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頑張れ産経新聞皇紀2684年(西暦2024)令和6年4月15日 

頑張れ産経新聞皇紀2684年(西暦2024)令和6年4月15日 

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休刊日特別記事

 

(読者の声1)新しい国体論について

1.よくわからない国体

今内外の混乱で国体という用語に関心を持つ日本人が多くなったように思う。そこで国体とは何か考えると、戦前は、「天皇を中心とする日本固有のあり方」とされており、現代もそれを踏襲している人が多い。

しかし、固有のあり方が不明で今ひとつハッキリしないのではないか。私もそうだった。そこでいろいろ考えた結果さらに踏み込んで民族の生態を支える具体的な柱である諸政策を国体と考えている。生態とは各民族固有の生存と生殖のシステムである。

 

 2.新国体解釈

そこで生態を機能的に共同体の歴史的連続性、社会的な連帯性そして共同体の公、成員の私で区分してみた。すると、日本民族の歴史的な連続性を守る公的なものとして天皇崇敬があり、私的なものとして先祖崇拝がある。次に社会的連帯を守るものとしては、公的なものが国民国防、私的なものとして家制度があり、これらの共通の価値観として教育勅語があると考えている。即ち、天皇崇敬、先祖崇拝、国民国防、家制度、教育勅語である。

この五大政策は、日本民族が数千年かけて作り上げてきた民族の生態の精華であり、これらが明治期にまとめられたものである。これにより戦前の日本は大発展した。戦後の焼け跡からの復興も戦前の五大主義の下で育った世代が成し遂げた。

 この考えを、国体研究会の帰路、知日派のイタリア人歴史学者と話したところ賛同した。彼は主催者側の国体論を理解出来なかったからである。したがって普通名詞としての国体はイタリア人を含め長い歴史のある民族は皆持っている。

但しそれは固有であるということだ。日本の場合は上記五大主義であり、これが現代の日本の国体と考えられる。

 

3.日本の危機と国体

ひるがえって日本民族の危機の原因を考えると、五大政策が戦後占領軍によって解体されたからである。占領軍はそれを偽善的な民主主義、平等、平和などの定義のない曖昧用語で偽装したので、狙いが分らない戦後の国民は騙された。

例えば家制度は、現代の少子化を解決する。すなわち、家を中心に各人の社会的な役割りと権利、義務を定めたもので、これにより豊富な人脈と情報が生まれ結婚が進み子供がうまれた。また老親介護は責任者の義務であったから、現代のように孤立した老人が路頭に迷うことはなかった。今中国共産党は、国家予算の限界から親孝行を振興し、親の介護義務を子供に返しているという。

したがって今後の日本の再建とは、日本の国体、即ち五大政策を復活しこれを元に国家国民を発展させることである。最近のLGBT裁判の判決の根拠は、80年も前の占領時代に強要されたマッカーサーの占領憲法だという。

これは1952年の日本の独立で既に失効している。おまけに米国も採用していない代物である。現代の日本人は完全に騙されている。目を覚まそう。

  (落合道夫)

 

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21世紀の歴史観。救国の参考書三冊。歴史と思想。落合道夫著 ハート出版。

1.「黒幕はスターリンだった」これは大東亜戦争の因果関係を、スターリンの戦略から、分析したもの。ヒトラーの欧州の戦争が日本に支那事変、日米戦争という大災厄を招いた。

スターリンの恐怖の挿話を紹介している。

 

2.「中共の正体」これは、支那事変と中国共産党の分析である。支那事変がスターリンの毛沢東への指示で起きたこと。支那事変は日本に責任はない。そして毛沢東は共産主義者ではなく皇帝主義者で、中共とは共産主義を看板にした大盗賊団だったという指摘を紹介している。納得だ。宿屋で女主人が毛沢東を占い、大軍閥の支配者、そして大量殺人者になる可能性を予言した有名な挿話を紹介している。

 

3.「誰も書かなかったリベラルの正体」これは、リベラル思想は古代からある思想でギリシャ時代にもありそれがキリスト教に入り、啓蒙主義となったという分析である。特にフランス革命、マルクス主義を簡潔に解説しているので関心のある方は是非手に取って頂きたい。

<読者書評>

リベラルは自らの不遇に対する不満、他者に対する妬みが深層にあり、反権力とは自らが取って代わりたいという欲望に過ぎない。それが西洋では中世にキリスト教の終末論と重なり現状破壊して救済されたいという千年王国運動になる。フランス革命は自由・平等・友愛を掲げながらも実態は反革命とされたものを片っ端から処刑する暴力革命だった。近代になるとマルクス主義の理想を利用して独裁者となるスターリンや毛沢東のような人物が現れる。薄々感じていたリベラルの本質を史実に基づいて判りやすく解説してくれる本だった。

 

追加

「アメリカの鏡日本」ヘレンミアーズ著、角川ソフィア文庫

これは全国民必読の名著だ。マッカーサーは終戦工作ではなく、日本の文化民族の破壊を仕掛けてきたのだ。自分は日本の総督になろうとしたのだ。おろかしい。

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