給食代が無料になりそうです。

2022-08-24 14:12:28 | すべての人にやさしいまちを実現するために

石井市長が今春の市長選挙で掲げた、「18歳まで医療費無償化!《所得制限なし!》」という公約。
 ↓




この詳細が本日示されました。
現行制度と、来年1月から実施される新制度の比較はこちら。
 ↓

 ↑
これまでは助成対象外だった
-----
●基準以上の所得がある世帯の小学4年生~中学3年生
●高1~高3
-----
が助成対象となったのは、明らかに前進。
一方で、市長の選挙公約が「無償化(所得制限なし!)」だったことを考えると「かなりビミョー...」という感想を持つ方も多いのでは???

なお今回の制度改正の結果、新たに対象となるのは中学 3 年生までが約 12,000 人、高校生世代 が約15,000 人で計約27,000人。
今年度は1~3月の3ヶ月間だけの実施ですが、それにかかる費用は医療費・約7,300 万円、 事務経費・約1,600 万円で計約8,900 万の見込みとのことです。
いずれにしても、どこかの機会で「これで公約達成!」という認識なのか、「あくまで過渡期的な措置であり、もう一段の見直しを予定...」なのかは確認しなければ...ですね。
もっとも、本日の記者会見で、そこらへんは厳しくツッコまれそうな気はしますが。

なお、それ以外にも物価高騰による⽣活への影響を緩和するための子育て世帯への経済的⽀援として
-----
●⻄宮市⽴⼩学校、中学校、義務教育学校、特別⽀援学校の10/1~今年度末までの学校給⾷費の保護者負担分を⽀援
●就学前児童と私⽴⼩中学⽣等を対象に児童1⼈当たり1万円分の電子マネー又はプリペイドカード等を給付
●就学奨励世帯等に対し、児童・⽣徒1⼈当たり1万円の臨時給付⾦を⽀給
-----
等、複数の事業が実施されることが明らかになりました。
その他も含めて、補正予算で実施される主な事業の概要は以下の通りです。
 ↓


以上、取り急ぎの情報提供でした。
それでは今日のブログは、これにて失礼します。

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「アンケートは昨年12月に行ったもの。今では状況は大きく異なってます( ー`дー´)キリッ」⇒いやいや、12月にこんな状況だったことを反省しましょうよ…

2022-08-22 13:34:49 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

お盆休みも、多くの方は終了ですよね。
というわけで本日は阪神香櫨園駅で駅立ちでした。
明日は阪急甲東園駅×東、明後日は阪急西宮北口駅×北西で頑張ります!
 ↓


さて本題、6月議会で行った一般質問のご報告の続き。
今日は前回ブログの内容を踏まえての具体的な質疑のご報告ですよ。
それでは早速始めます。
 ↓
【ご参照】
1/3の学校ではタブレットはほとんど使ってない、教師の1/3は使い方がよく分からんと感じているってどういうこと!?@前回のブログ

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【質問①】
全体の1/3が、ほぼタブレットを利用していないというアンケート結果についての、市の見解はどうか?
 ↓
【答弁①】
GIGAスクール・セカンドパッケージに示したアンケートは昨年12月に実施したもので、ご指摘のとおり、3分の1の子供がほぼ使っていないことが把握できました。
昨年度は緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置が発出され、臨時休校等の学びの保障として、オンラインでのタブレット活用を最優先に準備をしてまいりました。
毎日の授業やその他の教育活動でのタブレット利用については、コロナ禍で業務が逼迫しており、教員に研究や推進していく余裕がなかったことが要因と考えております。
今年度は、朝学習でデジタルドリルを利用する学校が出てきたり、各校の研究でも「タブレットを活用した授業研究」や「タブレットの授業内外での活用」といった内容が増えてきています。
そういったことからも、アンケート調査時期から数カ月経過した現在、利用度は高くなっていると考えております。
今年度は1日1回授業で利用することを目標としており、その実現にむけて、研究指定校での研究の推進、研修や実践事例の紹介などを行い、特に利用頻度に課題があると思われる学校を中心に、継続的な支援に努めてまいります。
 ↓
【意見・要望①】
「アンケートは昨年12月に実施したもの」、「アンケート調査時期から数カ月経過した現在、利用度は高くなっていると考えております」とのことでした。
多くの保護者が緊急時の対応について不安に思い、私共からも再三、指摘していたにも関わらず、昨年12月の時点で、これだけ使われていなかったこと自体が大問題です。
このような状態であったためにコロナ第6波の際、学校での対応が大きな問題となった。
そのことを十分、反省して頂きたい。
その上で、答弁にあった「今年度は1日1回授業で利用する」という目標を全校・全学級において早期に達成して頂きたい。

【質問②】
教師の1/3が、タブレットに掲載されているソフトやコンテンツの使い方・活用方法が分からないとしている。
市は現状をどのように受け止めているか?
また集合研修で、こうした声に対応することには限界があると考えるがどうか?
 ↓
【答弁②】
授業支援ソフトについては、昨年度、一昨年度と指導主事が学校に出向き、基本的な操作研修を行いましたが、アンケート結果から実際の授業で使うイメージがつかめていない教員が多くいることがわかりました。
教育委員会としましては、体験的な実践研修が、最も効果的な対応策だと考えており、今年度も集合研修に加えて各校へ出向き、より具体的な研修を行なっていきます。
さらに、実際の授業イメージがつかめる実践事例を数多く提供することで、ICT活用に対する困りごとの解消を図ります。
これまでに作成した、ICT活用実践46事例に加えて、授業に特化した1人1台タブレット授業実践事例を37事例作成しており、これらを共有することで、使い方や活用方法をより多くの教員に周知し、活用頻度の向上を図ります。
 ↓
【意見・要望②】
「体験的な実践研修が、最も効果的な対応策だと考えて」いる、「集合研修に加えて各校へ出向き、より具体的な研修を行なってい」くとの答弁でした。
手法についてはお任せするしかありませんが、これだけ多くの教師が「ソフトやコンテンツの使い方・活用方法が分からない」としていることに、強い危機感を持つべきです。
教育委員会が責任を持って、全ての教師がタブレットを有効活用できる状況を整えて頂きたい。

【質問③】
各学年・各教科におけるタブレットの活用方法について、市として整理・定型化し、全校で利用する取組を進めるべきと考えるが、市の見解はどうか?
 ↓
【答弁③】
先ほど示した1人1台タブレット授業実践事例には、活用目的や活用場面、使用するソフトやコンテンツを分類して示しています。
また、授業準備段階での活用や、一般的な授業スタイルに沿った場面ごとのタブレット活用例を示した「教科指導におけるICT活用の手引き」を作成し、教員へ周知しております。
この手引きと実践事例を関連付けた資料をマニュアルとして使用することで、授業づくりの場面で具体的なタブレット活用のポイントを理解し、最終的にはツールとして自由に活用ができることを目標としていきます。
 ↓
【意見・要望③】
全ての教師がタブレットを利用した授業を自由自在に展開できるようになるならば、なにも言うことはありません。
しかしながら私は、現実的にはそうなることは難しいと思っています。
だからこそ整理・定型化を進めることで、どの教師も最低限の利用はできるようにするべきと思いますが、市の考え方はそれとは異なるようです。
「手引きと実践事例を関連付けた資料をマニュアルとして使用することで、授業づくりの場面で具体的なタブレット活用のポイントを理解し、最終的にはツールとして自由に活用ができることを目標としていきます」との答弁でした。
重要なのは結果であり、全ての教師が答弁にあったように「ツールとして自由に活用ができる」なら、私の方から言うことは何もありません。
そうなるかどうかを今後もしっかり見ていきたいと思います。

【質問④】
教材についても、市として統一的なコンテンツを複数用意し、教師がその中から選べるようにすることで教師の負担を軽減可能と考えるが、市の見解はどうか?
 ↓
【答弁④】
ご指摘のように教材の中で汎用性のあるものを、市として収集、整理していくことは教員の負担軽減の一助と考えます。
現在、公開している「まなみや」には民間企業のフリー教材や他の自治体が作成した教材などを紹介しております。
また教員向けの「まなみや」には各校が作成したものを整理しております。
今後も継続的に有益なコンテンツを収集、整理してまいります。
また、様々な機会を通して積極的な活用を促してまいります。
 ↓
【意見・要望④】
「教材の中で汎用性のあるものを、市として収集、整理していくことは教員の負担軽減の一助と考え」る、「今後も継続的に有益なコンテンツを収集、整理して」いく、「様々な機会を通して積極的な活用を促していく」との答弁でした。
一定評価できる内容と受け止めています。
一部の学校には手間をかけることを美徳としすぎるがために効率化につながる教材等、ツールの活用に後ろ向きな感覚があるようにも聞いています。
教師の負担軽減という観点からも、答弁にあった内容を積極的に進めて頂きたい。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

事前の調整をしている中で衝撃的だったのが当初、教育委員会側が「このアンケート結果は昨年12月時点でのもの。なので現状はより良くなっています!」と自信満々な雰囲気を漂わせていたこと。
いやいや昨年12月時点で、こんな状況だったから第6波の際、混乱を極めてわけですが、そのことに値する反省の意識とかはあんまりないのか???と。
つくづく根深いと思います…

なお、この件、今後に向けて最も重要なのは、長くなりすぎるためい次回以降にまわした「質問⑤」に関するやり取りだと思っています。
なので次次回以降、この内容についてご報告予定ですので、暫しお時間くださいませ。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

PS.
毎議会、本会議初日の一週間前に議会運営委員会が開催され、そちらで当該議会での重要案件等の説明が行われることになっています。
というわけで今9月議会の一週間前議運である8/24(水)に市長公約でもある「こども医療費の無償化」についての説明もあるものと思われます。
なにせ6月議会で「詳細は9月議会で!」とのことでしたし。
こちらの内容も次回ブログにてご報告予定ですので、暫しお待ちください。
 ↓
【ご参照】
節電のため、テレビをこまめに消しましょう&市長公約である「18歳までの医療費無償!」の詳細は9月議会で示されるそうです。


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1/3の学校ではタブレットはほとんど使ってない、教師の1/3は使い方がよく分からんと感じているってどういうこと!?

2022-08-19 11:29:54 | 夢はぐくむ学びのまちを実現するために

気が付けば8月も、そろそろ後半。
時間が経つのは早いですね…
そろそろ9月議会も始まるし、それまでに6月議会で行った質疑のご報告も完了させたいところ。
というわけで早速始めますよ。
それでは、どうぞ!

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ICTを活用した教育の推進についてです。
本年4月にGIGAスクール・セカンドパッケージと現在の状況に対するアンケート調査の結果が公表されましたが、その内容には複数の衝撃的な内容が含まれていました。
資料⑥をご覧ください。
 ↓

 ↑
調査の結果、「家庭や学校で1週間にどれくらいタブレットを使っていますか?」という質問に対して週1回未満が全体の24%、使っていないが8%と全体の1/3は、ほぼ使っていない状況にあったことが明らかになりました。
中学生では、この合計が44%と半分近くに上ります。
多額の費用を投じてタブレットを導入し、活用の必要性が指摘されてきた中で、この利用頻度の低さには愕然とする思いです。

加えて、アンケートに答えた教師の34%が「導入されているソフトの使い方が分からない」、32%が「ソフトやコンテンツをどのように活用するとよいかわからない」と答えているのも問題です。
私は1/3もの教師がきわめて初歩的な内容で戸惑っている姿が明らかになったことに強い危機感を覚えています。

こうした現状について、市教委は「これらを授業でどのように活用するのか、具体的な授業の場面を想定した研修を計画しています」としています。
しかしながら同じアンケートの中で、現場の教師からも「研修を受けて、一人一人が技量を高める必要があると感じるが、授業でスムーズに使えるようになるまでの研修の時間数となると難しいと感じる」という意見が上がってきています。
私も「研修の充実」だけで対応するには限界があると考えます。
市はより具体的で効果的なICTの活用に向けた方針を考え、示し、全校・全学級でのICT活用につなげるべきです。
資料⑦をご覧ください。
 ↓

 ↑
これは実践事例集で、ある小学校の取組として示されたものですが、どの教科で、どのようにタブレットを活用するかといった考え方の基本を示しています。
こうした方向性をもっと深め、学年ごとに「どの教科で、どのように利用するのか?その場合に利用するツールをどうするのか?」といった点を定型化し、全校で利用する等の取組を進めていくことが必要ではないでしょうか?

また、その場合、教材もそのまま使えるものを作ってしまえば便利なはずです。
アンケートでも「自分の授業で使うときに一から教材を作成することに、多大な時間と労力をかけている現状があると思います」という声が上がっています。
市内であれば教科書も一緒ですし、使いたい教材はそれほど変わらないはずです。
定型的なものを用意して、だれもが使えるようにすることで教師の負担軽減にもつながるのではないでしょうか。

私は「GIGAスクール・セカンドパッケージ」には事例集や、困った時の辞書的な意味で一定の意義があると受け止めています。
しかしながら、この内容は結局、「こんなこともこんなこともできますよ。あとは皆さんの自主性に任せますので頑張ってください!」というものに留まっていると感じています。
これでは今年の年初、各校で学級閉鎖が大量に発生した際に、学校・学級によって大きな格差が生じた根本的な原因は是正できません。
そして残念ながら、ここで示された市教委の姿勢には、そこに対する反省が感じられません。
市は全ての学校・学年・学級でICTを活用した教育が推進されるよう具体的な取組を進めるべきです。
それでは以上の内容を踏まえて5点質問します。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

この件、4月にアンケート結果が公表された時から疑問に思っていた内容を整理してぶつけた内容です。
既視感のある方には、そういうことですので、ご理解ください。
 ↓
【ご参照】
大切なのは計画を立て、進捗を管理すること。学校のICT化推進の現状に関する調査結果が示されました。@2022年4月のブログ
「学校・学級の自主性に任せる!」では、組織のあり方として失格でしょ!?全ての学校で、全ての教師がICTを有効活用できるようにすることが市の責務です!@2022年4月のブログ

2学期の始まりが見えてきた中、新規感染者数が著しく高い水準でとどまっているのは、なんともいやなところ。
本来であれば、こうした取組を積極的に進め、出席を希望しない家庭については在宅学習を選択できるような取組を進めるべきだったと思うのですが…
つくづく「子育てするなら西宮」が看板倒れになっている観、強いと思います…

ここまでの内容を踏まえての具体的な質疑については次回以降、ご報告します。
それでは今日のブログは、これにて失礼します。

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重要なのは不祥事再発防止に向けて、真摯に着実に取り組むこと。これからの展開を注視しています!

2022-08-17 12:20:49 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

えげつない展開が続く「鎌倉殿の13人」の影響で、MYブームの鎌倉幕府創設時代。
好きな本は沢山ありますが、個人的おすすめは海音寺潮五郎氏の武将列伝&悪人列伝。
これも10何年ぶりに読み返したのですが、氏の解釈がズバズバ入っていて面白い。
THE昭和な感覚がいろんなところに入っているのは、時代の違いですね。
 ↓


さて本題、飛ばしに飛ばしまくってしまっている6月議会での一般質問のご報告の続きです。
内容は「過去5年間で20名以上の職員が逮捕されている西宮市。考えられる限りの対策の徹底が急務でしょ!?」というもの。
前回までの内容を踏まえて、具体的な質疑の内容についてご報告します。
 ↓
【ご参照】
5年間で20人以上もの職員が逮捕されているのは、明らかに異常でしょ… 地道な再発防止策を徹底するべきです!@2022年7月のブログ

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【質問①】
なぜ委員会での報告を行わなかったのか?
市は、これほど不祥事が続発しており、今なお留まるところを知らない状況であることも含め、きわめて重大な問題という認識を持っているのか?
 ↓
【答弁①】
~これまでの取組についての説明のため割愛~
 この取組方針は、職員を対象とする服務規律の確保を目的とした性格であることから、議会に対しましては、資料提供という形で策定後に報告させていただきました。
しかしながら、度重なる職員の不祥事が発生し、市民からの信頼を著しく失墜させる事態であったこと、議会からも様々なご指摘、ご意見をいただいていたことを踏まえると、事前の報告も検討するべきであったと考えております。
 ↓
【意見要望①】
質問でも触れましたが、2018年以降に逮捕された職員は18人(←質問時点の数字。その後、更に逮捕者が発生し、現在では20人突破...)で、処分対象となった人数は数知れず。
そんな中、職員アンケートは実施されたものの結果を踏まえた方針が示されるまで2年半もの期間がかかりました。
「職員の不祥事は、市民の皆様の負託を受けて業務を行う行政組織として決してあってはならない重大な問題であることを真摯に受けとめ」ているとのご答弁でしたが、本気度を疑うのは私だけではないはずです。

「市民からの信頼を著しく失墜させる事態であったこと、議会からも様々なご指摘、ご意見をいただいていたことを踏まえると、事前の報告も検討するべきであったと考えております」とのことでした。
このような重大な内容について、しかも再三、指摘や意見を受けてきたにもかかわらず報告もしないのであれば、認識の重さを疑われるのは当然です。
そして、そういった姿勢が、内部に対する誤ったサインにつながります。
改めて、事の重大性と今、本市が置かれている状況の厳しさをご認識願いたい。

【質問②】
【実施済】の定義についての、市の考えは?
本来、【実施済】というなら、具体的に何を変えたのかという事実と、その結果、問題点がどう解決されて、その効果がどれほどだったかを示すべきと考えるがどうか?
 ↓
【答弁②】
つぎに取組方針にある「実施済」の考え方についてですが、取組方針の構成としては、3つの柱ごとに、課題、取組の概要、職員アンケートの意見を示したうえで、令和4年3月現在での進捗状況を「実施済」「実施予定」「検討中」の3つの区分で示しております。
それぞれの定義については、取組方針に記載しており、
-----
●「実施済」は、すでに取組みを開始しているもの
●「実施予定」は、具体的な内容や実施時期などについて予定されているもの
●「検討中」は、具体的な取組内容について検討段階であるもの
-----
を示しております。
しかしながら、議員ご指摘のとおり「実施済」との表現は、解決済みとの印象を与える恐れもあるため、今後、改訂する際には、すでに取組みを開始し、継続して取り組む必要があるものは「取組中」と記載するなど、わかりやすい表現に改めてまいります。
 ↓
【意見要望②】
【実施済】となっている中に、到底そうは思えない内容があるという点について「すでに取組みを開始し、継続して取り組む必要があるものは『取組中』と記載するなど、わかりやすい表現に改めてまいります」とのご答弁でした。
これは分かりやすいか否かという単純な問題ではありません。
私は安易に【実施済】という表現を使うことに、「対策は打っており、問題は解決した!」という意識が垣間見えることを懸念しています。
そして、そうした意識・認識の甘さが内部に対する誤ったサインにつながること、今後の対応がなし崩しになっていきかねないことを危惧しています。
私には、このような表現を安易に使うこと自体に、市の認識の軽さが感じられてなりません。
本当に「決してあってはならない重大な問題であることを真摯に受けとめ」ているのであれば、自らの姿勢で示すべきだということを重ねて指摘しておきます。

【質問③】
この取組方針は、これを示したことで終わりか?
それとも今後、定期的に進捗状況が示されるのか?
 ↓
【答弁③】
不祥事再発防止に向けては、職員に対して取組方針の周知徹底を図るとともに、方針に従って実施した取組の進捗管理が必要であると考えております。
そのため、職員倫理向上検討委員会において、定期的に全体の進捗管理を行い、必要に応じて内容の見直しなども検討してまいります。
また、その取組状況についてはホームページにおいて公開してまいりたいと考えております。
 ↓
【意見要望③】
-----
●取組の進捗管理が必要
●職員倫理向上検討委員会において、定期的に全体の進捗管理を行い、必要に応じて内容の見直しなども検討していく
●取組状況についてはホームページにおいて公開していきたい
-----
との考えが示されました。
答弁に沿った取組をしっかりと進めていただきたい。
雑誌に「犯罪者のデパート」などと書かれるような状態は早急に脱して頂きたい。
大部分の真面目に働いている職員が肩身の狭い思いをしなくて済むよう、誇りとやりがいをもって職務に邁進できるようにしていただきたい。
改めて、方針に示された内容に、真摯に着実に取り組んでいただくことを強く要望します。
今後の推移をしっかり見守り、必要に応じて指摘・提案等を行っていくことを約束して、次の質疑に移ります。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

と少し長くなりますが、こんな感じです。
個人的には質問③でやり取りした取組状況の進捗管理と、その報告といった辺りがとても重要だと思っています。
質疑では「ちゃんとやります!」という意思が示されましたが、ここまでの展開も含め、どこまで信用していいものやら…という感覚は拭い切れませんし。
 ↓
【ご参照】
方針や指針を作るのは大好きな西宮市役所。重要なのは内容を具現化して、効果を出すことですよ!@前回のブログ

この問題、きわめて重要度が高く、西宮市役所にとっての根本的な問題だと考えています。
引き続き、しっかりと取り組んでまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼します。

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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
 ↓
市内の感染状況@西宮市HP

市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
 ↓
記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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方針や指針を作るのは大好きな西宮市役所。重要なのは内容を具現化して、効果を出すことですよ!

2022-08-15 17:24:39 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

例年この日に開催される満池谷慰霊碑前での戦没者追悼式。
今年はコロナ感染の拡大状況を踏まえ、中止となりました。
毎年、様々なことを思う日であることは言うまでもありません。
が、ロシアによるウクライナ侵攻や台湾情勢の緊迫もあり、これほど深刻に様々なことを考えた日であったことはないようにさえ思います。
心より、黙禱。

さて本題、今日のブログは、市役所の業務改善に関するお話です。
それでは早速、始めます。

昨年4月、市は「会議及び資料作成等における事務量の削減に向けた取組指針」を示しました。
読んで字のごとく、会議や資料作成における事務の効率化・削減を目指す内容で、例えば庁内会議に関してなら
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●会議の目的を明確化しましょう!
●会議資料は事前に配布するよう徹底しましょう!!
●会議時間は原則1時間以内とし、開始・終了時間を厳守しましょう!!!
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等、至極もっともな内容が示されています。
とは言うものの、指針を示したことで満足してしまい、その内容をどうやって実現するかというところが甚だ弱いのが、西宮市役所の悪弊。
 ↓
【ご参照】
ガイドラインを作っただけでは、なんにも変わらない。大切なのは、目標実現のための具体策だと思うのですが...@2021年2月のブログ

この件についても同様のことを危惧していました。
例えば、職員アンケートで示された
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●会議次第の共通テンプレートを作成し、事前共有を義務付けては?
●内部説明用に最低限必要な項目をまとめたシンプルな庁内共通テンプレートを作成してはどうか?
 また上司の側も内部資料については必要項目以外の情報を追加することはできる限り避けるという文化にできないか。
●庁内で定例的に行われる資料作成(予算や監査等)について、様式は指定されているが、部署によって様式の変更が行われたり、作成ソフト(ExcelやWord)が統一されていないことがある。様式以外の形式で提出を受け付けないことや、作成ソフトの指定を行っては?
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等の意見は、至極まっとうなものと思います。
なので、ここらへんの取組をしっかり進めるべき!と指摘したのが昨年5月のこと。
 ↓
【ご参照】
大切なのは、実効性を持たせるための取組。会議・資料作成等の業務負荷軽減を目指す指針が、効果を上げることに期待します。@2021年5月のブログ

ところが1年経った今年5月、その後の進捗を確認した結果は「なにも進んでいません…」というもの。
なので「指針を作っただけではダメ。現状改善のための具体的な内容と対策が必要。いつまでに、そういった内容を示せるか?」と再度、交渉したことろ「7月中には何とか…」という回答が返ってきました。
その結果、7月末に示された内容がこちら。
 ↓

 ↑
こういった内容が示されたこと自体は一歩前進。
ただ、この内容についても、これまた得意の「作ったけど結局あんまり使用されず。気が付いたら、誰も使わなくなっていた…」では意味がないと思うんですよね。
なので>「テンプレやルールを作るのはいいけど、作るだけじゃダメ。いかにして全ての部署に徹底させるかが重要。そのための具体策を示してほしい。いつまでなら示せるか?」と折衝したところ、担当室長から半分キレ気味に「いつまでに示すかの約束はできない。私の仕事はこれだけではないので!」という回答が返ってきてビックリ。
いやいや、あなたの仕事がこれだけなんて思ってませんよ!?
だから1年待って、更に2ヵ月待ち、そのうえ「いつまでなら示せるか?」を聞いてるんですけどね。
こちらもカチンときたので、より厳しい姿勢で折衝したところ、先方の態度は一変。
「8月中には…」と言ってきたので矛を収め、次の展開を待つことにしました。

しかし、こういう、やった風にすることで満足している感覚って、なんなんですかね…
状況改善しなきゃ意味ないし、せっかく作ったツール、活用してもらわないと勿体ないと思うのですが。

引き続き、強い関心を持って、今後の展開を厳しく見守ってまいります。
ということで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP

市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
 ↓
記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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西宮市でも明日から、抗原検査キットの配布を開始します&飲酒運転で逮捕された職員は二人とも辞職することになりました。

2022-08-10 19:37:07 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

「発熱等の症状はあるが、症状が軽い&重症化リスクが低い方を対象に、新型コロナウイルスの抗原検査キットを配布します!」という兵庫県主体の事業。
近隣都市では既に始まっているところが多いのに、西宮市ではなかなか始まらないのでヤキモキしていたのですが、明日から開始されるとのことで本日、広報がありました。
以下、記者発表された内容です。
 ↓


 ↑
上にも書いたとおり、対象はあくまで「発熱等の症状がある方」で、かつ上の条件を満たしている方なので、その点、ご注意下さい。
なお兵庫県から西宮市に支給される検査キットの総数は22,000弱。
1日概ね1,000キットを上限に、明日から8月末まで実施するというイメージだそうです。
市HPでも情報アップされていましたので、併せてアップしておきます。
 ↓
抗原検査キットの配布及び自主療養制度について@西宮市HP

で、これだけでも充分な内容かと思いますが、もう一件。
今年7月、消防局の職員2名が酒気帯び運転および同乗の疑いで逮捕されるという案件がありました。
 ↓
【ご参照】
「卒業式日程の決定権は学校にあり、市として強制的に変更できない。でも地域や保護者から、学校へ声が上がってくるなら大切に受け止めるべきと思う...」だそうです。@2022年7月のブログ

この件について本日、下された処分についての報告がありました。
酒気帯び運転した職員は懲戒免職、同乗していた職員は停職3ヵ月の処分が下された(うえで本日、依願退職した)とのこと。
詳細は以下の通りです。
 ↓


退職することになった職員は、いずれも22歳。
一時の気の迷いで、折角なりたくてなったであろう消防職員を辞めざるを得なくなったであろうこと。
若い当人達にとって、悔やんでも悔やみきれないことだろうと思います。
不祥事を起こすというのは、それだけ重いこと。
全ての職員さんに、改めて、そういったことを深く、強く認識してもらいたいと思います。
もちろん私自身もそうあるべく、精進します。
それにしても不祥事、ホンマに多いな...

ということで今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。

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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP

市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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「保護者への連絡事項は、掲示板に紙で貼りだしています!」に驚愕。必要な情報が伝わるよう、根本的な意識を変えるべきです!

2022-08-08 17:24:42 | すべての人にやさしいまちを実現するために

きっかけは、
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●待機期間の短縮等、市立保育所でコロナ感染者が確認された場合の対応が見直された
→ところが市役所からは、なんの通知もない
→HPにも、こういった情報は掲載されていない
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というご意見を頂いたことでした。
 ↓
【ご参照】
「濃厚接触者なし」となっている保護者への通知文@市立保育所。でも正確には「濃厚接触者の特定困難」ですよね???@2022年7月のブログ

正直なところ、
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●市から保護者に対して、この手の通知をしていないとは思いにくい
→手紙を確認できていないorメールを見過ごしたのでは?
→HPには掲載されているのに、該当記事を見つけることができなかったのでは??
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と思ったりもしたんですよね。
ところが確認してみると、頂いたご意見の通りでした。
驚愕…

これだけコロナ感染者が増えている中、濃厚接触者になった場合の待機期間が見直されたのは非常に大きなこと。
ところが7/21に一度、見直された以下の内容も
 ↓


その後、国の通知を受けて7/25に見直された以下の内容も
 ↓

 ↑
いずれも保護者への通知は、保育所の掲示板への掲出のみとのこと。
正直なところ、このような形でしか通知していないとは思いもよりませんでした。

現在、保育所に子供を通わせている保護者の世代であれば、大半の方がスマホ等で必要な情報を入手していると思うんですよね。
にも関わらず、保育所での紙掲示だけというのは、あまりにも不親切。
「どうしても紙で!」というのであれば、個人にペーパーを配布するという手段もありますが、それもしていない。
加えて公立保育所の保護者へ情報発信をしている「よいこネット」の掲示板にも市のHPにも、こうした情報を掲載していないというのは、う~ん…

保育所関連の情報発信については、他にも複数、意見を頂いています。
重要なのは、知りたい情報がある保護者が調べようと思えば、きちんとした情報を得ることができるようにすること。
ここらへんは総合コールセンターに関する話でさんざん言っていることですが、やっぱりできてないんやな…と痛感します。
少なくとも園で掲出している内容や、問合せが頻繁にある内容くらいは、きちんと市HPやよいこネットの掲示板に掲載しましょうよ…
 ↓
【ご参照】
きっと、お金は天から降ってくると思ってるんでしょうね… ~総合コールセンターに激しい違和感。。。@2022年5月のブログ

なお指摘&協議した結果、濃厚接触者の自宅待機期間については本日、よいこネットの掲示板&市HPに掲載することになりました。
また今後、こうした情報は市HP等にも掲載するようにするとのこと。
こちら、あわせて広報しておきます。
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。

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市内で確認された新型コロナウイルス感染症の患者数は以下でご確認いただけます。
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市内の感染状況@西宮市HP

市立学校・幼稚園・保育所や市立病院等での新型コロナ感染者確認状況、市内でのクラスター発生等、最新の情報は以下でご確認頂けます。
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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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事業者名を記入しやすい事業用ごみ袋の確実な入手方法をご紹介します!

2022-08-05 18:28:11 | 自然環境に対する意識の高いまちを実現する

今日は、予定していた厳しめの話は一旦パスして、むしろ前向きに評価する方向の話。
先日、公開した「事業用ごみ袋にいちいち事業所名を記入しなきゃならないのが、すごく手間…」というお話についてです。
 ↓
【ご参照】
「事業系ごみ袋への記名に手間がかかって困る...」なんて問題は聞かなきゃ絶対分からない。つくづく課題は現場に埋もれていますね。@2022年7月のブログ

この件、多くの反響を頂きましたが、多かった声の一つが「同じことで困ってた!どこで事業者名を記入しやすい折り方(=外折り)で販売している袋を入手できるの???」というものでした。
そこで担当部署の協力も頂きつつ、現時点での事業用ごみ袋の流通状況について整理してみました。
まずは現時点で、外折り袋を製造している事業者さんと、その販売場所&入手方法について。
 ↓

 ↑
つまり「今、外折りの袋が欲しい!」という方の一番確実な入手方法は、(一定のロットが必要ですが)表中の卸業者である「㈱アダチ」さんに注文いただくことになります。
イオン西宮&イオンスタイル甲子園さんにも在庫があるかもなので、そちらをご確認いただくのも手かと思います。
なお上に示した内容は、あくまで現時点でのもの。
売れ行き等によって販売店・販売方法等の内容は大きく変わってくるものと思われますので、その点、重々ご理解ください。

次に「現在は内折りだが、今後は外折りに変えていこう!」としてくださっている事業者さんの一覧がこちら。
 ↓


これを見る限り、今後は、徐々に市内で外折りの袋が流通していくことになりそうですね。
乞うご期待。

この件については担当部署が、現状調査と製造事業者さんへの働きかけに積極的に協力してくれました。
感謝しつつ、お問い合わせ頂いた内容について、広報しておきます。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。

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市内の感染状況@西宮市HP

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記者発表資料・市長記者会見@西宮市HP
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