トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

ギリシャ政府がトルコ軍人の亡命の取り消しを要請

2018年01月03日 | 
1月3日 ロイターの報道によると、ギリシャ政府が、1月2日、8人のトルコ軍人の1人の亡命を認めるギリシャ亡命申請局の決定を無効にするよう裁判所に要請したということです。

 Hurriyet

8人のトルコ軍人は、2016年7月、トルコのクーデターが不発に終わった後、軍のヘリコプターでギリシャに逃げ込みました。8人のトルコ人将校は亡命申請は未決のまま、警察に拘置されています。その中の1人、シュレイマン・オズカヤクチュが12月30日、釈放されましたが、その後、ギリシャ政府の動きがありました。

ギリシャ首相府は、12月30日、8人のトルコ軍将校に関する政府の立場に従って、12月29日に下された裁判所の判決を無効にするよう求めると発表しました。2人の裁判官と1人の法学者からなる亡命申請局の委員団の決定が待たれます。ギリシャ最高裁判所は、2017年1月、将校らはトルコで公正な裁判を受けられないだろうから、彼らの引き渡しを拒否すると言いました。

トルコ外務省は、12月30日、オズカヤクチュの亡命を認める判決を非難し、この判決は司法の判決というより政治的判決であり、国際法の規範と原則を侵害し、ギリシャがテロ組織と戦う気がないことを示すものだと言いました。「ギリシャは、7月15日の未遂クーデターに参加した8人の中の1人に亡命を認める判決を下した。この判決によって、ギリシャは陰謀者を守り受け入れる国であることが明らかになった」と、外務省の声明文は言っています。

一方、ギリシャ政府のディミトリス・ツァナコプーロス報道官は、8人のトルコ軍将校は、亡命申請の結果がどうあれ、引き渡されることはないと言っています。副操縦士オズカヤクチュは、未遂クーデター後の緊張の中、トルコ国境から近いギリシャの都市アレクサンドロポリに着陸し、未遂クーデターとの関与を否定しました。


イスタンブルのバシリカ貯水池の見学者が激増

イスタンブルの歴史地区スルタナメットのアヤソフィア博物館近くに位置し、イスタンブル市が管理しているバシリカ貯水池は、現在修復中にもかかわらず、ツーリストの関心を集めています。

 Hurriyet

2017年、バシリカ貯水池を訪れた見学者数は、入場券を購入した人が100万人、無料見学者が15万人で、2016年から約35万人も増加しています。歴史的貯水池は、現在、500年ぶりの総体的な修復作業中です。修復は3月に終わる予定。

バシリカ貯水池の面積は8678平米ありますが、現在、7648平米が公開され、1030平米は閉鎖されています。ビザンティン時代からオスマン時代、イスタンブル市民に水を提供してきた歴史的貯水池は、10万トンの水を蓄えることができます。

貯水池の北西の隅に立つ2本の柱の下に、逆さに据えられている2つのメドゥーサの礎石は、ローマ時代の彫刻の傑作と見られ、貯水池を訪れる人々の人気を集めています。

・・・貯水池の入口には、いつもツーリストの列ができていますが、2016年夏、訪れたときには、列はなく、入場券売り場の係員があくびをしていました。閑散としたスルタナメット広場も初めて見ました。でも、ようやくツーリスト数も増えてきているようですね。よかった、よかった。


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ガジアンテプの女性市長がイタリアのミネルヴァ賞受賞

2017年12月02日 | 
12月3日 シリア国境に近いガジアンテプの市長、ファトゥマ・シャヒンさんが、トルコに住む難民のための努力によって、11月30日、イタリアのアンナ・マリア・マムモリーティ・ミネルヴァ賞を受賞し、この賞を受けたトルコ初の女性となりました。

Hurriyet

シャヒン市長はローマ市庁舎のサラ・デラ・プロトモテカで行われた授賞式で受賞しました。イタリアのジャーナリストで社会活動家のアンナ・マリア・マムモリーティの名をとって2009年に改名されたミネルヴァ賞は、主として“知識に関する”分野で活躍した女性に贈られる初のイタリアの賞です。

今年、“世界の女性”部門では、シャヒンさんとレバノンのジャーナリスト、メイ・チディアクさんが選ばれました。「私は、わが国、わが都市、とくにアナトリアの女性を代表して、この賞を受ける初のトルコ女性として、たいへん光栄に思います」とシャヒンさんは授賞式で語ったと、ドーアンニュースが報じました。

2014年からガジアンテプの市長を務めてきたシャヒンさんは、この都市を難民にとって安全な避難所にするよう努めると言いました。5つの難民キャンプに、50万人のシリア人を受け入れているガジアンテプは、難民を人道的に遇する例として、ひろく賞賛されています。難民キャンプはトルコの大統領府災害緊急管理局(AFAD)によって運営されています。


不法入国のシリア人42人逮捕。その大半は子供

31人の子供を含む42人のシリア人が、不法にトルコに入国し、拘束されました。

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シリア移民が乗ったトラックが不法にトルコに入国したという通報を受けハタイ県の治安当局が、クルクハン地区でこの集団を拘束しました。シリア国籍の42人は、ハタイの移民センターに送られました。


警察の手入れで、PKK,IS関連容疑者66人逮捕

12月1日、警察がイスタンブル県とサカリヤ県で手入れを行い、クルド労働者党(PKK)とイスラム国(ISIL)関連の容疑者少なくとも66人を逮捕しました。

 Hurriyet

北西部サカリヤ県では、警察はPKKのメンバー容疑で4人を逮捕しました。イスタンブルでは、警察は数か所を同時手入れし、ISメンバーと思われる容疑者62人を逮捕しました。容疑者らはテロを計画中だったそうです。

2016年、トルコではISとPKKの仕業とされる一連のテロ攻撃を受け、何百人もの死者を出しています。トルコ治安部隊とクルド労働者党(PKK)間は、事実上の2年半、無風状態がありましたが、2015年夏に再び火がつき、一時的な平和は粉砕され,いまに至るも、テロがつづいています。


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アカル参謀総長が同盟国にFETOに関して勧告した

2017年11月21日 | 
11月22日 フルシ・アカル参謀総長が、フェトフラー・テロリスト組織(FETO)に関して同盟国に勧告し、この組織を慈善的な宗教組織と見ている国々を批判しました。

 Hurriyet

カナダのノヴァ・スコティアでの「ハリファックス国際安全保障フォーラム」で、アカル将軍はスピーチし、クーデターで250人以上が亡くなり、2000人が負傷したことに言及しました。「ほんの1年前、テロ組織FETOは、宗教を隠れみのにして、トルコでクーデターを試みたのです」

“政治的リーダーシップと国民の英雄的行為”のおかげで、クーデターの試みは未遂に終わったと、アカル将軍は言いました。「FETOと戦っているトルコを支持する国々もありますが、FETOを、過激主義に反対する、罪のない、宗教的運動と思っている国々もあります」

「残念ながら、FETOのメンバーたちは、わが国の同盟国で亡命を認められています。これらFETOのメンバーがプロパガンダをひろげ、人々をだましているのです。FETOの脅威を認識していただきたい」と彼は言いました。

外交官や公務員のパスポートを持った615人のトルコ市民が、7月15日の未遂クーデター後、ドイツで亡命を申請しています。17人がトルコからギリシャのロードス島に逃げ、ギリシャで政治亡命を求めました。また、NATOに勤務していた4人のトルコ軍人と武官も、クーデター後。ノルウエーで亡命を申請し、認められました。


シリアの子供たちを助けようと、トルコが世界に勧告

ファトゥマ・ベテュル・サヤン・カヤ家族相が、シリアの子供たちを助けようと、世界に呼びかけました。

 Hurriyet

「子供たちは自分の未来を決める権利を持つべきです」と、サヤン・カヤ家族相は、11月20日、トルコ国会の第18回国家児童フォーラムで言いました。彼女はEUに、シリアの難民に関して交わした約束を守るようよ呼びけ、トルコがこれまでに、ヨーロッパ圏から受け取った支援金は8億ユーロ(9億4300万ドル)だと言いました。トルコがEUと交わした契約では、トルコが非登録移民のヨーロッパ流入をブロックするかわりに、EUは60億ユーロ(約70億ドル)の支援金と、トルコ人のビザなし旅行を約束していました。

「私はもう1度、言いたい。世界中のすべての子供たちは同じ権利を持っています。すべての子供たちは平等に生きる権利を持っています。世界中の戦争ができるだけ早く終わることを願っています」と家族相は言いました。

トルコは世界のどこの国より多い、300万人のシリア難民を受け入れています。トルコは2011年にシリアで内戦が始まって以来、難民支援のために50億ドルを費やしています。


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CHP議長が“正義の行進”で民主主義賞を受賞

2017年11月13日 | 
11月14日 最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール議長が、“正義の行進”によって、国際政治コンサルタント協会(IAPC)の民主主義賞を受賞することになりました。

 Hurriyet

IAPCの民主主義賞は、毎年、世界中の国で、民主主義を促進し、民主的思想の普及に貢献し、また民主的価値観とプロセスを推進した人々または組織に贈られます。IAPCは50年の歴史を持つ組織で、世界中にいるメンバーの投票で賞を決めます。

IAPCは11月9~12日、アイスランドで協議会を開き、2017年の民主主義賞を発表しました。これまでに、レフ・ワレサ氏、ウイリー・ブラント氏、マーガレット・サッチャー氏、ミハイル・ゴルバチョフ氏、ヴァクラフ・ハヴェル氏、ハンス・ディートリヒ・ゲンシャー氏、ネルソン・マンデラ氏、ジミー・カーター氏、イサアク・ラビン氏、シリン・エバディ博士、ヴィクトル・ユシチェンコ氏、ビル・クリントン氏、ミル・フセイン・ムサヴィ氏らが受賞しています。

7月14日、エニス・ベルベルオール議員が、トルコの国家情報局のトラックがシリアへ向かったことを示すビデオをジュムフリエト紙に提供したとして、25年の禁固を求刑されたため、クルチュダルオール氏が率いるCHPはこれに抗議して、“正義の行進”と“正義の集会”を行いました。


第39回イスタンブル・マラソンに何千何万人が参加した

11月12日、何千何万の人々が、第39回イスタンブル・マラソンに参加しました。世界唯一の大陸間マラソンは、今年は“子供たちの未来のために”開催されました。

 Hurriyet

世界中から来た人びとが、アジアからヨーロッパへ走りました。今年のマラソンはケニヤ勢の独壇場でした。女性の部ではケニアのルース・チェプンゲティチが1位になり、ケニヤ出身のフランスのアスリート、アブラハム・キプロティチが男子の部で1位になりました。

チェプンゲティチは46キロを2時間22分36秒で走り、キプロティチは同じ距離を2時間11分22秒で走りました。女子部の2位はケニヤのヴィシリン・ジェプケショで、1位に4秒遅れました。3位はエチオピアのレテブルハン・ハイライで、2時間25分14秒でフィニッシュしました。イスタンブル・マラソンには、ケニヤ、エチオピア、ナミビア、ウクライナ、ベラルーシュ、アゼルバイジャン、フランス、セルビア、リトアニア、トルコから86人のエリート・アスリートが招かれました。

この大会には、15キロ、10キロ、8キロのレースのほか、車椅子部門もありました。マラソンの出発点は、元ボスフォラス橋、いまは「7月15日殉教者の橋」のアジア側。ゴールはヨーロッパ側の歴史的スルタナメット広場でした。シルケジとイエニカプのフェリー・ターミナルへ通じる道は封鎖されました。

2012年、ヴォダフォンが大会のメーン・スポンサーになり、2013年、マラソンの名は「ユーラシア・マラソン」から「イスタンブル・マラソン」に変わりました。イスタンブル・マラソンの発想は1978年に始まりました。この年、ドイツ人のツーリスト・グループが大陸間マラソンを行い、これを知ったトルコ当局がイスタンブル・マラソンの発想を得たそうです。


トルコとロシアは関係を深めることで合意した

トルコとロシアは両国間の関係を深めることで合意したと、13日、エルドアン大統領は言いました。

 Hurriyet

黒海岸ソチのプーチン大統領の別邸での会談後、エルドアン大統領は「私たちは関係を深めた。トルコとロシアの関係が大きく前進したことは喜ばしい」と言いました。「もちろん、われわれはこの程度では満足していない。両国とその人々があらゆる分野でより緊密になり、協力を強化することで合意した」

エルドアン大統領は今年3回、ロシアを訪れ、プーチン大統領とは6回会談しています。エルドアン大統領は両国の貿易量を1000億ドルまで増やしたいというトルコの要望をくり返しました。また、ビジネスマンに対するビザ禁止など、トルコに対するすべての制約を解除するよう求めました。貿易の障害を除くための両国間の話合いはつづいていると、エルドアン大統領は言いました。

2015年11月、トルコがロシア軍のジェット機を、領空侵犯したとして撃墜した後、ロシアはトルコに対して、トルコの農作物の輸入禁止やトルコ人のビザなし旅行の中止など、いくつかの制裁を課しました。6月、ロシアは、農作物の輸入や、トルコ企業の建設事業、観光などの禁止令を一部解除しました。

ジェット機危機前のレベルに
エルドアン大統領は、ロシアとの共同防衛産業に非常に重きを重視していると言いました。プーチン大統領は「ロシアとトルコの関係は“危機前のレベル”に達した。両国間の貿易量も増加している」と言いました。

両首脳は両国間の関係、中東と世界の現状、とくにシリアについて話し合ったということです。「われわれはとくにシリアに関して話し合うチャンスを得た。シリアの政治的解決のための基盤ができてきたことで、両国は合意した」とエルドアン大統領は言いました。

「ロシアとトルコとイランの、シリアに対する共同作業は成功裡につづいている。暴力は減っていくだろう」とプーチン大統領は言いました。



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ギョベクリテペが来年、ユネスコ世界遺産に正式登録か

2017年10月21日 | 
10月22日 世界最古の居住地として知られるギョベクリテペが、来年、ユネスコの世界遺産に登録されると期待されています。

 Hurriyet
シャンルウルファ博物館で見られるギョベクリテペの模型


南東部シャンルウルファ県オレンジク近くにあるギョベクリテペは、シャンルウルファ市の中心から18キロ、1963年、イスタンブル大学とシカゴ大学のチームが、この地域の地表調査中に発見しました。現在、4000平米の防御屋根の建設など、ギョベクリテペのための最後の準備が行われています。まもなく完成する屋根は、古代居住地の長期保存に役立つでしょう。

ギョベクリテペを守るためのキャンペーンも、政府、地方行政、観光局、NGOなどによって行われています。当局も、これらキャンペーンの支持で、ギョベクリテペは来年、ユネスコ世界遺産に登録されると考えています。

遺跡は屋根の建設のため、現在、閉鎖されていますが、トルコ最大の博物館、シャンルウルファ博物館で、ギョベクリテペの模型を見ることができます。


トルコ軍がイドリブの初の監視所を設置

トルコ軍は10月20日、アスタナ協定に従ってシリア国内に休戦地帯をつくるために、シリア軍と反体制派との休戦を監視する、イドリブ初の監視所を設置したと発表しました。

 Hurriyet

トルコ軍は、10月13日、最初の監視所を設置し、さらに監視所を増やすと声明書で発表しました。トルコはシリア国内に、500の軍を有する14の監視所を設けると思われます。トルコ軍は、9月15日、トルコ、ロシア、イランがアスタナで結んだ協定に従って、越境作戦を開始しました。

イドリブの休戦地帯では、トルコがイドリブ県内の休戦を監視し、ロシアはイドリブの外から監視します。イドリブ作戦は、アスタナ協定の保障国3か国が合意した契約のルールの範囲内で行われると、トルコ軍は声明文で言っています。


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ボリウッド・スターがクイズ番組の賞金を難民に寄付

2017年10月16日 | 
10月17日 ボリウッド・スター、アマミル・カーンさんが、トルコのクイズ番組で勝ったお金を、トルコに住む難民に寄付しました。

 Hurriyet

10月14日、カーンさんは、トルコの人気俳優ムラト・ユルドゥルムさんが司会をする「億万長者になりたいのはだれ?」という番組に出演しました。番組でカーンさんは「私は自分のためではなく、人助けのために出演しているのです」と言い、勝ったお金をトルコのチャリティに寄付しました。彼は賞金が12万5000トルコリラになるところで、コンテスとをおりて、ゲットした6万リラをトルコに住む難民のためのチャリティに寄付したいと言いました。

番組でトルコの印象について尋ねられたカーンさんは、トルコ人は“温かい心と温かい血を持っている”と言いました。「私にはトルコ人の愛が印象的だった。私はトルコでよい時を過ごし、多くのことを知った」

カーンさんは、11月2日に世界で封切られる新作映画「秘密のスーパースター」の宣伝のために、10月4日にイスタンブルに来ました。彼の映画はインドでも、世界でも、いつも記録破りのヒットをしています。

・・・“ボリウッド”とは、インド・ムンバイ製作のインド映画のこと。ムンバイの旧称ボンベイのBとハリウッドの合成語です。


有名作家エリフ・シャファクさんがバイセクシャルをカミングアウト

トルコの有名な作家エリフ・シャファクさんがニューヨークのTEDトークスのスピーチで、自分はバイセクシャルだと発表したと、Hurriyet紙がウエブサイトで報じました。

 Hurriyet

「私はいつも少数民族の権利や、女性の権利、LGBTの権利について発言してきました。でも、私は、公共の場で、私自身がバイセクシャルだと言う勇気がありませんでした。私は中傷や、辱めや、嘲笑や、憎悪を受けることを恐れていたのです。しかし、当然のことですが、人はコンプレクスを恐れて沈黙しているべきではありません」と彼女は言いました。

「作家として、私はいつもストーリーを追っています。でも、私は話すことのできないもの、沈黙にも関心があります。政治的タブー、文化的タブー・・・私は私たち自身の沈黙にも関心があります」と彼女は付け加えました。

シャファクさんはトルコで最も多く読まれている女性作家です。欧米のメディアにも、多くの政治的論評を書いてきました。彼女はトルコ語と英語で書き、彼女の本は48か国語で出版されています。彼女はこれまでに15冊の本を書き、その中の10冊は「イスタンブルの私生児」「40の愛のルール」などの小説です。最近作は「イヴの3人の娘」。彼女の本はイギリスの出版社「ペンギン」からも出ています。


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中央アナトリアでローマ時代のスポーツ施設発見

2017年10月09日 | 
10月9日 中央アナトリアのコンヤ県サラヨニュ地区の建設現場で、ローマ時代のスポーツ施設が出土しました。

Hurriyet

ローマ時代、ラオディセア市として知られたラディクで、ある住民がこの土地に家を建てようとし、不審に思って地元の博物館に申告したことが、この発見につながりました。博物館の専門家チームがドリリング(穴あけ作業)を行い、この地域を考古学的遺跡の第3位に位置づけました。チームはローマ時代の幾何学模様のモザイクを掘り出しました。

コンヤ博物館のチームは、わずか10日間の作業で、モザイクのある墓や、円柱や、台座を掘り出しました。博物館のユスフ・ベンリ館長は、この辺りは古代都市ラオディセアだったと言い、古代都市で建造物が出てくるのは当然のことだが、幾何学模様のモザイクがコンヤで出土することはめったにないと語りました。

「私たちは最初、100平米のフィールドを掘りましたが、その真ん中に、“ドキュマノスの息子エルゲノスの名の下にこれを建つ”と書かれたメダリオンのモチーフがありました。ここは古代都市のスポーツ施設だったのです。円柱の台座と柱頭が、それを語っています」と館長は言いました。

サラヨニュ地区のナフィズ・ソラク区長は、この土地でこんな発見があったことに大興奮していると言いました。「発掘作業が終ったら、ここを一般に公開する計画です。この遺跡は、イスタンブルへのハイウエイのすぐわきに位置していますから、魅力的な遺跡を見に、人々が来るようになるでしょう」


トルコはシリアで安全保障のための作戦を開始した

トルコは、ロシアとイランとの取り決めの一環として、シリアのイドリブ県で新たに軍事作戦を開始すると発表しました。この作戦は、緊張緩和地帯をつくって、クルド人グループがシリア国境から地中海へ“テロ地帯”をつくるのを阻止するための試みです。

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トルコ軍は10月8日朝、政府が作戦開始を発表した翌日、自由シリア軍(FSA)の兵士の支援を受けて、ジハーディストが支配するイドリブの陣地を砲撃しました。軍情報筋によると、トルコ軍は、イドリブに入っているFSA兵士の支援を受けて、国境から榴弾砲5発を発砲しました。イドリブの大半は、ハヤト・タフリル・アルシャム〈HTS〉に支配されています。HTSは昨年、ナスラ・フロントから名を変えた元アルカイーダのメンバーです。

いくつかの地元情報源は、トルコ軍とジハーディスト・グループの間で、すでに小さな戦闘があったと言っていますが、トルコ軍がシリアに入ったというニュースは正式には確認されていません。

「昨日始まった作戦は、自由シリア軍とともに、問題なく続行している」と、エルドアン大統領は、10月8日、公正発展党(AKP)の戦略計画キャンプの演説で言いました。大統領は「ユーフラテスの盾作戦」と同じようなイドリブの作戦は、安全保障に対する脅威の根源を断つための、トルコの戦略の一環だと力説しました。
 

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「クーデターの背後にギュレン派がいたと確信する」パムク氏

2017年08月30日 | 
8月31日 ノーベル賞作家オルハン・パムク氏が、2016年7月の未遂クーデターの背後に、在米説教師フェトフラー・ギュレンと彼のネットワークのメンバーがいたと確信すると言いました。

 Hurriyet

「私は、最初はギュレンと彼の信奉者が背後にいたとは信じられなかったが、いま、私は確信し、多くのギュレン派がトルコ軍に侵透し、他の兵士たちを道具として扱い、クーデターを実行しようとしたか、わかった」と、パムク氏は、ニッケイ・アジア・レヴューのインタビューで語りました。

「しかし、私は自問する。彼らはどのようにして軍に侵透することができたのか? FETOは政権政党・公正発展党(AKP)によって力を得たが、いま、AKPはFETOに関与した者すべてを告発している。これは大きな矛盾ではないか。クーデターの夜、人々は民主主義を求め、“間接的に”AKPと、エルドアン大統領と、彼らの参政権を守った」とパムク氏は言いました。

パムク氏はまた、未遂クーデター後の逮捕と解雇を批判し、これは“不公正であり、納得できない”と言いました。「最も偽善的で“、きたない”のは、ジャーナリストたちの投獄である。ギュレンに反対する本を書いたジャーナリストまで投獄された」

「私にとって、それは緊急事態令と憲法裁判所の2人の判事の解雇で始まった。最高裁の判事を解雇できるなら、なんだってできる。いま、極右と政治的イスラムが結束している。いま、右派が力を得て、法のルールと憲法裁判所を無視しようとしている。私たちは民主主義を失った。言論の自由なしに、民主主義はない。残念ながら、いま、トルコには、非常に制約された言論の自由しかない」と、パムク氏は言いました。

4月16日の、大統領制に関する憲法改正の国民投票について、パムク氏は、選挙運動の条件は“不公平”だったとコメントしました。パムク氏はまた、ドイツが2年前、100万の難民を受け入れたとき、「私はアンゲラ・メルケル首相に敬意を払った」と言い、トルコ政府が何百万もの難民を受け入れていることを「誇りに思う」と言いました。

「ポピュリズム(人民主義)が移民を冷遇し、ヨーロッパの精神を抹殺している。ヨーロッパは、フランス革命のスローガン“平等、自由、友愛”を基盤にしてきた。しかし、いま、彼らは、貧しく惨めな難民に背を向ける。これは友愛ではない。ヨーロッパには、もう友愛はない。友愛のないヨーロッパはない」と彼は言いました。

EUはトルコの加盟に関して、誤りを犯したと、パムク氏は言い、トルコが歴史的にEU加盟のためにベストを尽くしてきたにもかかわらず、トルコのEU加盟を望まなかったメルケル首相とフランスのサルコジ前大統領の名を挙げました。

トルコの現状についての質問に、彼は、AKP政権の初期にくらべて、「世俗主義が基盤を失ったが、民主主義はさらに基盤を失った」と答えました。


殺された人気TV司会者の葬儀が行われた

有名なTV司会者ヴァタン・シャシマズ氏の葬儀が、8月29日、イスタンブルのギュゼルテペ・ビルリク・モスクで行われました。彼は27日、イスタンブル・ベシクタシュのホテルの部屋で射殺されました。(8月29日の頁参照)

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シャシマズ氏の親族、友人、ファンが、市内ウスキュダル地区で行われた葬儀に出席しました。礼拝の後、シャシマズ氏はチェンゲルキョイの共同墓地に埋葬されました。

シャシマズ氏の夫人ヤセミン・アダルさんは妊娠5か月です。彼は27日、ベシクタシュのコンラド・ホテルの1室で、元モデル、フィリス・アケルに射殺されました。アケルは、シャシマズ氏の背中を4発撃った後、自分の頭を撃って自殺しました。事件後、この殺人事件の背景について、さまざまな憶測がなされました。最近、結婚したシャシマズさんへの、アケルの“絶ち切れぬ想い”か?

しかし、アケルの親族は、シャシマズさんは長いこと、アケルに負債を負っていたと言っています。アケルの兄弟、シュメル・バイエルは、現在、殺人容疑で収監されていますが、アケルはシャシマズさんに、アメリカに家を買うために13万ドルを貸し、返してもらっていないと主張しています。その後、彼女はシャシマズさんに、彼女の名義で株に投資するために250万ドルを渡したが、彼はぜんぶ失ってしまったと、バイエルは言っています。

「彼女はイスタンブルのエティレルの家とヴィラと、マイアミの家を売った。彼女はヴァタンに金を返すよう言っていた。ヴァタンは、8月21日、コンラド・ホテルに来た。それは記録されている。フィリスは私にそう言った。そのとき、ヴァタンは、“すぐに13万ドルは返せないが、来週、持ってくる”と言った。事件の日、彼女は、彼が金を持ってくるのを待っていたのだ」と、バイエルはハベルテュルク紙に語りました。

しかし、フィリス・アケルの姉妹のエダ・エレンさんは、ATVに、「アケルはシャシマズさんを執拗に愛していた。私が知る限り、シャシマズさんは金を必要としていなかった」と言っています。エレンさんはまた、アケルは2度、自殺を試みているとも言いました。

また、アケルの甥のディレク・バヤルさんは、アケルは最近、株で大金を失ったと言い、「私のお金を失わせた人をみんな殺す」と言っていたと話しています。警察は事件の調査を始めました。

・・・色恋か、お金か、なまぐさい事件ですね。


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有名TV司会者ヴァタン・シャシマズが射殺された

2017年08月28日 | 
8月29日 有名なテレビ司会者で俳優のヴァタン・シャシマズが、8月27日、イスタンブル・ベシクタシュのホテルの部屋で射殺されました。

Hurriyet

暗殺者は元モデルのフィリス・アケルで、シャシマズを4発撃った後、その場で自殺したということです。目撃者は、アケルは友人たちとディナーをとっているときに、電話を受け、自分の部屋へ行ったそうです。しかし、彼女の友人たちは、部屋のドアを開けられなかったと、ホテル当局者に話しています。

初動調査によると、アケルは1か月、このホテルに滞在し、グリーンカードを持っていました。イスタンブル主任検察局は、この事件には直接的な拘束者はいないと言っています。

シャシマズは1974年、イスタンブルに生まれ、1993年、モデル事務所から演技のキャリアに入りました。彼は多くのコマーシャル映画やビデオ・クリップに出演しています。2000年、彼は、民放ATVで、朝のテレビ司会者を4年間務め、また、マガジン・プログラムの司会者を9年間務めました。また、多くのTVシリーズにも出演しています。


トルコは20億ドルのデジタル・ゲーム輸出を目標にしている

トルコは2020年までに、デジタル・ゲームの輸出を20億ドルにすることを目標にしていると、この分野の有力な代表が言いました。

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「トルコ開発・技術協会」(TGGT)の委員会メンバーであるメリチ・エンヴェル・エルユレク氏は、開発と技術的生産に対する政府の奨励金を賞賛しました。

「トルコの成長は、トルコがたまたま中東の中心にあるからです。また、トルコの人口の51%は、25歳以下の若者です。若者はテクノロジーに興味があり、この分野に職業的な関心があります。トルコはロシアとルーマニアに次いで、3番目の速さで成長しているゲーム市場です。昨年、トルコの市場の成長率は24.7%でした。これは記録的成長と考えられます。この成長率は、この先、さらに増すでしょう。私は、トルコのゲーム市場は、2020年までに、輸出額20億ドルに達すると予測しています」と、彼は、ケルンで開催されたGamescom で言いました。

「政府は、協会や民間企業のために、革新的な開発と技術的生産を奨励する支援を提供しています。政府は技術的進歩と、われわれが奨励金を有効利用していることを知っているからです」と彼は言いました。「中国が現在、世界のゲーム市場を支配しています。次がアメリカとヨーロッパ諸国です。トルコは16位です」と、エルユレク氏は言い、世界のゲーム市場でのトルコの未来に関する希望を語りました。

「トルコにはゲームに興味のある3080万人の若者がいます」と彼は付け加えました。


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イズニクで14世紀と17世紀のタイルの窯が出土した

2017年08月20日 | 
8月22日 ブルサ県のイズニクで、2つのタイルの窯(かま)の残骸が発掘されました。イズニクは歴史的なタイルの産地として知られています。

 Hurriyet

今回出土した窯は14世紀と17世紀のものと思われます。7月に始まった今回の発掘の隊長は、イスタンブル大学史学部の女性研究者ベルギン・デミルサルさんで、学生と研究者15人のチームで行われています。「今回の発掘は、ムラト3世の浴場の東で行われています。この発掘でタイルと陶器の歴史的な製法を明らかにしたい」とアルルさんは語りました。

「私たちは、今回、これまでの発掘サイトより北の、新しい場所を掘り、2つの窯を発見しました。これはイズニク・タイル研究のために重要な資料です」と、アルルさんは言いました。

イズニク・タイルの窯は、1967年、イスタンブル大学の美術史・考古学部長オクタイ・アスラナパ教授が発見しました。1994年、発掘作業はアラ・アルトゥン教授に引き継がれ、最近、アルルさんが引き継ぎました。


1週間で420人の不法移民がエーゲ海で捕まった

この1週間で、合計420人の不法移民が、エーゲ海のトルコ沿岸で捕まったと、トルコ内務省が、8月19日、発表しました。

 Hurriyet
ゴムボートで海を渡ろうなんて無謀すぎます。


8月11日から18日の間に、トルコの沿岸警備隊はエーゲ海沖で、9件、420人の移民を捕えたと、内務省が声明で言いました。移民の運び屋1名も拘束されました。

内務省によると、治安部隊はクシャダス、アイワジュク、セフェリヒサルで、165人の外国籍者を捕えたそうです。捜査・救助船1隻、沿岸警備船38隻、沿岸警備隊7チーム、沿岸安全・警備・捜索救助隊2チーム、警邏ボート11隻が、不法移住を防ぐために、1260時間パトロールしたと、内務省は言っています。

・・・やっと減らした不法移民も、またぞろ増えてきているようですね。


毎年、100万人の女性が育児のために仕事を止めた

「トルコ企業・ビジネス連合」(TURKONFED)によると、トルコでは2010年から2015年の5年間、毎年100万人の女性が育児のために仕事を止めています。高齢者の介護のために仕事を止めた女性は11万2000人になります。

 Hurriyet

TURKONFEDの「ビジネス界の女性に関する報告書」によると、2007年、夫の要請で仕事を止めた女性は120万人でしたが、2015年には、その数は58万8000人に減少しています。

「保育園問題に取り組むことが重要です。保育のための保険制度が確立されたら、われわれはたちまち50万人の女性を採用でき、さらに110万人の女性が労働力として返ってくるでしょう」と、TURKONFEDのタルカン・カドオール議長は言いました。「女性がプロとして働きつづけ、私生活でも育児責任を果たすためには、トルコの労働システムに新制度を取り入れなければなりません」

「保育園基金と介護保険によって、子供、身障者、高齢者のためのケアを提供する社会安全保障制度が有効に機能し、この状況が改善されなければなりません。安全保障制度が女性の労働へのアクセスを容易にし、仕事の成長によって失業も減るでしょう」と、カドオール氏は言いました。「保育園の数の不足、高額な費用、信頼できないサービスの質が、お母さんたちに大きな負担を強いているのです」


「ときどきダイアリー」ヘ



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