メーデーのデモ後、拘束者の大半は釈放された

５月３日　メーデーのデモで、イスタンブルでは警察とデモ隊の衝突で２１７人が拘束されましたが、１８２人は釈放されたと、治安ソースが語りました。

　Hurriyet

残りの３５人は裁判所に送られ、逮捕されるかもしれないと、５月２日、ソースは言いました。アリ・イエルリカヤ内相は、５月１日夜、ソシアルメディアで、全国８１県
全国で２２６人が拘束されましたが、そのうちの２１７人はイスタンブルでした。「事前の警告に従わなかったり、禁じられた場所に入ろうとしたり、治安部隊と衝突した」ために、全国で２２６人が拘束されたと、イエルリカヤ内相は言いました。

当局が、５月１日、タクシム広場で抗議することを禁じ、警察による治安対策を強化したため、イスタンブル、とくにタクシム広場が緊張の焦点となりました。

当日は、象徴的広場だけでなく、広場へ行く道も、交通機関も立ち入り禁止になったため、周辺は緊張感に包まれました。

エルドアン大統領が最大野党のオゼル議長を招いた

エルドアン大統領が、５月２日、最大野党・共和人民党（ＣＨＰ)のオズギュル・オゼル議長を、公正発展党（ＡＫＰ）の本部に招きました。

　Hurriyet

最大野党・ＣＨＰのオゼル議長（左）とエルドアン大統領

この会談は、昨１１月、オゼル氏がＣＨＰの議長に選出されて以来、２人の初の公式会談となりました。エルドアン大統領の議題は、ＡＫＰの以前からの懸案である憲法改正でした。

２０２２年１１月に提出されたこの議案の支持数は、現在、必要な議会の過半数に達していません。国民投票に持ち込むためには、少なくとも３７人の野党議員の支持が必要です。

オゼル氏としては、大統領との会談で多くの議題を切り出すと予想されますが、現憲法の維持がその中で最も重要な主張となるでしょう。さらに、ＣＨＰ議長は、年金生活者が直面している経済問題を取り上げ、最低年金を最低給料（１７，００２リラ）のレベルまで引き上げる同党の提案を主張すると期待されます。

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