トルコのトピックス

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ウスパルタのバラのシーズンが1か月早く始まった

2024年05月07日 | 国内
5月8日 185年前からウスパルタの伝統的なシンボルであり、コスメ産業の重要な原料であるバラが、今年は例年より早く咲きました。

 Hurriyet

気候が暖かったため、バラは予想より1か月早く咲きはじめ、生産者たちは摘み取り作業を始めています。ギュルジュザーデ・イスマイル・エフェンディが、1893年、ブルガリアからウスパルタに導入したバラは、この町の重要な収入源となり、いまでは世界のバラ油の50%をウスパルタが産出しています。

5月から6月の2か月に収穫されるバラの栽培には、絶えまない努力が必要です。ウスパルタでは、働き者の生産者たちは、夜明けの5時頃起きて、花を摘んでいます。陽ざしが強くなる前にすばやく作業し、収穫したバラを指定されたバラ購入センターに運びます。

バラを摘んでいたカディフェ・サーラムさんは、子供のときから、毎年、この仕事をしてきたと話しました。骨の折れる仕事ですが、彼女はこの仕事が大好きで、毎日、友人たちと、よい空気を吸いながら、50~60キロのバラを摘んでいると言いました。

「毎年、バラの季節が始まると、私たちはここへ来て、バル摘み仕事を始めます。去年は1キロ10リラになりましたが、今年の値はまだわかりません」と彼女は語りました。「昨年は1日500リラくらい稼ぎましたが、今年は800リラから1000リラになるだろうと思います。私たちはここで1か月働きます」

同じくバラ摘みをしていたラマザン・アクプナルさんは、母親から譲られた5000平米のバラ園の世話をしています。アクプナルさんは暑さと蜂を避けるために、朝早くから摘まなければならないと言い、バラの購入所は12時に閉まるので、正午までに手続きをしなければならないと語りました。


エフェススで「ナイト・ミュージアム」プロジェクトが始まった

日没後、全く異なる雰囲気の中で、訪問者たちに古代都市を見せる「ナイト・ミュージアム」プロジェクトが、イズミル・セルチュク地区の古代都市エフェススで始まりました。

 Hurriyet

毎年、夏は多くの人々が、この世界的に有名な遺跡を訪れます。2015年以来、ユネスコの世界遺産に登録されているエフェススの遺跡は、このプロジェクトによって、いまは夜間も公開されています。新たに設置された照明によって、人々は日没後も、2300年昔の古代都市を訪れることができるようになりました。

「ナイト・ミュージアムのコンセプトは、とくに屋外の遺跡や史跡で、今年初めて実施されますが、その第一号がエフェススの遺跡になりました。エフェススに次いで、多くの遺跡史跡からも要請があります」と、イズミル県のスレイマン・エルバン知事は語りました。

「国内国外の来訪者はみな、有名な遺跡を見たがりますが、残念ながら、入場者数には限界があります。そのため、紅海時間の延長が必要になりました。昼間だけでは時間が足りません。そこで、文化観光省が考えたのが、古代都市のための照明プロジェクトです。照明によって、公開時間を夜中の12時まで延長することができました」

エーゲ海地方と地中海地方は1年の半分は非常に暑いと、エルバン知事は強調しました。「日中、遺跡を訪れるのは難儀なことです。夜の涼しい時間にオープンすれば、来訪者たちも快適に見学できるでしょう」


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トルコ情報局が外国のスパイ活動に注意するよう人々に警告

2024年05月07日 | 国内
5月7日 国家情報局(MIT)が、外国のスパイの国内の活動について、トルコ市民に警告するためにビデオを製作し、疑わしい質問をしてくる人物がいたら報告するよう勧告しました。

 Hurriyet

先週、トルコ情報局は、ウエブサイトに発表したビデオで、近年のスパイ活動の多面性を強調し、スパイは非常に広範な人々を標的にすると付言しました。

「敵性または敵性の可能性あるスパイたちは、さまざまな方法でわが国の市民に接触してきます。わが国の利益、統合、誠意、価値観を標的にしている敵性諜報機関は、わが国の市民をスパイに勧誘することもあります」とビデオは言っています。

「諜報機関は、募集したスパイに、公開されている情報を分析させ、報告書を製作するかもしれません。彼らはまた、標的の住所を調べたり、重要な建物や施設を調査するよう要請するかもしれません」とビデオは付言しています。

国家情報局は、無意識でも、外国の諜報機関に協力することは犯罪になると通告し、親しくない人物から、詮索的な、疑わしい、微妙な質問をされたら、応える前に、質問者の身元を疑ってみる必要があると言っています。「このようなことがあったら、身近な役所か、国家情報局が一般の通報のために用意している特別頁に報告してください」


ボスフォラス海峡で今年最初のヨットレースが行われた

バフチェシェヒル大学(BAU)の「ボスフォラス・セーリング・カップ」が5月4日と5日に開催されました。これは今年、ボスフォラスで行われた最初のヨット・レースになりました。

 Hurriyet

競技会では、42隻のヨットがボスフォラス海峡に集まり、「BAU国際セーリング・クラブ春季杯」の第4ステージとして、ジャッデボスタンと皇子の島の間のコースが設定されました。

乗組員たちはアナドルヒサルとアルナヴトキョイの間に設置されたブイをまわり、BAUのベシクタシュ南キャンパス前でレースを終えました。スタートはBAUの南キャンパス前で、同大学のエスラ・ハティプオール学長がゴー・サインを出しました。

レースには、フェネルバフチェやガラタサライなどのスポーツクラブや、世界的企業のヨットが参加し、ボスフォラスのむずかしい水流に挑戦して激しいレースを展開しました。

レース中は船舶のボスフォラス海峡通過は禁止されました。例年のBAUボスフォラス・セーリング・カップは、2013年、学生たちが始めたレースから始まりました。


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