トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

米土の高官がアゼルバイジャン=アルメニア紛争を討論

2020年09月30日 | 国際
9月30日 トルコのイブラヒム・カルン大統領府報道官とアメリカのロバートC.ブライエン国家安全保障補佐官が、電話で、アルメニアのアゼルバイジャンに対する攻撃と、東地中海の現状について話し合いました。

 Hurriyet
アメリカのオブライエン補佐官(左)とトルコのカルン報道官


トルコ大統領府の声明によると、カルン報道官はオブライエン補佐官に、トルコは彼の地の平和と安全のために、アゼルバイジャンの領土の保全と独立を支援しつづけると言いました。

9月27日朝、アルメニア軍が越境侵入し、市民の住居地と軍の駐屯地をターゲットに攻撃し、多くの犠牲者を出しました。


トルコ国会がウイルス対策とともに第4回立法会議を開催する

トルコ国会は、コロナ感染がつづく中、10月1日、ウイルス対策とともに、第4回立法会議を始めることになりました。国会総会はムスタファ・シェントップ国会議長によって、10月1日午後2時開催されます。

 Hurriyet

シェントップ議長は、今年はコロナ発生のため、開会レセプションは催さないでしょう。エルドアン大統領が開会のスピーチを行います。議員たちはウイルス感染リスクを最小限にするために、コロナのテストを受けることが義務づけられました。

公正発展党(AKP)のグループ・リーダーのナジ・ボスタンジュ議員は、テストの義務化について、「ご存じのように、議員たちは長い休会後に登院しました。彼らはトルコのさまざまな場所から来て、多くの人と接触しています」と説明しました。

シェントップ議長は、41人の国会職員が、現在、自宅でコロナ治療中だと言いました。3月以来、国会職員の中で276人の感染が見つかり、41人は治療中だが、その他はすでに回復したと語りました。しかし、34歳の職員1名がなくなったと、議長は言いました。

現在のデータによると、コロナに感染した議員は15人ですが、全員快復しました。10月6日7日、総会は、来年に向かって、北イラクとシリアでの越境軍事作戦を開始する動議を討議する予定です。

 
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コロナ・ワクチンの初テストが行われた

2020年09月29日 | 国内
9月29日 トルコの医師たちが、28日、1人の医療従事者に初のワクチン 注射を行いました。

 Hurriyet

アスム・バシュテュルクさん(53)は、中国で開発されたワクチンの第3フェーズのテストを志願しました。イスタンブル大学ジェラフパシャ医学部学部長のサイト・ギョネン博士は、「今日、私たちはジェラフパシャ医学部で、中国開発のワクチン研究第3フェーズを始めました」と記者団に語りました。

3月以来、彼らが扱った患者について、「学部を訪れた335,000人の患者のうち、77,000人にテストを行い、27,000人はコロナであったため、治療しました」と学部長は言いました。「今日はジェラフパシャ医学部にとって重要な日です。世界の他の病院と同様、ジェラフパシャもコロナとの戦いをつづけています」

バシュテュルクさんは「私は私の意志で志願しました。もちろん、私は、トルコと全世界にトラブルをもたらしているウイルスが、すぐに消滅することを願っています」


クズルルマク川とイエシルルマク川がフナに乗っ取られた

トルコのクズルルマク川とイエシルル川が、1年に9回繁殖するフナに支配されてしまいました。「2つの川で、フナが急速に増えました。フナは他の魚の卵を食べますから、他の魚は脅威に曝されています」と、サムスンのオンドクズ・マユス大学の研究者ナズミ・ポラトさんは言いました。

 Hurriyet

「この種の魚は侵入種と呼ばれます。残念ながら、2つの川はフナに支配されてしまいました」とポラトさんは付言しました。フナは骨っぽく、サケやナマズのようにおいしくないので、漁師たちは好みません。

「私はクズルルマク川でシーバスを獲っていましたが、いま獲れるのはフナだけです。仕方ないから、フナは家畜たちに与えています」と、サムスンで長いこと釣りをしてきたエフェ・ユルドゥスさんは言いました。「漁師たちはフナの繁殖に泣かされています。フナは他の魚が川に住むことを許しません」と、もう一人の漁師イブラヒム・ユルドゥスさんも言いました。

ハリス川として知られるクズルルマク川は、トルコで最も長い川で、東アナトリアに発し、全長は1355キロになります。


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1700年昔の水道橋がダイナマイトで破壊されるところだった

2020年09月28日 | 文化
9月28日 イスタンブルのチャタルジャ地区で、1700年昔の東ローマ帝国時代の水道橋が、採石会社がしかけたダイナマイトで破壊されるところでした。

 Hurriyet

「37村のムフタル(村長)たちが、この会社の活動を止めさせるように役所に訴えていたが、会社は保護地区での違法活動をつづけている」と、ミリエット紙が報じました。地元民によると、6月26日、「文化・自然遺産局」がこの会社に活動を止めるよう命じましたが、会社は命令に応じず、許可証を示して、7月23日までこのエリアでダイナマイトを使って破壊活動をつづけていました。

「文化・自然遺産局は水道橋が半分破壊されたと言っています。会社は作業を止めるべきです。この採石会社はできるだけ早く閉鎖させるべきです」と、「北部森林協会」のメンバー、エレン・イプチサデさんは言いました。この協会はチャタルジャの森林を守るためにつくられた組織です。

ムフタルたちは告訴状で、この水道橋がある地域は「古代工学の七不思議のひとつ」だと力説しています。「野生動物が絶滅の危機になれば、エコ・システムはダメージを受けます。採石会社は古代の水道橋を吹っ飛ばそうととしていました」


「厳しいコロナ対策で、新たな感染が減った」保健相


コロナの重症患者と肺炎患者の数が減少したと、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

「対コロナ対策が効果があったことはまちがいありません」とコジャ保健相はツイッターに書きました。「重症患者が初めて減りました。肺炎を起こしている患者も減りつづけています。患者総数も減少傾向にあります」と保健相は付言しました。

コロナ患者が隔離のルールを守らない場合、患者の行動を監視するために、電気ブレスレットを使う案が考慮されています。もうひとつ検討されているのは、「ボックス」と呼ばれる器具を患者の家に設置する案です。患者が禁じられている場所に行こうとすると、警報が鳴ります。警報を無視して外出しようとすると、すぐに当局に違反の通報が入ります。政府はどちらの案を採用するか、まだ決めていません。

しかし、保健科学大学のイリヤス・ドクメンタシュ教授は、「そのような対策は効果があるかどうか・・・経費もかかるだろうと思います。それより、人びとがもっと責任を持って行動することです。みながウイルスの危険についてもっと知るべきです。みなにブレスレットをつけるなど、非現実的で実行不可能でしょう」と言っています。

全国最多の人口を持つイスタンブルは、アンカラや、イズミル、ディヤルバクルと同様に、公共交通機関の混雑を減らすために、公務員の終業時間を変更しました。



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「EUのトルコに対する制裁は不合理だ」トルコ広報局長

2020年09月28日 | 国際
9月27日 EUがトルコに制裁を科すなど不合理すぎると、ファフレッティン・アルトゥン広報局長が、9月26日、言いました。

 Hurriyet

「われわれにとって、制裁を科されるなど思いもよらないことだ」と広報局長は民放CNNトルコで語りました。「これは国際関係史上、最も不合理な処置だろう」と彼は言い、「トルコはその位置、機会、能力で、ヨーロッパにとって利用価値ある存在であるから、ヨーロッパはトルコに感謝すべきだ」と、彼は付言しました。

コロナのために延期され、10月1日2日になったEU委員会の会議で、EUは東地中海問題に関して、トルコへの制裁を考慮するかもしれません。ギリシャはエネルギー探査に関するトルコとの争いで、EUに支援を求め、トルコをその海岸に近い海域に閉じ込めようとしています。

トルコは地中海で最も長い海岸線を持つ国です。トルコはその大陸棚に、エネルギー探査のための掘削船を送り、トルコと北キプロス・トルコ共和国にも、この海域に権利があると主張しています。トルコはギリシャとの緊張を緩和するために、この海域の資源の公平な分配を保証する対話を求めてきました。

この問題に関するトルコとギリシャの予備会談がまもなく始まります。話し合いは2016年以来、試みられてきました。


トルコはアルメニアの攻撃に対してアゼルバイジャンを支持する

トルコは、アゼルバイジャンの領土で市民をターゲットにするアルメニアの軍事攻撃を非難し、自己防衛権を行使して、断固としてアゼルバイジャンを全面支援すると誓いました。

 Hurriyet

トルコ政府は9月27日、アゼルバイジャンを支持する声明を出し、アルメニアの攻撃を、明らかな国際法違反と人道主義に対する犯罪として非難しました。

「アルメニアはアゼルバイジャンに対して新たな攻撃を開始し、またしても、この地域の平和と安らぎに対する最大の脅威であることを見せてきた。トルコ国民は、これまでどおり、断固としてアゼリーの兄弟たちの側に立つ」と、エルドアン大統領は、9月27日、ツイッターで言いました。

エルドアン大統領はまた、国際社会の“ダブル・スタンダード”と不十分な反応を非難し、この30年間の問題を解決するためのミンスク・グループ(*)の努力も虚しかったと言いました。アゼルバイジャンのアリエフ大統領との電話会談で、エルドアン大統領は、トルコは“ふたつの国家ひとつの民族”の考えで、アゼルバイジャンとの団結を強化すると語りました。

・・・「ミンスク・グループ」は1992年、ナゴルノカラバフをめぐるアゼルバイジャンとアルメニアの紛争の平和的解決を促進するために設立されたグループです。


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村の女性たちが火力発電所計画の取りやめ決定を祝った

2020年09月26日 | 国内
9月26日 北西部クルクカレ県の2つの村の女性たちが、環境・都市化省が火力発電所建設計画のキャンセルを決定したことを歓迎し、祝いました。女性たちは2年間、この計画に抗議してきました。

Hurriyet

「私たちは2年間、戦った来ました。大喜びです。発電所が建てば、自然は大きなダメージを受け、人びとは健康被害を受けます」と、イエニマハレ村の村長ムスタファ・パイダクさんがミリエット紙に語りました。

「私たちは自然を救いました。もちろん、エネルギーは必要ですが、太陽発電とか風力発電とか、ほかにあるでしょう」と、ドクズホユク村の村長アデム・アルサクさんも言いました。2人の村長は農業の重要性を力説しました。「火力発電所ができれば、この村の農業は終わりです」

当初から地元民側に立ってきた「グルンピース」も、この決定を歓迎しました。グリンピースが入手した「環境影に及ぼす響査定レポート」によると、火力発電所は1時間に12トンの水を消費し、300万トンの二酸化炭素を放出します。


「全国で2100人がコロナで隔離されている」内務省


コロナウイルス感染を確認された人と疑わしい人2100人余が、現在、全国の宿舎とホステルに隔離されていると、9月26日、内務省が発表しました。

 Hurriyet

「9月26日現在、総計2157人が宿舎とホステルに隔離されている。宿舎とホステルは92790人まで収容できる」と内務省は言いました。収容者のうち、689人は自主隔離の 要請に違反したために隔離された人で、1359人は季節労働者や工事現場の作業員のような一時的に収容されている人だと、内務省は言っています。

内務省によると、コロナに対する新しい対策が科された9月11日以来、志願者も、ルール違反者も含めて3524人が隔離されたそうです。この中には自主隔離のルールを破って、政府が運営する施設に強制的に隔離された者もいます。

内務省は全国81県に通告を送り、隔離条件に違反したり、適切な自主隔離ができなかった人は、感染が確認された人も、疑わしい人も、地元行政が指定した宿舎かホステルに隔離されると発表しました。


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ワクチン・テストがコジャエリでも行われた

2020年09月25日 | 国内
9月25日 中国で開発された対コロナ・ワクチンの人体実験が、北西部コジャエリ県の病院でも行われました。

 Hurriyet

首都アンカラのハジェトテペ大学医学部では、第3フェーズのテスト実験がもう始まっています。アンカラでは20人余の医療従事者の志願者がワクチンの注射を受けました(23日の頁参照)。ハジェトテペ大学のケースのように、コジャエリ大学医学部のテストにも、コロナとの戦いの最前線にいる医療従事者たちが参加するでしょう。

コジャエリ大学の病院では、約550人の志願者が10人ずつのグループになって、駐車を受けるでしょう。「志願者は大勢います。志願者たちの多くは、ワクチンの肯定的効果について質問します」と、コジャエリ大学医学部付属病院のスラ・アクハン教授は言いました。

ハジェトテペ大学のムラト・ギョコワ教授は今週初め、中国のワクチンは志願者に軽度な副作用しか起こさなかったと言いました。ワクチンは注射跡の腫れや倦怠感を起こすが、これは通常、他のすべてのワクチンにも見られることだと、ギョコワ教授は言いました。中国ワクチンのテスト実験は、トルコの25の医療センターで行われると思われます。


政府は隔離違反者の取り締まりを厳しくする

コロナ感染者の急増に当たって、トルコ政府は隔離規則に違反する人々に対して、刑法の条項に照らして締めつけを強化しつつあります。

 Hurriyet

政府高官たちは、今後、コロナの拡大がどうなるか、感染の拡大を防ぐために、どんな対策が取られるべきか、討論しています。防護対策のひとつとして、刑法の条項が取り上げられ、隔離規則の違反者に対して実際に適用されることになりそうです。刑法195条では、隔離対策に従わない者は禁固2か月から1年の刑を受けます。

このような厳しい罰則の実施が、人びとが隔離から逃げるのを抑止すると考えられます。政府は隔離のルールに従わない人々を監禁しています。

当局はまた、最近、アンカラの住民たちもマスクやソシアルディスタンスを守るようになり、公共の場や街路も、以前ほど人出がなくなり、全国一のアンカラでのウイルスの拡大も、ややスローダウンしてきたそうです。


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アンカラで16,000人余がウイルス対策ルール違反で罰金

2020年09月24日 | 国内
9月24日 首都アンカラで、1万6,000人の人々がコロナ・ルール違反で、総計1,020万リラ(約130万ドル)を支払いました。

Hurriyet

アンカラはコロナ感染者数が急増して当局を驚かせ、注目されていました。今月初め、ファフレッティン・コジャ保健相は、「アンカラはトルコで最多のコロナ感染者を出しています。全国で最も人口の多いイスタンブルの感染者数の2倍になります」と言いました。

「20万8,894件の個人と企業が検査を受けた。検査は8月21日から9月22日まで、8,500人の職員によって行われた。総計1万6,525人がウイルス対策違反で、総計1,020万リラの罰金を支払った」と、アンカラ知事室が声明で言いました。今週、エルドアン大統領は、ルール違反者への罰金も含めて、コロナ対策の実施を強化すると発表しました。


コンサート・ホール建設作業員に、クラシック音楽のおもてなし

アンカラの新しいコンサート・ホール建設のために汗を流している作業員たちに感謝を込めたおもてなしとして、「大統領シンフォニー・オーケストラ」が演奏会を行いました。

 Hurriyet

9月23日、同オーケストラはツイッターに、モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のコンサートの30秒ほどのビデオをシェアしました。「大統領シンフォニー・オーケストラは、新しいコンサート・ホール建設のために働く作業員たちに、コンサートのアプリを贈りました」と、シンフォニー・オーケストラは書いています。

ビデオでは、オーケストラのミュージシャンたちは、作業員用のヘルメットとベストをつけ、作業員たちはソシアルディスタンスのルールを守りながら演奏を楽しんでいました。


アート愛好家に贈るオンライン・マスク展


20人のアーティストとデザイナーの“フェース・マスク”をテーマにした作品を一堂に集めた、アート愛好家のための展覧会が、バイブルク県のセンターから45キロのバクス博物館で開催されています。

 Hurriyet

2021年5月21日まで、オンラインで訪れることができるこの展覧会は、コロナ発生のために思いがけず日常生活を支配し、人間の行為の中心になったフェース・マスクをテーマにしています。

この博物館は、2010年、バイブルク出身の画家で学者のヒュサメッティン・コチャンが、チョルフ渓谷を見晴るかす丘の上に建てました。コチャンのほかに、アート委員会のアーティストたちが出品しています。「今日、マスクはかつてないほど話題になっています。マスクはいまや日常にあります・・・私たちはマスクの後ろでコミュニケートしようとしています。マスクをしたスピーチ、マスクをした会合、マスクをした別れが、いまや生活の中心になっています」と、アート委員会は言っています。

「私たちが、マスクがひとつのコンセプトと考えられ、アーティストやデザイナーによって創造的な行動のテーマにされることを望んでいるのはそのためです」おアーティストたちは言っています。


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死亡した米人ジャーナリストの妻が夫の体調 について証言した

2020年09月24日 | 国内
9月23日 イスタンブルのカラキョイで、車の中でなくなったアメリカ人ジャーナリスト、アンドレ・ヴルチェックさんの妻が、9月22日の夜、夫の体調について警察に証言しました。(昨日のこの頁参照)

 Hurriyet

「彼の片方の脚はマヒしていました。糖尿病もあって、2種の薬を飲んでいました」と、ロッシー・インディラ・ヴルチェックさんは、夫の病気について詳しく語りました。「私たちはサムスンからイスタンブルに来ました。イスタンブルに着いたとき、彼は眠りはじめました。朝、私たちはホテルの前に着きました。私は彼を起こしましたが、彼は応えませんでした」

警察ソースによると、夫妻は黒海岸のサムスン県から、VIPヴァンを借り、2人の運転手を雇ってイスタンブルへ来ました。9月22日の早朝、ジャーナリストはホテルの前で死亡していることがわかりました。警察は“疑わしい死”と宣言し、ヴァンの中にあった所持品すべてを押収しました。

妻は、2人はなぜサムスンに行ったのかという問いに答え、「サムスンは空気が良いと、人に勧められました。私たちは9月5日にはセルビアにいて、それからサムスンに来ました。そして、ヴァンを借り、2人の運転手を雇いました」と言いました。彼の死の調査は進行中です」


「コロナ・ワクチンの副作用は軽い」専門家

中国で開発されつつあるコロナ・ワクチンが志願者に与えた副作用は軽度だったと、アンカラのハジェトテペ大学のムラト・ギョコワ教授が言いました。

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ギョクワ教授によると、ワクチンのための人体実験の第3フェーズは5日前に始まり、20人の医療従事者に管理されています。「私たちは、志願者に打ったワクチンによって、注射跡の腫れや倦怠感のような軽度の副作用は見ていますが、重度な副作用は見ていません。すべてのワクチンには、その程度の副作用はあります」と彼は言いました。

志願者は密接に監視され、定期的に検査を受けていると、ギョコワ教授は言いました。第3フェーズでは、1200人の医療従事者がワクチン注射を受けます。テストはハジェトテペを含む25の医療センターで行われます。

「テストは今週、イスタンブルのいくつかの施設で行われるかもしれません」と教授は言いました。ギョコワ教授によると、医療従事者へのワクチン注射が終わったら、他の志願者へのテストが行われます。「このテスト実験は、7か月くらいつづく長いプロセスになるでしょう。まだ始まったばかりです」と彼は言いました。


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トルコとギリシャは予備会談を再開する用意がある

2020年09月22日 | 国際
9月22日 トルコとギリシャは東地中海の海域論争で、何週間も緊張状態にありますが、両国は予備会談を再開する用意があると発表しました。

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トルコのエルドアン大統領は、9月22日、シャルル・ミシェルEU理事会議長とドイツのアンゲラ・メルケル首相と3者のビデオ会議を行いました。トルコ大統領府通信局の声明によると、3者会談では、東地中海の現状とともに、トルコ=EU関係についても総合的な話し合いが行われました。

エルドアン大統領は「東地中海の緊張を緩和し、対話のチャンネルを開く方向に向かってきた。これを両国の努力で守っていきたい」と言い、トルコは常に対話と交渉を主張し、挑発に負けず、良識ある態度をとってきたと語りました。大統領はまた、ドイツの調停の努力に感謝し、予備会談を再開させるためには、ギリシャの出かたが重要になると付言しました。

エルドアン大統領はさらに「トルコ・キプロスも含めた、東地中海のすべての国が参加して行われる地域協議が、みなを利する、前向きで建設的な解決に導くと思う」と言いました。

大統領はまた、9月24日、25日のEUのリーダーたちのサミットが、トルコ=EU関係に新たな息吹きをもたらすことを望むと言い、「関税同盟協定の格上げ、ビザの自由化のための手続きの開始、移民問題の和解を期待している。それによって、EUとトルコの結束はさらに前向きに展開するだろう」と付け加えました。


イスタンブルでアメリカ人ジャーナリストが遺体で発見された

ドキュメンタリー映画作家で、ジャーナリストの、ロシア生まれのアメリカ人が、イスタンブルのカラキョイ地区で遺体で発見されました。

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57歳のジャーナリスト、アンドレ・ヴルチェックさんと妻のインディア・ヴルチェックさんは、黒海岸のサムスンで数日過ごした後、車を借りて、イスタンブルに来ました。旅行中、2人のドライバーが彼らに同行していました。

午前5時半,夫妻は滞在する予定のカラキョイのホテルに着き、インディラさんは眠っている夫を起こしました。しかし、彼は反応しませんでした。彼女とドライバーたちはすぐに救急サービスに助けを求めました。現場に駆けつけた医療チームは、アンドレ・ヴルチェックさんはすでに死亡していると言いました。

Hurriyet

警察が事件が起こった通りを封鎖し、捜査チームが現場を捜索しました。イスタンブル検察はすぐに死亡原因の調査を始め、遺体は検査のため、法医学研究所に運ばれました。警察は“疑惑のある死”として、ジャーナリストの死の調査を開始しました。車は調査のため、警察の駐車場に牽引され、遺体は法医学研のモルグに運ばれました。

妻と2人のドライバーが事件を説明していると思われます。


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トルコ中央部でマグニチュード5.1の地震

2020年09月21日 | 国内
9月21日 マグニチュード5.1の地震が、9月21日、トルコ中央部ニーデ県で起こったと、トルコ災害・緊急管理局(AFAD)が報じました。

 Hurriyet

AFADは、地震は現地時間午後10時8分に起こり、中心はボル地区のオブルク村だと報じました。地震の震源は地下6.97キロメートル。ニーデ県のユルマズ・シャヒン知事はオブルク村を訪れ、被害者たちの早い回復を願うと語りました。

最初の査定では、地震で7軒の民家が被害を受けたと、知事室が発表しました。また、テントと物資が送られ、捜索・救助チームも派遣されたと、知事室は付言しました。現在までに、死傷者の報告はありません。


マスクのせいで、口紅の売れゆきが落ち、アイメーク品がのびている

フェース・マスクが化粧品の消費を大きく変え、口紅の売れゆきが10~12%まで落ちた反面、アイメーク用品はパンデミックが始まって以来、売れゆきがのびています。

 Hurriyet

「パンデミックは化粧品の売れゆきを止めてはいませんが、製品の売れ筋を変えました」と、大化粧品チェーン「フロルマール」(Flormar)の幹部の1人ジェム・シェンバイ氏が言いました。「唇用の製品の売れゆきは減り、アイメーク用の製品の売れゆきが増えています」と、彼は付言し、とくにマスカラの需要が増えていると強調しました。

「コロナ発生前は、わが社は4日間に1店、新しい店をオープンし、1分間に250点の商品を売っていました」と、彼は言いました。「私たちは,焦点を、激減したショッピングモールの販売から、電子取引に切り替えました」

「フロルマール」は2008年に設立された化粧品チェーンで、トルコ国内に180店、世界に670店の店舗を持っています。


学校再開。教室の授業は制限つき


コロナ発生のため、何か月間も閉鎖されていた学校が、厳しいルールを設け、出席者数を制限して、再開されます。

 Hurriyet

トルコは8月31日から、国営放送TRTの「教育情報ネットワーク」チャンネルとライブの授業による遠隔学習によって、新学期を開始しました。保育園と小学1年のみ学校が再オープンされました。新システムでは、保育園児と小学1年生は、9月21日~9月25日の1週間の1日だけ、面接授業を受けます。

園児と1年生の教室出席は義務ではありません。親は申請書を提出せずに、子供を学校に行かせないことも許されますが、その場合はオンライン授業を受けます。どの日に面接授業を行うかは、学校管理者が教師らとともに決めます。

生徒たちは学校の収容力によって、2グループに分けられ、曜日別に授業を受けます。生徒たちはソシアルディスタンスを正しく守るために厳しく指導されます。9月28日からしばらくは、生徒たちは1週間に2日、面接授業を受けます。人々が学校を訪れることは禁止。生徒たちは 衛生とソシアルディスタンスについて教えられます。

生徒たちのために、マスク着用や衛生、ソシアルディスタンスについて認識させるための本もできました。「面接授業のための準備は完了しました」と、ジヤ・セルチュク教育相が声明文で言いました。


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