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「プーチン 最後の聖戦 ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?」/北野幸伯さん

2016-07-08 | 読んだ本
また政治のお勉強をするために本を借りてみました。(^_^;)
今回は・・妹やお友達のOMさんが韓流俳優さんにはまっているのを見習って、誰かのファンになれば政治もすんなり勉強できるのでは?!と考えました。

そして・・・この方の本を借りてみたのです。

それは・・・・・







プーチン大統領で~す(^o^)丿


借りた本は↑こちら「プーチン 最後の聖戦 ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?」と言うタイトルの本です。(著者:北野幸伯さん)

最初に「この本は信じられないことが書いてあるかもしれませんが、キワモノ本ではない」と書かれている。何々、どんなおかしな事が書かれているのか・・・と半信半疑で読み進めていくと、プーチンさんを取り巻く歴史と政治の渦が紐解けていく本なのだ。

<今まで読んだ前半のあらすじ>

旧ソ連が崩壊して、ロシアは自由経済となった。
その時の大統領はあのエルツィン大統領である。日本では割と良いイメージのエルツィン大統領だったが、ロシアでの人気は下の下になっていた。なぜならエルツィンさんはアメリカの富裕者達(自分達ばかりが大儲けしてウハウハな人達)の都合の良いように政治をしていたから。ガスや石油やらの利益はこの富裕者たちに牛耳られ、国民の生活はますます苦しくなるばかりだったのだ。

そしてエルツィンさんの後に大統領になったプーチンさん。それまではエルツィンさんやアメリカの富裕者達に気に入られ、うまく大統領の地位を手に入れたのだが・・大統領になってから反旗をひるがえし、そのアメリカ系ユダヤ系の富裕者の2人を脱税でとっ捕まえたのである。そして残りの富裕者に向かって「これからは俺に従えよ!」とすごんだという。(それはロシア全国ネットでTVで放映された。)

これを皮切りにプーチンさんはロシアを意のままに操る富裕者の利権をどんどん奪い、ロシアが豊かになるように国策を練る。
しかし、アメリカ系ユダヤ系の富裕者も黙っていはいない。「今にみておれよ」とロシアの周りの国(前にソ連だったところ、)をどんどん反乱やデモを起こさせ、反政府組織に援助をして、自分達の息の根の掛かった政権を立てようとする。(選挙の結果が思うようにならないと「これはインチキだ!」と反乱を起こさせ、アメリカやヨーロッパの思うような政権にされてしまうのである。)

ロシアの周りの(元はソ連だった)国が次々とアメリカやヨーロッパの思い通りになっていく・・プーチンさん大ピンチ!
しかし、プーチンは負けなかった。
ロシアで活動しているアメリカ的(反政府的)組織を規制する法律を作って資金が集まらないようにしたり、時には武力を使ってデモを封じた。(なぜならデモが庶民の意思ではなく、裏で欧米組織がついていることを知っていたから。)そして、ついに中国と手を組むことにしたのである。。。。。(前半のあらすじ、おしまい)

この本によると、アメリカがフセイン大統領のイラクを攻撃したのも核保有が大義名分になっているが、実は石油利権だったと書いてある。フセイン大統領がドルではなくユーロを石油の売買に使おうとしたところがアメリカを怒らせたと書いてある。

あくまでもロシア側から書いた本なので、アメリカには別の言い分がたくさんあるとは思うが。。。
この本で考えたのはデモというのは必ずしも庶民から起こるものではなく、その国を貶めたいという別の国の息の掛かった反政府団体が生み出すこともあるということである。そういうことが現実にある、ということを国民は知らなければならないだろう。

プーチンさんが敵とみなしたアメリカ的富裕者はマスコミも牛耳っていたので、その局ではプーチンさんの悪口を流したりされたがそれも逮捕したりやっつけた。そこで鉄の男のようなイメージをもたれているが、国を思ってやるべき所ではやる熱い人なのだ。(正直日本でもこれぐらいピシバシやってくれる強い政治家がいたら・・・と思う。)プーチンさんの支持率はロシアで80%を超えているという。

そんなプーチンさん、最近は女性ファンがたくさんいるようで、去年2016年カレンダーが売り出した。
(詳しくはここに書いてある。)
↑ここを見ると、犬とニコニコしていたり、筋肉トレーニングをしていたりするプー様の一面が見られるようだ。

ちなみにカレンダーは132円だそうである。爆売れだったらしい。