産興商会のブログ

日常での出来事、その他

ある日常の会話(その68)

2018年08月27日 | 日記

 この前、プラスチックの容器を販売したお惣菜屋さんから、電話が鳴った。

 弁当店「この前もらった容器、そろそろ無くなりそうなんで、注文したいんですが。」

 弊社担当K「有難うございます。最近の使い捨ての容器は、いろいろな形や色がありますし、涼しいブルーの容器は夏向けにお勧めだと思います。。。」

 弁当店「そぼろ弁当入れている容器、ください。」

 弊社担当K「???」

 2種類の容器をこの前、買ってもらったけど、どちらの容器にそぼろ弁当を入れているか、聞いてないぞ。。。どちらの容器にもそぼろ弁当は入れられるし。。。

 弊社担当K「色は水色と若草色、どちらだったでしょうか? 両方ともダンボール1ケースに500個入りです。フタは両方共通に使えるタイプですので、フタの在庫がまだございましたら、ご注文は下の容器だけでも良いかと思いますが。。。」

 今回、色の種類が聞き出せたので、そぼろにはこの色になると、後でメモしておこう。メーカーによっては商品名は番号だけで種類を分けているので、間違えのないようにネーミングを工夫してほしいなぁ。。。

 

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塗料と増粘剤

2018年08月20日 | 日記

 壁に塗料を塗る場合、塗料がサラサラしていると液ダレが起こり、塗装面がムラになることがありますが、一番液ダレして困るのが、天井に塗る作業かと思います。

 塗料のボタ落ちを防ぐには、塗る量を少なめにすると良いのかもしれませんが、その他の方法として塗料に少し粘りを持たせるとボタ落ち・液ダレをある程度防ぐことが出来ます。

 増粘剤としては、安定性の良いポリアクリル酸ナトリウムがお勧めです。グアーガム・キサンタンガムは天然由来(豆から作られる)になり食品に良く使用されますが、ポリアクリル酸ナトリウムはガム類よりも安価で、冷却ジェルなどにも使用されています。添加量は塗料の2%前後かと思います。

 ポリアクリル酸ナトリウムはアルカリ性ですので、酸性の液体と混合すると、粘度が落ちます。塗料・洗剤などに混ぜる場合は、アルカリ性または中性の洗剤・塗料を選択する必要があります。

 

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玉子焼とグリシン

2018年08月06日 | 日記

 グリシンは調味料の1種ですが、調味料の中でも唯一、防腐効果があることで知られています。

 グリシンは菓子の日持ち向上剤の主成分としても使用されますが、グリシンを単体で使用すると、加熱によって焦げが出ることがあります。日持ち向上剤には焦げを抑える成分を添加していますので、あまりそういう心配は無いですが、ご飯の炊飯やスポンジケーキにグリシンを含んだ日持ち向上剤を使用すると、添加量や温度・加熱時間により、まれに「お焦げ」が発生することもあります。

 逆に、食品をうまく焦がしたい場合、グリシンを使うことも出来ます。玉子焼きや、焼いたケーキの表面を少し茶色くしたい時など、少量添加すれば、焦げを作ることも出来ます。昔、焼きそばの麺にグリシンを入れている麺屋さんがありましたが、これはグリシンの保存効果を求めるというよりも、麺を茶色くさせて美味しく見せる目的で添加していたのだと思います。

 その他、和風ダシにもグリシンが添加されていることがありますが、液体は加熱しても高温にはならないので焦げは少なく、むしろ調味料(少し甘味を増す)の目的と保存のために添加されています。

 

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