インド料理店でメニューにあるタンドリーチキン・チキンティッカなどの焼き物は、鮮やかなオレンジ色が食欲をそそりますが、これはお店によってはターメリックと赤い色素を混ぜたものを塗っているためです。
赤に近いオレンジ色の色素は、なかなかないのですが、トウガラシ色素を用いれば、より近い色が出せるかと思います。
トウガラシ色素は自然の唐辛子のように、辛味がありません。原料由来の香りはありますが辛味がないため、味をそれほど変えずに色をより濃くすることが出来ます。麻婆豆腐・火鍋・ラー油など、色をもっと赤くして見栄えを良くする事で食欲を沸かせます。
その他キムチや柿の種などにも使用されていますが、キムチでしたら色素の添加量は0.2%前後、煎餅・タンドリーチキンのタレでしたら0.1%前後、いずれも添加量は微量で、綺麗に着色できます。