西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

「兵庫県議会議員選挙→(2週間後)→西宮市議会議員選挙」となっている、現在の選挙日程。投票率向上という観点からは、ここらへん見直すべきだと思うのですが、どないでしょ。

2018-04-26 18:00:48 | 主張・広報と活動のお知らせ

一昨日は阪神市議会議長会の定例会、本日は兵庫県市議会議長会の総会に、公務として出席。
副議長としての任期は6月で終了予定なので、この手の行事に出席する機会も、もう多くはないということですね。
これまで知らなかったことについて、色々と勉強させて頂いたりもしています。

で、今日は一昨日の阪神市議会議長会の話。
今回の議題には平成29年度決算と平成30年度予算の審査も含まれていたのですが、もっとも議論が白熱したのは芦屋市さんから提案された「阪神市議会議長会として、国・県に対して要望したい!」という以下の内容でした。
(ちなみに阪神市議会議長会は、神戸市・尼崎市・西宮市・芦屋市・伊丹市・川西市・三田市・篠山市・丹波市・宝塚市の正副議長によって構成される会です。)
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  ↑
要するに
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●現状は4年に一度の統一地方選挙の際に、県議会議員選挙が行われた2週間後に市議会議員選挙が実施される
●これを同じ日に実施することで、投票率の向上や投開票作業の負担軽減・それに関わる費用削減等の効果が見込める
●よって、これを実施すべきということを阪神市議会議長会として、国・県に要望しましょう!
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という内容ですね。
個人的には、そうできればいいなあ...と思います。
一方で、会議の場では積極的な意見・慎重な意見・この場で見解は示しかねるとの意見等があり、今後、継続的に協議されることになりました。
これだけ多くの自治体の正副議長が集まった場で、初めて提示された内容ですもの。
そら、そういう話になりますわな。。。

一方で、今回こういう話が阪神市議会議長会という公式の場で提示されたことは、とても重要なことだと思っています。
これを受けて、各市議会でも今後の対応についての協議が進められることになるはずですもの。
そして、そうした意見・協議結果を基に今後、阪神市議会議長会の場でも継続的に協議されることになるはず。
こういう話は西宮市単独で行ったところでどうにもならないですし、他市と歩調を合わせて進めることが出来るといいな~、と思うんですよね。
このペースだと来年の統一地方選挙に間に合わせることは難しいんでしょうけど。

てなことも気にしつつ、また色々と情報収集に努めてまいります。
それでは本日のブログは、このへんで失礼します。


だから注意喚起だけじゃダメなんですってば。しかし、つくづく、こういうことが徹底されんよな...

2018-04-23 17:11:16 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

好きな作家の一人、橘玲氏の著作が文庫化されたのを機に再読。
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●いくら不可解に見えることであっても、そこにはそうなる理由がある。
●日本人から見て不可解に感じる中国の問題の多くは、あまりにも人口が多すぎ、国土が広すぎるという視点から見れば理解できる。
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という視点を最大のベースの一つとして書き連ねられたこの本、改めて読み返してみても、とても面白かったです。
中国論的な分野に興味おありで未読な方、よろしければ是非どうぞ。
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言ってはいけない中国の真実 橘玲/著

さて本題、以前ブログにてご報告したお話について、進捗があったような、なかったようなのビミョーな話があったので、そのご報告をば。
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●数年前に若竹生活文化会館の金庫からお金が盗まれた
 ⇒その反省を踏まえ、若竹生活文化会館では金庫の運用が見直された
●ところが去年になって、今度は同じ建物内にある若竹公民館の金庫からお金が盗まれた
 ⇒若竹生活文化会館では見直された運用が、若竹公民館では見直されていなかった...
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という、トホホにも程がある話があったのは既報の通り。
  ↓
【ご参考】
A課)金庫から金を盗まれた。今後、金庫で長期間、現金は保管しないようにする!→3年後:B課)同じ金庫から、今度はうちの部署の金を盗まれた...→ってなんで???@2017年11月のブログ
  ↑
ちょっと信じがたいですよね、この話。。。
てな話があったもので、こういう現状を正すには役所得意の「注意喚起!」とかではダメで、「きちんと組織立った対応を進めるべき!」とねじ込みました。
その結果「本市の事務処理の手順及び執行体制を調査・検証し、適正かつ効率的な執行を図るとともに、不適正な処理もしくは執行管理があった場合には、その原因を究明し、改善策等の検討を行い、もって市全体の適正な事務処理を推進するため」の組織である「事務処理訂正化検討会」が立ち上げられました。
  ↓
【ご参考】
金銭管理に対する認識が甘いのは役所全体の問題!というわけで全庁的な対策を始めるそうな。@2017年11月のブログ

で、検討会での議論を経て示された再発防止策は以下の通り。
  ↓

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「こういう話が今更出てくること自体どうなん...」という話はさておき、これらの内容自体は妥当なものだと思っています、私。
さすがに若竹公民館では、この運用は徹底されるんでしょうし。
となると重要なのは、これを機に、若竹公民館はもちろんのこと、全庁にこの趣旨を徹底させなければならん!というところですよね。

で、その趣旨からいくと、市が示している姿勢が甚だ心許ないのですよ。
市が、この対策を全庁で進めるために行う内容は、A4ペラ1の「通知」を「各所属長」に通達するというもの。
そこに書いてある内容は「~前略~ この事案を一部の部署だけの問題として捉えるのではなく、 ~中略~ 貴所属において指導・監督の徹底を図り、適正・適切な事務執行に努められたい」というものです。
・・・ほんまに、この紙ペラ1枚送るだけで、全部署の同様の問題が正されるんかいな?
そうなるくらいなら、そもそも若竹のような事例なんか起きない気がしてしょうがないのですが。
せめて対象から一部を抽出してチェックするなどの後追いをするべきだと思うのですが、どないでしょ。

総じて、お役所って「注意喚起」「通知」「広報」の類が大好きやよな、と思うのですよ。
で、それさえやったら「ちゃんと仕事してます!」という主張をする傾向も強いように思っています。
でも大事なのはそういうことではなくて、ちゃんと実効性を持たせることだと思うんですよね。
今回の話、これで実効性が担保されているとは思えないんですよ、私には。

というわけで、この話、引き続き、追いかけていきます。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


なんだか、とっても暖かくなってきましたね。というわけで、実は恒例の駅立ち、始めています!

2018-04-19 12:30:50 | 主張・広報と活動のお知らせ

今朝のラジオで聞いたところによると、今日の日中の最高気温は25度くらいまで上がるそうな。
4月とは思えんな。。。。

と、そんなポカポカ陽気の中、実は恒例の駅立ち×3月議会報告、始めています。
配っているのは3月議会報告号で表面はこんな感じ。
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で、裏面はこんな感じです。
  ↓


この最新市政報告、実は印刷に出したのは、市長選挙の結果が判明するより前のこと。
で、最終ページの「諸事雑感」に「この度、新しい市長が誕生したことを前向きに受け止めています」と書いていたもので、「もし再選挙になったら、しばらく配れんな...えらいこっちゃ。。。」と思い、やや慌てていたのは今だから言える話ですね。

いつもに比べて、若干受け取って頂ける枚数が多いのは市長選挙の余韻なんでしょうね。
そこらへんはありがたいなと思いつつ、倦まず、弛まず、恒例の活動を続けてまいります。
それでは簡単ながら、本日のブログはこれにて失礼いたします。


PS
このブログのコメント欄は、これまで
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●いわゆる販促的なもの
●私以外の他者への誹謗・中傷を含むもの
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を除いては、基本的に全てのコメントを開示し、返信してきましたが、以降はもう少し選別の度合いを強めさせていただきます。
理由については以下のブログのコメント欄等、ご覧いただければ概ね理解いただけることと思います。
  ↓
【ご参照】
4/15投開票の西宮市長選挙の候補者が、どうやら出そろったような... というわけで候補者の紹介をば。@2018年3月のブログ


新しい西宮市長は「石井としろう」氏に決まりました。まずは新市長の西宮市政に対する問題意識・姿勢等を把握するべく努めます!

2018-04-16 13:30:19 | 市政全般に関連すること

昨日、西宮市長選挙&西宮市議会議員補欠選挙が行われたことを受けて、本日から恒例の駅立ち開始。
なので昨夜は早くに寝ようかな...と思ったりもしていたのですが、やっぱり、そういう感じにはなりませんわな。

というわけで、その市長選&市議補欠選。
市会議員の補欠選挙は「たぶん自民党さんと維新さんの候補が当選するんやろうな~」と思っていたことも含め、ほぼ予想通り。

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が正直、市長選挙の方は予想外でした。
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●投票率が前回程度として、概ね14万票程度を取り合う争い
●予想される投票率は低いので、自民・公明両党から推薦を得、固定票を持つ候補が有利
 ⇒その候補が再投票が必要となる35,000票(投票総数の1/4)を獲得できないということは考えにくい
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と考えていましたし、そんな感じの情報も得ていたので。
後出しジャンケンならなんとでも言えますが、つくづく大きな選挙ってのは分からないもんですね。
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  ↑
しかし、この規模の選挙で1位と2位の差が僅か108票とかって、すごいな。。。

再三申し上げている通り、私自身は今回の市長選挙において特定の候補の支援はしていません。
なので今回の結果を受けて、どなたかを応援していた立場から申し上げることはありません。
むしろ今、考えているのは、現時点では新市長の西宮市政に対する考え方や問題意識について分かっていることは多くはないということ。
だからこそ議員の役割として、今後こうした点を明らかにすると共に、新しい市政を形作るため力を尽くしていかねばならないということです。

ここ数年間、私は今村前市長が市長選挙において掲げた政策と、彼が実際に推進する市政運営の方向性・姿勢の齟齬(そご)・矛盾を追及することに多くの力を注いできました。
その背景には、私自身が「彼が掲げた政策に賛同し、彼を支援したことに対する責任を取らねばならない!」という強い思いを持っていたことがありました。
そのような、自分自身が強くこだわらざるをえない状態が名実ともに終わった!という意味で、私は新しい市長が誕生したことを極めて前向きに受け止めています。

なにより重要なことは、私達が暮らす、大切なこの西宮の明るい未来を作っていくこと。
そのために今後も変わらず、市政の改善に力を尽くしていくこと、お約束いたします。
候補ならびに支援された皆様には大変な選挙戦、お疲れさまでした。

それでは今日のブログは、このへんで失礼します。


防災トイレは後々、整備する予定なんですよね?だったら施設を建設する際にやってしまうのが一番効率的なのでは???

2018-04-12 11:18:39 | 安心して暮らせる安全なまちを実現するため

少し前にご紹介したジャレ・ド・ダイアモンド博士の番組からの流れで興味を持ち、一読。
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この手の本を読んで思うのは、
「昔なら想像するしかなかった。
 ところがDNA解析技術の進歩によって分かるようになった!」
ということが、とりわけ人文科学の分野ではものすごく増えてるんやなあ...ということですね。
  ↓
【ご参照】
NHKスペシャル/人類誕生
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ちなみに、この手の話に興味おありの方には必見ですよ、この番組。
二回目以降が超楽しみ。

さて本題、3月議会に上がってきた話で、ご報告から漏れていた内容のご紹介など。
内容は、市民集会施設の新設に関するものです。
ちなみに場所は、香櫨園小学校区内・中央図書館からすぐの川西町。
  ↓


で、施設の完成予想図は、こんな感じです。
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おー、なかなか立派な建物ですね。
なお、この話、以前から聞いていた内容であり、施設の建設に異論はありません。
ただ、ちょっと気になる話があったんですよね。

この施設、大規模災害発生時には避難所となる予定の施設です。
そういったこともあり、建設に向けて地域住民も含めた議論が行われる中で、仮設トイレ用のマンホール設置を求める要望がありました。
ところが費用的な問題もあり、設置が見送られたんですよね。。。
とはいうものの、長期的には当然マンホールトイレは設置するつもりでいるそうな。
  ↓
【「マンホールトイレ」に関連してご参照】
災害時用トイレが使えるようになります@高木公園←2014年1月のブログ

で思うのですが、どのみち将来的には設置するつもりでいるなら、施設を建設する、このタイミングでやってしまうのが一番、安上がりやし効率的なんちゃうの???と。
せっかくキレイに整備した施設なのに、また別途、掘り返してなんやかんやするってのは勿体ないと思うねんけどなあ。

ここらへん、も少ししっかり考えるべきところだと思うのですが、どないでしょ。

というわけで簡単ですが、今日のブログは、このへんで。
それでは失礼いたします。


PS
聞くところによると、期日前投票の出足、あまり芳しくないようです。
皆様、くれぐれも選挙には足を運んで頂きますよう、お願いします。


市長選挙に関連して、取材を受けた内容が新聞紙上に掲載されました。というわけで、そのご紹介をば。

2018-04-09 16:34:48 | 市政全般に関連すること

今日は市内市立小学校の入学式。
次男が入学することもあり、今年は来賓ではなく保護者として参列させていただきました。
んで、その行きしなに掲示板を確認すると揃ってますね、候補者。

継続的に、このブログをご覧頂いている方には釈迦に説法的な話かとは思いますが、こちらが昨日4/8告示、4/15投開票の西宮市長選挙の候補者。
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で、こちらが同日程の西宮市議会議員補欠選挙の候補者です。
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なお、この選挙に関連して、私も取材された内容が一昨日付・読売新聞に掲載されましたので、ご紹介など。
ちなみに私の名前が出てくるのは最終段落。

以下、コピペです。
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選択の時(下)
西宮市長選を前に

西宮市議会3月定例会初日の2月20日。開会前の議会運営委員会で、松永副市長が厳しい表情で立ち上がった。「今村(岳司)市長は体調不良のため、議会を欠席します。」
前市長の今村氏は19日、「一身上の理由」とする辞職願を議員に預けて正午頃、退庁。その後、二度と姿を見せることはなかった。
「最後くらい説明責任を果たしてほしかった」
20日の議会終了後、松永副市長が記者会見で残念そうにつぶやいた。
   ◇
元市議の今村氏は2014年4月の市長選で初当選。自民、民主、公明が推薦し、市議の多くが支援する現職を破った。
市職員出身者以外が選ばれたのは22年ぶり。有権者は刷新を求めたが、議会対応の難航は必至だった。
当選後、最初の議会となった6月定例会で対立したのは、「アサヒビール西宮工場跡地」(津門大塚町)の活用策。市立中央体育館などの移転先として市が購入する従来の計画に、今村氏は「白紙撤回」を主張した。
だが、半数以上の議員が反対し、今村氏は選挙公約で掲げた県立病院と市立中央病院の統合を実現するための用地として、外郭団体が購入する案を提示。何とか議会の同意を得たが、ある市議は「思い通りにいかず、頭を悩ませているようだった」という。
   ◇
今村氏は15年3月、当時、市上下水道事業管理者だった掛田紀夫氏の副市長起用を発表。「議会の信頼が厚い掛田氏に調整してもらう狙いがあった」と松永氏は明かす。
一方で、偏向しているとみなした報道機関の取材をビデオ撮影したり、「中高生の時に校内でたばこを吸っていた」と発言し、いさめた女性市議をブログで揶揄したりした。その都度、市議会から撤回や謝罪を求める決議が出され、溝は深まっていった。
態度を改めない今村氏に議会が「レッドカード」を突き付けたのは今年1月。市長選を巡る取材で、新聞記者に「殺すぞ」と発言したことをきっかけに、田中正剛議長が「任期満了を待たずに辞職する考えはないか」と問う声明を出した。
今村氏が拒むと、市議会は退職金を減額する条例案を提出する方針を示し、3月定例会で施政方針演説の時間を設けないことも決定。「5月の任期満了まであとわずかだったが、西宮のイメージダウンをこれ以上、見過ごせなかった」と田中議長は振り返る。
   ◇
「今村氏を応援した責任を痛感している」。2月末、有権者に届いた渋谷祐介市議会副議長の市政報告のチラシにはこんな一文が載っていた。
同氏が市議時代、同じ会派に所属し、前回選では全面的に支援。だが、アサヒビール工場跡地の対応が公約に反するとの思いもあり、15年11月、たもとを分かった。
今回の市長選では特定の候補を支援しないという渋谷氏は「過激な発言で注目を浴びるのはもうたくさん。理想を持ちながらも、周囲の意見に真摯に耳を傾ける。今の西宮市にはそんな人が必要だ」という。
一人の有権者として、トップの資質を備えた人を見極めようとしている。

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私が「今村氏を応援した責任を痛感している」のは紛れもない事実です。
一方で、4年前のことを振り返ったときに「ああ今村氏ではなく、この人をこそ応援するべきやったなあ…」という思いは、今に至るもないというのが正直なところです。
(もちろん今村氏がふさわしかったと言っているのではありません。
 私から見たときに、他の候補の中で「この人こそがふさわしい!」と思える方が
 いらっしゃらないという意味なので、念のため。)

今村氏の数々の問題発言のことは一旦おいて考えますと。
例えば当時、「自民、民主、公明が推薦し、市議の多くが支援する現職」が当選していれば県立病院と市立病院が統合する可能性は0でした。
そして毎年、巨額の赤字を垂れ流し続けている市立中央病院が、
●医療機能が強化されることもない
●経営状況が改善されることもない
という状況のまま、今のアサヒビール工場跡地に移転していたことでしょう。
そして現在、市立中央病院が位置する土地は売却され、ただでも学校・保育所等が著しく厳しい状況に置かれている当該地域の子育て環境は一層悪化していたはずです。
それは当時の私にとって許しがたい方向性であり、決して適切とは言えない方向性でした。
そして、その思いは今でも間違っていなかったと確信しています。

つくづく選挙や政治は難しいものだし、一面だけでは判断しきれ
ないものだと思っています。
自分の思い通りにすべてが進むこともないし、全員がハッピーな解決策なんてない。
自分が考えていることだけが唯一絶対の正しい道なんてこともあり得ない。
自分の考えに固執しすぎれば、柔軟な市政運営などできない。
でも人の考えを聞きすぎれば、何も決めることができない。

そんな中で一人の人間として市長に求められるのは「理想を持ちながらも、周囲の意見に真摯に耳を傾ける」という姿勢でしょう。
そして矛盾するようですが「最後は自らの責任で決断し、物事を前に進めていくことができる」という能力こそが重要だと私自身は考えています。
とても難しいことですが、そんな人にこそ市長になっていただきたい。
そして、そうなることをただ求めるだけでなく、市長が妥当な意見に対しては耳を傾けざるを得ない状況を作る、そんな責務が議員である私にはある。

そう考えています。

一人の市民として、新しい市長に相応しい人を選ぶべく努力するとともに、議員として二元代表制に相応しい機能を果たすことができる力を持つべく精進してまいります。
皆さん、くれぐれも選挙にはいきましょう!
それでは今日のブログは、これにて失礼いたします。



PS
ちなみに私自身、最初は補欠選挙で当選して議員になることができたので、こちらも、とても気になっています。
しかるべき候補が当選してこられるよう期待するとともに、しっかり行方を見守ってまいります。


やっぱり、こういう人でも現場に戻すんですね... つくづく、役所ってのは身内に甘い組織だと思うわけで。

2018-04-06 11:23:00 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

例年、大学の春休み&夏休み時期に受け入れている大学生の議員インターンが無事、先日終了。
サプライズで色紙もらっちゃいました。
心の底から嬉しいですね、こういうの。
  ↓

  ↑
彼ら・彼女らにとって良い経験になったなら、これに越したことはないなあ、と。
そして、そんな経験を(ちょっと、えらそうな言い方ですが)与えることが出来る自分であるためにも、精進していかねばですね。
引き続き、気合い入れて頑張ります。

さて本題、今日は以前にご報告していた話の続きをば。
先日のブログにて、
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●西宮市内の施設駐車場にて、複数回にわたって無関係な駐車車両に傘で傷を付けていた市立学校のチーフ調理員がいた
●このことが発覚したため、当該チーフ調理員に対して停職20日間の処分が下された
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という内容をご報告しました。
この話について、私が、
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●チーフ調理員は各学校に1人しか配置されない、給食調理現場の責任者
●そういった立場に、このような問題を起こした人を処分が終わったからといって戻すことはありえない
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と考えているのも、先日のブログに記載したとおりです。
  ↓
こんな事件を起こした人、そのまま現場にチーフで復帰させたらアカンでしょ!というわけで今後の展開、厳しく追及していきます!@2018年2月のブログ

ですが結局、この給食調理員、別の市立学校でチーフ給食調理員として復帰することが決定したそうです。
ちなみに、それがどこの学校かということは「学校現場に、無用の混乱を引き起こすことに繋がりかねないため公表しない」のだそうです。
いや、だったら学校現場に戻すべきじゃないでしょうよ。。。

いうまでもないことですが、大部分の現場の方は真面目に仕事していることと思っています。
なのに、こういうことがあると、現場全体に対する信頼が一瞬で崩れてしまう。
西宮市のように大きい組織である以上、問題が起こること自体は、あるいは一定やむを得ないことなのかもしれません。
でも、そうだとするなら、それこそ万一ことが起こったときの対応の取り方こそが、きわめて重要なのだと思うですよ。
そこを甘くすることは、それこそ各方面に対して、おかしなサインを発することにもなりかねないわけで。

ちょっと大げさで乱暴ないい方かもしれませんが。
学校現場で、子供たちの口に入るものを調理しているスタッフの中に、自分の日常生活で腹が立つことがあったからといって、無差別に赤の他人に危害を加えるような行動を繰り返し、取っていたような人が戻っていいのか!?と思うのですよ、私は。
私、自分が当該人物について厳しく指弾していることも踏まえて、自分の子供が通っている学校に、このスタッフがいたらと思うと背筋が寒くなりますもの。
そこらへんを散々指摘したのですが、結局どうにもならず、つくづく我が身の力不足を実感しています。
それにしても、ほんま、お役所って中に対して甘いよなあ。。。


というご報告でした。
力不足、重ねてお詫び申し上げます。
それでは失礼いたします


車の重要性だって、どんどん変わっていく、これからの時代。都市計画道路は将来の実現可能性と、それによる便益を十分考えて進めるべきだと思うのです。

2018-04-02 14:46:21 | 市民に信頼される公正で効率的な行政と議会

今日から新年度スタート。
午前中は、副議長としての公務で新入職員の入社式に行ってきました。

  ↑
来賓として出席した関係上、写真は撮れなかったので、イラストでのお茶濁しなど

それにしても例年だと、こういう行事に出席することもなく淡々と過ぎていくので、なんだか新鮮。
こういう行事に出席すると、新しい年度が始まったんやな~ということを強く感じますね。
新入職員の皆様には、公務に従事する者としての、自覚と誇りをもって職務に邁進していただきたいと思います。

さて本題、一度飛ばしてしまった都市計画道路・武庫川広田線についての話の続きをば。
ちなみに前々回のブログでは、
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●今回の計画自体には賛成
●とは言うものの、ずいぶんお金がかかるんですよね...
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的な話を書いております。
  ↓
【ご参考】
私も瓦木中学周辺の道路整備には賛成です。でも考えるべき問題は、いろいろあると思うわけで...@2018年3月のブログ

で、この計画ですが、実は「この区画を整理すれば終わり!」ではありません。
まずは、もう一度下の図をご覧ください。
  ↓


今回の整備対象区間は赤塗りで示された場所のみですが。
実は計画上、武庫川広田線は更に東まで延伸され、こちらも未整備の都市計画道路である甲子園段上線と接続することになっています。
ここらへんは上の図の黒線で示されている通り。
いや、でも、その区画内って、ものすごく沢山の家が立ち並んでいますけど...

確かに、この計画が実現すれば、市内の交通環境は向上することでしょう。
でも、この計画を実現するためには、上の図の黒線で記された区域内にお住いの方々に退去していただかなければならないんですよね。
そんなことって、ホンマに可能なんやろか???

というのも前々回のブログにも記載した通り、関係する家屋数がごく少数に限られる今回の計画でも、5年間の月日と2億5千万円もの費用が必要になるんですよね。
しかも、地権者の方々の協力が得られなければ実現できない可能性もあります。
加えて、更に「武庫川広田線の東への延伸!&甲子園段上線も整備!」を実現しようとするなら、
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●仮にそれが実現できたとしても、ものすごい費用と期間が必要になる
●そして実現できない可能性は十分ある!
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ということを思わずにはいられないわけで。

今回、武庫川広田線が具体的な話として挙がってきたので、ブログでも取り上げていますが。
実は、本市には他にも多数、長期間、未着手のままの都市計画道路が存在しています。
そして、このことは西宮のみならず他市においても問題となっています。
こうした現状を踏まえて、市自体が
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●社会経済情勢の変化に伴う道路の必要性の変化
●厳しい財政状況における道路整備の効率化
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などを考慮し、見直しを行う必要が生じていることを認めてもいます。
  ↓
【ご参照】
「計画決定後60年以上経過している区間が60%以上を占める道路」は、いつの日か完成するのか???@2015年6月のブログ

あくまで個人的意見ですが。
自治体が交通環境向上のための施策として道路整備を重視する背景には、各家庭の車保有率自体が高いという社会環境の下、「都市の交通環境向上には車ありきが前提!だから車利用者者にとっての利便性を向上することが交通環境の向上に直結する!」的な考えがあったように思うんですよね。
もちろん、この考え方自体を全面的に否定するつもりはありません。
でも人口の減少に加えて、若年層の車保有率の低下&高齢層で車を手放す動きが加速!というように時代背景が変わってきている中では、こういう考え方が時代遅れになってきている面もあると思うのですよ。
そのうち宅配便はドローンで!みたいなことだって実現しそうな時代なんですもの。
都市計画道路の整備に大金をつぎ込むことの妥当性を、改めて考えるべき時が来ているように思うのです。

というわけで、この話、武庫川広田線単体はもちろん、広く市の交通政策全般という観点からも、引き続き、追いかけてまいります。
それでは今日のブログは、このへんで失礼します。