MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

静かなるドン 第1章

2023-09-25 20:08:39 | 邦画
9月も25日になり、今月もあと残すところ一週間となりました。
10月のレンタル作品のでリリース初日が10月4日ですからあと10日もすればフライングリリースですが
それまで今月分はなんとか持つのかな
ってことで月の25日は恒例のライツキューブ作品のリリース日ってことで
本命は後に回すのが恒例ですからまずは露払いとして
この作品から
 
漫画も読まない人ですから原作は知りませんがVシネマになるのかな香川照之さんと喜多嶋舞さんの「静かなるドン」は系統だってはいませんがBS、CSの深夜枠で見てる記憶はあるものの
あまりに素っ頓狂な登場人物たちのお名前と歴史をもじったお話には加えてグラサン一つで堅気とヤクザを演じ分けるギャップでコメディエンターテインメントとしてその存在価値は認めておりますが
個人的には仁侠ドラマとしては亜流作品だって思っているので
 
”なんで今更“って感じで今作も受け止めてはいますが
仁侠女子受けするって言うようなライト感覚からのドラマ化を総合プロデュースの本宮泰風さんが考えての映像化なんでしょうね
ご自身もちゃっかり猪首硬四郎役で出演されてるし
まぁ下着メーカーのデザイナーから普通のデザイナーに主人公の堅気の商売が変わっているんですね
原作はかなりの長編ですが、今作では新鮮組組長近藤勇足さんが撃たれて
その実子である近藤静也が三代目総長の座を継ぐまでのお話がこの第一章だったんですね
 
新鮮組の三代目を争う生倉新八には三宅弘城、肘方年坊にはなんと我が家の坪倉由幸が扮しており
金に汚い生倉のしのぎの方針に従って静也が勤めるデザイン会社のOLがホストに入れあげてフーゾクに落とされてそれを救うために三代目を継ぐって言うとこまででしたが
今回の映像化は前編が第一章と第二章、後編が第三章と第四章の2部構成で劇場公開された後にDVD化したものだったようですね
したがってこのブログでの分類は邦画枠扱いとなります
 
またそんな関係で第一章の尺がなんと60分ということで短尺で個人的には良かったかな
そしてヒロインには筧美和子さんなんですが恋にはまだ発展してなくてそれはそれでいいのですが、個人的にはヒロインとしてはなんとなく物足りない(”役不足“って使ったらアウトですからね)。
 
前に見た「ナニワ金融道 三部作」に続く”令和アウトローレーベル第2弾“として製作された作品だったんですね
 
2023年製作、日本映画、「静かなるドン」製作委員会作品
本宮泰風総合プロデュース・出演、山口健人脚本・監督作品
出演:伊藤健太郎、筧美和子、深水元基、三宅弘城、坪倉由幸、内田慈、朝井大智、小西貴大、藤井陽人、今野杏南、飛永翼、香川幸允、御子柴彩里、鈴木裕樹、舘昌美 川﨑健太、喜矢武豊、兒玉宣勝、斉藤天鼓、筒井真理子、寺島進
 
 
コメント
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ハウスバウンド

2023-09-25 05:05:38 | 洋画
M3GAN/ミーガン」の劇場公開が6月9日で。この「ハウスバウンド」がシネマカリテの恒例企画興行<カリコレ2023>上映されたのが7月14日
ってことは「M3GAN ミーガン」の人気にあやかる前には興行の方では実際には「M3GAN ミーガン」の人気に乗っかったってことでいいのかな配給会社も違うし
ホラーではあるしコチラは顔面破裂の直接描写もあるし
一応劇場公開も意図的にそして相乗効果でDVDがリリースされたってわけなんだろうね
っていうことでジェラルド・ジョンストン監督長編第1作ということで新作レンタルしてきての視聴です。
 
今作は2014年ニュージーランドの映画ですが、映画の方向性が「M3GAN ミーガン」とは全く違う作風でそれなりに楽しめたけど、前半の母親の会話の中に全てが仕込まれていたのね”電気代が急に高騰してたり“とが余計な物言いだからまた会話が噛み合わないからそのまんま聞き過ごしちゃってるけど
ちゃんと計算されてのセリフが後半になるにつれ
なんと殺人鬼の出現に発展していくと言った展開の見事さにいい意味で呆れさせてくれる作品
 
それにヒロインと母親の関係と母親のキャラも実によくできてて
こんな家庭ならわたしだって出て行きたくなるだろうって思わされるものの
なんとそんなヒロインの小さい時からずーっと見ていた人物がこの家の家族以外にいたのねぇ
 
これが運命の悪戯っていうかATM強盗の判決がなんと8ヶ月の自宅拘禁って言うから尚更ヒロインに思いっきり想い入れてしまうからこの噛み合わない母娘関係に目がいっちゃって
ヒロインキャラとしても惚れてまうほどの性格でしたねぇ
幽霊の仕業と信じ切って諦め加減の母親やある意味超常現象ヲタなんのかって思わされる保護観察員とは対照的にヒロインとかがかみ合わないとこがDVDのジャンルわけにホラーコメディってしてるんだとは思うけども
後半まじにキラーが現れてからはホラーとスリラーの合体の末の極めつけがまさかの顔面破裂とくるからねぇ
 
そしてやっぱそんな中でメインとなるのは母娘の修復関係でしょうねぇ
血は水よりも濃いってことだよね、基本シノプシスを芯に据えてる脚本のうまさが随所に
そしてやっぱホラー映画の基本である昔この家は精神施設であるために、隠し廊下や隠し部屋があってそこには全てを見ていた住人が・・・
トイレ代わりの瓶の使い方も秀逸だったなぁでもやっぱこの作品の目玉は顔面破裂に尽きるよね
ヒロインの男勝りなキャラもよくできてたなぁ

2014年製作、ニュージーランド映画
ジェラルド・ジョンストン脚本・編集・監督作品
出演:モーガナ・オレイリー、リマ・テ・ウィアタ、グレン=ポール・ワル、キャメロン・ローズ
コメント (2)
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