政府も自治体も福祉政策を根本的に間違っている

昨日札幌市で起こった火事
『「中廊下式」煙や炎速く＝被害大きく、専門家指摘―札幌11人死亡火災』

ワイドニュース等で、スプリンクラーが無かったり、
廊下に灯油を入れたポリタンクが置いてあったりしてあったことを
批判しているアホが居たが、全く状況が分かっていない。

そりゃぁ１１人もの方が亡くなられた事は大変大きな問題である。
しかし私が言いたいのは、そういう危険がある自立支援関連施設にしか入居できなかった
入居者の人達の置かれている立場の事も考えるべきだと言っている。

政府や自治体が、安全な自立支援関連施設を運営しているなら、
火災が起こった自立支援関連施設には入らなかったかもしれない。

しかし、報道では、他に行くところが無かった人たちの受け皿だったと聞く。
企業が運営するには、財政等で大変厳しい状態で運営している。
そりゃぁスプリンクラー等、安全対策しているのに越したことはない、
でもそこまでの経費がなくできなかったと運営会社は言っている。

その運営会社の言っている事の真偽はわからん。
しかし、財政的に厳しかったの事実のようだ。

問題は、そういう安全でない所にしか住む事が出来ない人たちがいる事。
そういう本当に福祉が必要な人たちに、政府は何もしてこなかった事だ。
多分、今後も何もせず、逆に運営会社にペナルティを課すだろう。
そしてさらに法を厳しくして、社会的弱者の受け皿を減らすだろう。
私に言わせれば、政府も自治体も福祉政策を根本的に間違っている。

１１人が亡くなられた直接の原因は確かに火事だ。
しかし、そういう良くない環境でしか生きていけない様にしている
政府も自治体にも間接的に責任があると私は思う。


今日目についた記事：
　・貴乃花一門を警戒、票はどう動いた　鍵握った時津風一門
　　結果は、選挙前からわかっていましたね。貴乃花のやりたい事はわかるが、やり方が下手過ぎる。
　　何でも正面から当たればいいというものでも無い。

今日の気持ちステータス：

今日の一言：
　悲しい事だが、この火事事件のような事はまだまだ起こるだろう
　政府・自治体が本気で福祉を考え直さないかぎりはね。

今日読んだ本：
　・一億人の英文法
　・瞬間英作文シャッフル
　・機械学習を理解するための数学のきほん
　・詳解ディープラーニング