今月はなんか戦争映画のリリースが多いようですね
この作品も戦争映画、それも実話ベースの作品となっています。
2018年、内戦下のイエメンを舞台に、敵ゲリラ軍に囲まれた装甲車の救出に向かったUAE軍兵士たちの戦闘をなんと111分の尺中100分も使って描いた実話ベースの戦争映画でしたので
いやものすごい物量の火薬を使用してよくまぁ戦闘シーンを再現したものだと
その火薬の使用量に比した臨場感たっぷりなアクション映画となっており
さすが石油で世界一の金持ち国UAE(アラブ首長国連邦)の作品でしたが
いわゆる中東の髭面の屈強な男たちが狭い装甲車に閉じ込められれてる描写が多いのと同じ軍服にヘルメットっていうことで主役の三人と救出部隊の連中との区別がつきにくかったのが難点だったかな
待ち伏せ(ambus)攻撃するゲリラたちは私服ですしみんな外ですから
敵味方の区別がくっきりしててこれはわかりやすい
イエメン南部に駐在するUAE軍の兵士アリ、ビラル、ヒンダシは、帰国が迫るなか原住民への物資支援とパトロールの通常任務に出た途端渓谷でゲリラに待ち伏せされて装甲車が動けなくなり本部に救援を要請する
なんと救援部隊が到着するまでの一時間RPGやら迫撃砲やらで攻撃され放題
結構装甲車ってRPG撃たれても車体の装甲が厚いのか結構外に出なければかなり平気なのね
只やられぽなしは釈に触るから天板取り付けの自動機銃に銃弾帯を取り付けに行ったアリが狙撃兵に肩を撃たれてしまいますし
外部取り付けの機関銃はRPGで破壊されてしまう
そんな中ようやっとUAE軍の装甲部隊が到着するもののゲリラ軍も相当の用意をしており地雷で動けなくする
先ほどの狙撃兵もですが地雷とか迫撃砲にRPGも相当数用意してあり
決死の救出劇も二進も三進もいかぬ状況に置かれてしまい、UAE軍はアパッチヘリで崖上のゲリラ軍の掃討作戦にでて、その隙にようやっとアリたちの装甲車にたどり着くがアリは多分ですが出血多量のため戦死
まぁ普通こう言った救出作戦に出撃してきた救援部隊の兵士が戦死するっていうのがこう言った映画の常套手段でして
まぁ普通こう言った救出作戦に出撃してきた救援部隊の兵士が戦死するっていうのがこう言った映画の常套手段でして
一人を救出するのに犠牲がその何倍かっていうのが戦争映画の相場ですが
これは実話ベースのお話で数名が被弾して傷つくものの戦死はアリ一人
最終的にはなんとファントムまで借り出して
最終的にはなんとファントムまで借り出して
まぁ敵に動けないとは言え装甲車を現場に残して敵に軍事機密を知られないのも目的の一つなんでしょうが
ナパーム弾で敵から何から消滅させてしまうのね
そしてこれまた長いアリへの敬意の戦死兵士への追悼映像がプロパガンダ的に流されているのね
それにしても実に戦闘シーンだけで構成されてる映画で緊張のしっぱなしの二時間弱でした
そしてこれまた長いアリへの敬意の戦死兵士への追悼映像がプロパガンダ的に流されているのね
それにしても実に戦闘シーンだけで構成されてる映画で緊張のしっぱなしの二時間弱でした
2021年製作、アラブ首長国連邦・フランス合作映画
ピエール・モレル監督作品
出演:マルワーン・アブドゥッラ・サーリフ、ハリーファ・アル・ジャースィム、ムハンマド・アフマド、アブドゥッラ・サイード・ビン・ハイダル
確かにちょっと味方の顔が同じ様に見えちゃいましたが、それぞれに見せ場を用意させていて苦にはならなかったですね。
走行不能となった車両の傍に取り残された負傷者達を救出する為に、あれだけの戦力を投入しちゃうんですね~アパッチの活躍が個人的にカッコ良く映りました。
なかなか楽しめる作品でした。
装甲車の鉄板がRPGでも破壊できないくらい厚いってのを知りましたが
底は駆動のためのタイヤですから地雷によって装甲車走行(汗)不能になるんですね
アパッチカッコ良すぎでしたよね