トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

「社会的免疫性がコロナとの戦いの重要目標だ」保健相

2021年09月29日 | 国内
9月29日 コロナとの戦いで、トルコの第一の目標は、ワクチン接種運動によって、社会的免疫性と市民のウイルスに対する抵抗力を確実にすることにあると、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

「マスク着用とディスタンスのルールを守りましょう。ウイルスに対する抵抗力をつけるために、ワクチンを接種し、社会的免疫性をひろげましょう。昔の生活に戻りたいからと、健康にお金をかける必要はありません」と、保健相は言いました。

コジャ保健相はまたしても人々にマスク着用とソシアルディスタンスのルールを守るよう要請しました。第一の目標は、ワクチン接種によって、社会的免疫性を確実にすることだと、保健相は強調しました。

コジャ保健相は,トルコ諸県の最近のワクチン接種率を示し、東部と南東部には、2度目のワクチン接種率がまだ55%という県もあると語りました。保健相はまた、「南東部のシュルナク県は2回目の接種者が増えて、最近のトルコ・コロナ・マップ上では、赤からオレンジに変わった。黒海地方のバルトゥン県とギレスン県では2回接種者が75%になった」と言いました。

トルコのコロナ・マップでは、住民の感染率とワクチンの接種率によって、各県が4つのグループに分けられています。リスクの中位が黄、「高い」がオレンジ、「非常に高い」が赤です。

トルコ外相がオマーン外相と地域問題を討論

トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相がオマーンのバドル・アルブサイディ外相とヴァーチャル会談で、地域問題や相互協力について話し合いました。

 Hurriyet
オマーンのアルプサイディ外相とヴァーチャル会談中のチャウシュオール外相


チャウシュオール外相はツイートで、アフガニスタンや、シリア、イエメンの問題が議題になったと言いました。「両国は共同経済委員会会議を開催します。また、新しい協力体制によって、両国の関係をさらに発展させることで合意しました」と外相は付言しました。

オマーン外相は会談では、互いに関心のある地域的・世界的問題を話し合ったと言いました。「両国はすべての分野で、オマーン=トルコ関係をさらに強化したいという共通の希望を確認しました」と、外相はツイッターに書きました。両国の外交関係は1973年に確立され、相互の結束は共通の利益をベースに発展しています。


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マスクが人気リゾートの海を汚染している

2021年09月28日 | 国内
9月28日 パンデミックが、地中海のリゾート地アンタリヤの海を汚染する新たな原因になっています。

Hurriyet

ダイバーのグループが、海底から大量のマスクやフェースシールドを集めたと報告しました。「トルコ水中スポーツ連合」のアスリートたちが、世界的に有名なアンタリヤの断崖ぎわに潜水し、水中汚染を撮影しました。

連合の県代表のイーサ・アレムダルさんは、「私たちは潜水中、使い捨てマスクや手袋、刷毛、プラスティックボトル、飲物のカン、ビニール袋などを目にしています」と言いました。アレムダルさんによれば、捨てられたマスクや手袋が海岸に打ち上げられ、海底に散らばり、海中の生物や環境を脅かしています。

マスクや手袋は自然の中で容易には消えないと、アレムダルさんは強調し、「私たちは水深10メートルから30メートルの海底の1000平米を見まわって、ゴミを集めました」と言いました。同じダイバーのエルクト・タニヤルさんも、水中汚染をカメラで捉え、海底の光景に驚いたと語りました。


西トルコでゼウスの神殿の門が発見された

西部アイドゥン県ゲルメンジク地区に位置する古代都市マグネシアの発掘で、「マグネシア・ゼウスの神殿」の入口が見つかりました。ゼウスの神殿のレプリカはベルリンのペルガモン博物館に展示されています。

 Hurriyet

古代都市マグネシアの発掘は、アンカラ大学考古学部のギョルケム・キョクデミル准教授の監督の下に行われています。古代都市マグネシアでは、いままでにアルテミスの聖域、スタジアム、劇場のエリアが出土しています。

この遺跡の発掘は、共和国時代以前に、ドイツの考古学者たちによって行われたのが最初です。発掘中、80個の彫像のほか、さまざまな遺物が見つかりました。

キョクデミル准教授はアナドル通信に、マグネシアは古代、神殿や聖域で宗教祭祀が行われていた、先進的な都市だったと語りました。

当時、最も重要な宗教行事のひとつだったアルテミス祭は、ここで行われたと、准教授は言いました。「マグネシアは宗教的に非常に重要な都市でした。神々の都市だったと言ってもよいでしょう。これまでの発掘作業で、それが明らかになりました。多くの神々のための特別な聖域が、ここに築かれていたのです」


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北キプロス大統領がNY で国連事務総長と会談した

2021年09月27日 | 国際
9月27日 北キプロス・トルコ共和国(TRNC)のエルシン・タタル大統領が、9月25日、国連のアントニオ・グレーデス事務総長と、国連第76セッションのサイドラインで会談しました。

 Hurriyet

国連の声明によると、2人はキプロス問題について意見を交換しました。9月27日、タタル大統領は3者会談に出席し、国連事務総長主催のランチ会で、ギリシア・キプロスのニコス・アナスタシアデス大統領と会談します。

キプロスは、国連は解決のために外交努力をつづけていますが、ギリシア・キプロスとトルコ・キプロス間の争いは何十年も泥沼にはまったままです。

1960年代初め、ギリシア系キプロス人によるトルコ系キプロス人に対する攻撃が始まり、トルコ系キプロス人は安全のために居住地にこもって耐えました。1974年、キプロス島をギリシアに併合することを目的としたギリシア系キプロス人のクーデターが起こったため、トルコ軍はトルコ系キプロス人を迫害と暴力から守るため、保障国として介入しました。その結果、1983年、TRNCが建設されました。


トルコとウズベキスタンはアフガニスタンに関して協力する

トルコとウズベキスタンはアフガニスタンに関して協力すると、トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相が、9月26日、言いました。

 Hurriyet

チャウシュオール外相は、ウズベキスタンのアブデュルアジズ・カミロフ外相とのイスタンブルでの会談後、「両国は“優先貿易協定”によって、貿易をさらに増やすだろう」と言い、「両国は相互にワクチン接種証明書を承認する」と付言しました。

この会談は、最近のアフガニスタン情勢を話し合うために、月曜に開かれた「テュルク評議会」の臨時外相会議の前に行われました。

・・・「テュルク評議会」は正式には「テュルク語諸国協力評議会」。テュルク諸語を公用語とする国家により構成された国際組織です。

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トルコのノーベル化学賞受賞者が「テクノフェスト」に出席

2021年09月26日 | 国際
9月26日 トルコ系アメリカ人のノーベル化学賞受賞者アジズ・サンジャル氏が、9月24日、イスタンブルの「テクノフェスト」(テクノロジー・フェスティバル)に出席し、「私はこのイベントを誇りに思う」と言いました。

 Hurriyet

「私はトルコとトルコ世界に科学とテクノロジーを振興するために、ここへ来ました。このイベントを見て誇りに思い、励まされました」と彼はスピーチで語りました。この「テクノフェスト」から未来のノーベル賞受賞者が出るかもしれないと、彼は言い、すべての人々が人類のために努めるよう勧告しました。

「科学を、テクノロジーを、学んでください」と、サンジャル氏は若者たちを激励しました。「がんばって、うまくいかないことがあっても、諦めないこと。そして、メフメット2世の”私は征服する、でなければ征服される”の心意気でがんばってください。祖国への愛を忘れないでください。なにごとも愛国心なしにはできません」

サンジャル氏はDNAの修復の組織的研究で、トマス・リンダール氏とポール・モドリッチ氏とともに、2015年、ノーベル化学賞を受賞しました。

イスタンブルのアタテュルク空港で行われた6日間の「テクノフェスト」は、火曜日に始まり、日曜日に終わります。「テクノフェスト」は特許、発明、新製品の商品化のための年次展示会です。


「ギリシアはトルコとの協力を求めている」ミツォタキス首相

ギリシアのキリアコス・ミツォタキス首相が、9月24日、ギリシアはトルコと協力するためにあらゆる努力をすると語りました。

 Hurriyet

ニューヨークの国連総会でのスピーチで、ミツォタキス首相はこの発言をしました。スピーチで首相は、「ギリシアは常にトルコとの対話チャンネルを維持したいと願っている。昨年、起こった緊張が再発することは望んでいない」と言いました。

彼はまた、ギリシアは統治権を守りつづけると言い、トルコが「開戦事由」を宣言したため、ギリシアは1995年以来、武力行使の脅威に曝されていると主張しました。

ギリシアは1990年代に、エーゲ海の領海を12マイル拡張しようとしましたが、トルコが、そのような行為は「開戦自由」すなわち戦争の原因になると宣言したため、その計画を断念しました。

ミツォタキス首相は、トルコとの協力によって、気候危機と難民問題という新たな敵と共闘することができると言いました。「私はトルコとの協力を求めつづける努力をいとわない。両国は歴史と地理によって結ばれている」と述べました。


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「学校閉鎖はもうない」と保険相が誓った

2021年09月24日 | 国内
9月25日 「対面授業を維持するために、あらゆる対策を取っています。学校がまた閉鎖されることはありません」と、ファフレッティン・コジャ保健相が言いました。

 Hurriyet

コロナ・パンデミックのための18か月の学校閉鎖の後、厳しい対ウイルス・ルールの下に、約1800万人の生徒と、100万人以上の教師が、9月6日、学校に戻ってきました。

「ワクチン接種が普及しているため、科学委員会は、学校は閉鎖される最後の場所になるべきだと主張していますが、学校は決して閉鎖されてはいけません」と、コジャ保健相は、委員会の会合後に出された声明で言いました。委員会はパンデミックと取るべき対策について、政府に勧告しています。

対面授業は、全国でなんの問題もなくつづいていると、コジャ保健相は言いました。「懸念されるような事態は起こっていません。当局は学校をオープンしつづけるために、あらゆる対策を考え、決定しています」

「これらの対策には、教室内で生徒を2,3人のグループに分けること、授業時間を短縮すること、必要な場合は、週末でも授業をすることなどが含まれています」と、コジャ保健相は言いました。

マフムート・オゼル教育相によれば、教師の約92%がコロナ・ワクチンの1回目の接種を受け、85%が2回目の接種を受けているか、免疫になっています。教師のワクチン接種率は、全国平均を上まわっていると、教育相は言いました。

政府はワクチン接種を受けていない教師と学校職員に、PCRテストを要請しています。


「EUは世界の安定のためにトルコとの協力が必要」トルコ外相

EUは地域と世界の安定のために、トルコと協力しなければならないと、トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相が、9月23日、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表との会談後、言いました。

 Hurriyet
中央のテーブルの左がボレル代表、右がチャウシュオール外相


チャウシュオール外相は、ニューヨークの国連総会第76セッションのサイドラインで、ボレル代表と会談しました。「ボレル上級代表とアフガニスタンや東地中海について話し合ったが、EUは世界的・地域的安定のために、トルコと協力しなければならない」と外相はツイートしました。

ボレル上級代表もまた、緊密な協力の必要をツイートで強調しました。「国連総会のサイドラインで、チャウシュオール外相と会談し、EUとトルコの関係、キプロス問題、東地中海やアフガニスタンの状況について話し合ったが、トルコとの緊密な協力と調整が重要だ」

トルコとEUは、東地中海の炭化水素探索問題で、1年間、緊張状態にありましたが、2021年初めに、話し合いが復活しています。トルコは加盟交渉の再開、関税同盟の改正、とくに3月18日の協定とビザ自由化の完全な実施をEUに促しました。

タリバンがアフガニスタンの支配権を握ってから、トルコとEUは、アフガニスタンからの難民の流入を阻止するための協力に関して、話し合いを重ねています。


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イスタンブル市長がアテネ訪問、首相&市長と会談

2021年09月23日 | 国際
9月24日 イスタンブルのエクレム・イマムオール市長が、9月21日、アテネでギリシアのキリアコス・ミツォタキス首相と会談しました。

 Hurriyet
パルテノン神殿前に立つバコヤンニス市長(左)とイマムオール市長


イマムオール市長はミツォタキス首相に、首相官邸のマキモス邸に招かれました。イマムオール市長はまた、アテネのコスタス・バコヤンニス市長とアテネ市役所で会談しました。

イマムオール市長は共同記者会見で、両市間のコンタクトは、歴史的、文化的、経済的、人道的結束を発展させるために重要だと語りました。3月にイスタンブルを訪れたバコヤンニス市長は、両市間の対話は共通の未来のための新たな、よきスタートだと言いました。


「国際社会はタリバンと交流をつづけるべきだ」トルコ外相

国際社会はタリバンと関わりつづけるべきだと、トルコ外相が9月22日言いました。

 Hurriyet
バーチャル会議で外相たちと意見交換するトルコのチャウシュオール外相


メヴリュト・チャウシュオール外相は、政府間フォーラムのG20外相のバーチャル会議で、不法移民やアフガニスタンの人道的状況について、他の外相たちと意見を交換しました。

駐アフガニスタン・トルコ特使とタリバンの臨時外相は、この日の会議前に、人道的支援、保健、アフガン人難民、学生について話し合いました。

タリバンのザビフラー・ムジャヒド報道官は、アミル・カーン・ムッタキ氏(タリバンの指導者)は、トルコのジハド・エルギナイ特使に、アフガニスタンでのトルコのプロジェクトを完了するよう要請し、相互の関係と協力を維持したい意向であることを強調しました。

タリバンは8月15日、カブールを占領し、アフガニスタンの支配権を握り、アシュラフ・ガニ大統領と要人たちを国外に追い出しました。タリバンが思いがけず権力を握ったため、外国軍や組織に協力していたアフガン市民たちは、タリバンの報復を恐れて国外逃亡ラッシュが起こりました。


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米土がアフガニスタン、シリア、コーカサスについて話し合った

2021年09月22日 | 国際
9月23日 トルコとアメリカの外交トップが、タリバンが奪取した後のアフガニスタンに関して協力をつづけ、ナゴルノカラバフでのアゼルバイジャンとアルメニアの戦争が終わった後のコーカサスの安定のために、ともに取り組んでいくことを約束しました。

 Hurriyet

メヴリュト・チャウシュオール外相とアントニー・ブリンケン国務長官は、9月21日、ニューヨークで開かれた国連総会のサイドラインで、1時間の会談を行いました。

「わが国はアフガニスタンでのトルコの強い協力に感謝しています。アフガニスタンの今後に関する話はたくさんあるが、シリアからコーカサスまで、他の地域に関する問題もたくさんあります」とブリンケン国務長官は会談の初めに言いました。

「トルコとアメリカは強いパートナーとして、NATOの同盟国として、団結しています。今日の会談の時間内に、多くの話題をカバーできることを期待します」と彼は付言しました。

チャウシュオール外相は、アメリカのアフガニスタンでのすばらしい協力に感謝を述べました。「われわれはもちろん、今後もアフガニスタンで協力をつづけてゆき、両国の関係を強化するためにベストを尽くします」と外相は強調しました。

会談後、チャウシュオール外相はツイッターで、「ブリンケン国務長官とアフガニスタン、シリア、コーカサスの最新の状況について話し合った。これら地域に関してはアメリカと対話を続けてゆく」と言いました。


コロナ感染増加の中、保健省がソシアルディスタンスを要請

コロナウイルスの1日の感染数が増えつづけているため、ファフレッティン・コジャ保健相が、トルコはパンデミックの重要な岐路にあると警告し、人々にソシアルディスタンスその他の対ウイルス対策を守るよう呼びかけました。

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「1日の感染者数が2万になったら、転換期と考えられますが、いま1日の感染者数は約3万人になり、死亡者は260人になりました」と、コジャ保健相はツイッターに書き、9月21日、感染者は29,338人になったが、これは4月30日以来の最多数だと言いました。

保健相は人々に人ごみに寄りつかないこと、マスクを使用することを促し、コロナウイルスのワクチン接種を怠らないよう要請しました。トルコは迅速なワクチン接種計画を推進してきたにもかかわらず、いま、感染が急増しています。専門家はこれは人々の不注意な行動の結果だと言っています。

トルコでは8月からコロナ感染が増え、死者も増えています。専門家は、集中治療室に入ったり、死亡する重症患者の大部分はワクチン接種を受けていない人か、2度接種をしていない人だと言っています。


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チャウシュオール外相がNYで諸外国外相らと会談

2021年09月22日 | 国際
9月22日 トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相は、9月20日、ニューヨークで、コロンビア、ヴェネズエラ、バーレーンの外相らと個別に会談しました。

 Hurriyet
バーレーンのアルザヤニ外相(左)とトルコのチャウシュオール外相


コロンビアのマルタ・ルシア・ラミレス副大統領兼外相との会談では、両国は貿易と投資を促進するとことで合意したと、チャウシュオール外相は言いました。「われわれはテロや組織犯罪、不法移民との戦いで、さらに協力する」と外相はツイッターに書きました。

チャウシュオール外相はまた、ヴェネズエラのフェリス・プラセンシア外相との会談後、両国の貿易量はパンデミックにもかかわらず倍増したと語り、この勢いを持続していきたいと強調しました。バーレーンのアブドゥラティフ・ビン・ラシド・アルザヤニ外相との会談では、両国間の積極的な発展を話し合ったとということです。

68%以上の成人が2度接種を受けた

トルコの18歳以上の国民の68%以上がコロナ・ワクチンの接種を2度受け、接種を1度だけ受けた人は85%以上になったと、保健省がデータで示しました。

 Hurriyet

1月中旬に接種運動が始まって以来、トルコは1億600万回以上のコロナウイルス・ワクチン接種を行いました。約4300万の人々が2度の接種を受け、5300万人が1度接種を受けました。さらに、約1000万人が、3回目のコロナ・ワクチン接種を受けました。

全国81県のうちの7県が、人口の75%が2度の接種を受けています。保健省の分類では、住民の75%が2度接種を受けている県を「低リスク県」としています。全国一、人口の多いイスタンブルは、 成人の65%が2度目の接種を受けています。アンカラでは71%です。

人口数3位のイズミルでは、2度接種を受けた18歳以上の住民人は74%です。最高率の県は北西部クルクラーレリ県で77%、次が南西部のムーラ県で76%です。最低率は南東部のシャンルウルファ県で、2回接種を受けている成人は41%に過ぎません。


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「イスラム嫌いウイルスが急速にひろがっている」エルドアン大統領

2021年09月21日 | 国際
9月20日 エルドアン大統領は、9月19日、「トルコは国際舞台でのイスラモフォビア(イスラム嫌い)に対する戦いで、指導的役割を果たしている。イスラモフォビアは”挑発的で致命的な”ウイルスだ」と語りました。

 Hurriyet

「私たちは人間として、コロナ・ウイルスと、もうひとつの、もっと挑発的で致命的なウイルスと戦っています。そのウイルスの名は”イスラモフォビア・ウイルス”といいます」と、エルドアン大統領は、ニューヨークの「トルコ=アメリカ国家運営委員会(TASC)が組織した「公平な世界は可能だ」と題した会議でのスピーチで言いました。

「このウイルスは、長年、民主主義と自由の揺籃とされてきた諸国で、非常な速さでひろがっています」とエルドアン大統領は言いました。「イスラモフォビアはムスリムの日常生活を乱し、社会平和を脅かすトレンドになってきています」

トルコはイスラモフォビアに対する取り組みの一環として、イスラム協力機構(OIC)と国連と協力してきました。「私たちは私たちの宗教とムスリムの兄弟たちへの脅威を一掃するために、あらゆる努力をしてきました」とエルドアン大統領は語り、アメリカのムスリムたちからの支援を要請しました。

エルドアン大統領はまた、PKK,YPG,FETOなどテロ・グループの問題を詳述し、トルコ系アメリカ人たちに、これらテロ組織の真の顔をアメリカ大統領に伝えるよう要請しました。「結局、虚偽は真実の太陽に立ち向かうことはできません」と大統領は言い、テログループに対する団結の必要を強調しました。

トロイ博物館がヨーロッパ博物館学術賞を受賞

チャナッカレ県のトロイ博物館が、ヨーロッパ博物館学術特別賞を受賞しました。

 Hurriyet

文化観光省は9月19日、声明で、当博物館はまた、2020年のヨーロッパ博物館特別感謝賞を受ていると言いました。トロイ博物館は「今年のヨーロッパ博物館賞」と「ヨーロッパ博物館賞」の2つの特別賞を受けた、トルコで初の博物館です。

「当博物館は世界の最も重要な現代考古学博物館のひとつである」と声明は付言しています。この博物館は、4000年の歴史を持つ、世界でもっとも有名な古代遺跡の隣りにあります。

博物館の屋内スペースは12750平米あり、展示ホールは3000平米あります。トロイは古代ギリシアの詩人ホメロスの叙事詩「イリアド」によって不滅の地となりました。「イリアド」は10年に及んだトロイ戦争の最後の1年の物語です。


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全国教師の80%が2度目のワクチン接種を受けた

2021年09月20日 | 国内
9月19日 全国の教師のほぼ80%が2度目のワクチンの接種を受けたと、マフムート・オゼル教育相は言いました。「全国に71,300校の学校がありますが、ウイルスのために閉鎖した学校はありません」

  Hurriyet

接種を受けた教師の比率は日々、増加しており、教育相が就任した8月6日は73%でした。「9月17日現在、教師の92%が1回目の接種を受けています。1回接種した人の全国平均が83%ですから、教師たちは全国平均より8%も多く接種していることになります」とオゼル教育相は言いました。

また、2回接種した教師の率は、8月6日、59%でしたが、9月17日現在、比率は80%に跳ね上がったと、教育相は強調しました。「ウイルスのために、閉鎖された学校はありませんが、閉鎖されたクラスはあります。全国で感染が増えているのですから、これは当然のことです」と教育相は付言しました。

オゼル教育相はまた、教育省は保健省と密接に協力し、学校の対面授業をつづけるために、あらゆる必要な対策を取ってきたと、力説しました。


「トルコはアフガニスタンへの人道支援を躊躇しない」エ大統領

トルコはアフガニスタンに人道的支援を提供することに決して躊躇しないと、9月19日、エルドアン大統領は語りました。「支援はアフガン国家と市民社会双方へ供給されるだろう」

 Hurriyet

「人道的支援に躊躇はしません。わが国は国家として、またNGOを通じて支援を送ります」と、大統領は、国連総会に出席するためにニューヨークへ発つ前の記者会見で言いました。

エルドアン大統領はアメリカで9月21日にスピーチをすると言いました。「スピーチで私は、トルコの多角主義への強い支持と公平な世界秩序の確立という目標を強く訴えます。私は国連の主要な議題に関して、わが国の見解を発表します。人道を脅かすあらゆる勢力との対決を表明します」と大統領は語りました。

大統領はまた、今年の国連総会は、「コロナ・パンデミックの克服」「持続可能性の再建」「地球が必要とするものへの対応」「人権の尊重」「国連復活の希望を込めた復元力の構築」というテーマで開催されると言いました。

「わが国が重きを置き、指導的役割を果たしている健康、気候、持続可能な発展の問題は、本会議の重要な議題になる」と、エルドアン大統領は語りました。総会のいくつかのイベントはオンラインになるが、彼は「国連食糧システム・サミット」と「国連ハイレベル・エネルギー対話会議」に、ビデオ・メッセージで参加すると、大統領は言いました。


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