司法書士佐季papaの毎日が一期一会

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本日の無料相談(特定調停のススメ)

2020年07月05日 | 無料相談

愛読者の皆さん、こんにちは。

今日は午前中に1組、債務整理の相談をお受けしました。駅の反対側にある司法書士事務所からのご紹介です。

話は少し脱線しますが、過払い金ブームのときの司法書士は猫も杓子も債務整理に首を突っ込みました。多額の負債で苦しんでいる人達の役に立ちたいという強い思いからではなく、ただ単に手っ取り早く儲かるからです。司法書士会の主催した新人相手の研修では実際にそのような説明がなされていたそうですし、その証拠に、過払い金ブームが一段落するや否や、債務整理を引き受ける司法書士は瞬く間に減っていきました。債務整理の研修もほとんど開催しなくなりました。

ちなみに、私にお客様を紹介してくれた司法書士事務所はそもそも債務整理をその業務としておりません。だから、私を紹介してくれます。人には向き不向きというものがありますからね。

話を元に戻します。相談者は習志野市在住のTさん(50代の女性)とI夫妻(Tさんの援助者)です。負債総額は3社で約150万円。10年以上前に破産したことがあるそうです。

ある程度負債や生活の内容をお聞きした上で、これは大事なことですが、まずは10年以上前の破産の原因を聞いてみました。答えは親御さんの生活費と自分の生活費を捻出するためだそうです。

次に質問してみました。今も同じ生活状況なのかと。答えは『いいえ』でした。仮にその答えが『はい』だとすると、債務整理をしてみても根本的な解決には至らないように思えます。でも、彼女の答えは違いました。

そこで、私が最終的に勧めたのは特定調停(なんだか懐かしい響き)です。当然、任意整理のほうが私の仕事(儲け)になるのですが、10万円近い報酬が余計に発生するので、経済的にギリギリのTさんには向いていない(多分、Iさん夫妻がまた立て替えるだろうから)と考えたからです。ちなみに、事務所にお越しになった時点でTさん達の選択肢は⑴破産か⑵任意整理の2択だったそうです。特定調停という選択肢をご存じありませんでした。

相談窓口は多いに越したことはないなと思った瞬間でした。

さて…借金等で悩んでいらっしゃる方の精神的経済的な負担を軽くするための相談を主としていますが、そこには不動産や会社の登記も関連してくることが多いのも事実です。それらを含めたご相談を平成15年から猫研事務所(東京都中野区)でお受けしています。吉田猫次郎さん(事業再生コンサルタント)の相談者数には足元にも及びませんが、それでも面談だけで600組は超えています。自分の事務所での債務整理に関する電話相談やメール相談を含めたらそれこそ数え切れません。
面談時間は、①10時45分~11時45分②13時00分~14時00分③14時30分~15時30分④16時00分~17時00分となります。
猫研での面談(仕事の状況によっては電話相談に変更することもあります)を希望される方は、
http://www.nekojiro.net/soudan.html
から予約をしてください。
電話相談に関しては面談日とは別でご予約を随時お受けしていますが、日時はこちらの都合に合わせていただいております(1時間程度)。電話相談を希望される方は猫研ではなく直接私の事務所に電話してください。
電話相談や債務整理手続を希望される方は、
http://www.sakipapa.net
記載の電話番号(047~)までお願いします。
なお、猫研事務所での面談、私の事務所での電話相談は何度でも無料です。スカイプでも対応可能です。
また、メールでのご相談にも、直ぐに回答できるかどうかはその時の仕事の状況にもよりますが対応しております。

では、愛読者の皆さん、明日が今日よりも良い日でありますように。コロナが早く終息しますように。

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