バニラ香料が良く使用されているのはアイスクリームなどのお菓子だと思いますが、気持ちが穏やかになるような香りを持っています。
アロマテラピーではバニラを、ディフューザー・ランプあるいはキャンドルなどで就寝前に部屋を薫らせるなどの使用方法があり、リラックス効果もあるようです。
アロマテラピーで使用するバニラオイルは精油の濃度が濃く、食品に使用するのは少し難しいと思いますが、菓子などに使用するバニラエッセンスは、簡単に菓子原料に溶かすことの出来るタイプになっています。アイスクリームの場合は、加熱後の最終工程で加えると良い香りが残ります。ゼリー・ムースなどの場合は加熱後、固まる前に加えて均一に撹拌すると良いと思います。甘い香りで食欲を沸かせることが出来ます。
生のバニラの鞘を使用する場合は、牛乳に浸して加熱することによってバニラの香りを移しますが、品質の良いバニラを選定する必要があります。バニラ香料の場合はエチルアルコールによって香りを抽出していて、安定性が良いと思います。
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